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遠藤さんたちと@沢瀉食堂(名古屋)

遠藤さんたちと@沢瀉食堂(名古屋)_f0030155_2134259.jpg(6月26日午後・記)
アップした写真、右手前から遠藤さん・僕、左手前から田中さん・丸山先生・野田さん。
もうかれこれ10年ほど前になるが、経済産業省のプロジェクトで「アジア人財」ってのがあった。簡単に言えば、留学生の日本での就職支援が目的。それが始まる前に、丸山茂樹先生から富山国際学院にその北陸地区を担当しないかという打診が、当時の岸井学院長にあった。僕はその頃は週2日か3日の非常勤講師だった。で、岸井さんから相談されて「やりたい」と手を挙げた。すばらしいプロジェクトではあったのだが、リーマンショックや縦割り行政、日本語教師の力不足、受講生の適性見誤りなどもあって、5年ほどで終わった。留学生の日本での就職は今もうまくいっていない。大学院・大学・専門学校・高専などの留学生で日本での就職希望者のうち、希望が叶うのはまだ2割以下でしょうか。多くが中国人でしょうね。日本は貴重な人的資源を無駄にしている。数年後を考えるとゾッとする。
アップした写真、「アジア人財」でのいわば戦友^^。僕以外の4人は東海地区でしたが、打ち合わせや教材作成などで共に日本語教育に携わった。「アジア人財」では就活支援やビジネス日本語がメニューで、僕のようなビジネスパーソン経験が薄い者には、遠藤さんや野田さんの経験・知見・パワーはずいぶん助かりました。お二人、高度成長期のビジネス戦士。
写真のメンバーの全員ってわけにはいきませんが、僕の名古屋出張時にこうして「夕食会」をやってます。今回は遠藤さんが幹事役で「沢瀉食堂」ってところ。確か国文学者に「沢瀉」って方がおられて、それで僕はこういう難訓苗字も読めます、「おもだか」って。沢瀉食堂のHPはこちら
当夜はコース料理。僕は楽しく生ビール3杯くらい飲みました。例によって途中寝ちゃって、遠藤さんに起こされました(照)。
丸山先生に送っていただいて、名鉄バスセンター発20:50の「ちてつ高速バス」に乗車。工事の影響でしょうか、0:27富山駅前着が30分以上の遅れ。「富山市役所」で降りて、富山国際学院へ。学院で仮眠して午前5時過ぎ帰宅。
僕の県外、5月は金沢・東京、6月は大阪・名古屋。7月は宮城県南三陸町に行きます。
# by tiaokumura | 2016-06-22 21:03 | 美味録2016 | Comments(4)

藤田嗣治展@名古屋市美術館

藤田嗣治展@名古屋市美術館_f0030155_15234390.jpg(6月26日午後・記)
6月22日(水)名古屋入国管理局出張。昨年3月に北陸新幹線が開業して、富山―名古屋は不便になった。以前は富山―名古屋は、まず富山―米原が「しらさぎ」で、米原―名古屋は東海道新幹線(料金は変わらない。時間が、「しらさぎ」のままで名古屋より20分ほど節約できる。米原で座席転換の手間も面倒ってとこもあるための米原での乗り換え)。それが北陸新幹線ができたせいで(金沢から西へまだ延伸してないのが最大の要因か)、富山から名古屋に行くには、まず金沢へ行ってそこで始発のしらさぎに乗らねばならない。富山―金沢、新幹線利用じゃめっちゃ高いし、「あいの風鉄道」で富山ー金沢も(第3セクターなんでしょうか)JR時代より料金がずいぶんと高い。そんなこんなで、名古屋出張、もっぱら高速バスを利用してます。3時間半くらいのバス旅。料金もめっちゃ安く、富山国際学院みたいなビンボー日本語学校には大助かりです^^。
6月22日(水)午前8時前、富山国際学院に車を置いて富山駅まで歩く。途中「青山」に寄って「ます寿し」購入。ここ、午前7時からやってます。今回お供本は2冊。
大橋鎭子『「暮しの手帖」とわたし』(暮しの手帖社)
笹山敬輔『昭和芸人 7人の最期』(文春文庫)
『とと姉ちゃん』、半分くらい終わったのでしょうか。僕は3回ほど観てませんが、あとはBSか地上波(あるいはその両方^^)で観ています。花森安治、出てきましたね。
笹山はケロリンの社長、筑波大大学院卒。まったく知りませんでした、彼のこと。本書、石田一松、清水金一以外(エノケン、ロッパ、エンタツ、金語楼、トニー谷)はオンタイムで知っています。
両書、いつかまたここで感想を書くかも。
名古屋出張で何か寄りたいと思ってネット検索してたら藤田展がヒットした。

生誕130年記念 藤田嗣治展―東と西を結ぶ絵画―
今回の展覧会は、東と西の間に花開いた藤田嗣治の芸術の全貌を紹介するものです。国内外の主要なコレクションをはじめ、近年フランス市に寄贈された未公開作品多数を含む、150点の代表作による本展は、複雑にして多面的な要素を持つ藤田芸術真髄に触れる絶好の機会となるでしょう。
名古屋市美術館
~7月3日
公式サイト:こちら

本展の構成は「Ⅰ 模索の時代(1909-18)」「Ⅱ パリ画壇の寵児(19-25)」「Ⅲ さまよう画家(30-37)」「Ⅳ 戦争と国家(38-48)」「Ⅴ フランスとの再会(49-63)」「Ⅵ 平和への祈り(52-68)」。秋田での大作は出されてませんが、「アッツ島玉砕」(1943。193.5×259.5。布/油彩。東京国立近代美術館(無期限貸与))はありました。これ、TVで何回か観てますが、オリジナルは初めて。
藤田は、戦犯リストには載ってなかったそうです。知らなかった。
藤田の父親(嗣章つぐあきら)って人もすごい人だったんでしょうね。森林太郎の次の陸軍軍医総監。あの時代にあってよくぞ息子を理解した。鷗外も藤田の画家になるにあたって貢献したようです(藤田に今の芸大進学を勧めた)。

本展、この後、兵庫県立美術館(7月16日~9月22日)、府中市美術館(10月1日~12月11日)に巡回。
名古屋市美術館のある公園、雀がずいぶんいた。鳩もいたけど、雀をこんなに見たのは久しぶり。小学生のころ、雀が出てくる劇に主演?したことあります、僕(激爆)。
# by tiaokumura | 2016-06-22 15:23 | 美術 | Comments(0)

『君の名は 第一篇』@シネ・ヌーヴォ(大阪九条)

『君の名は 第一篇』@シネ・ヌーヴォ(大阪九条)_f0030155_1752030.jpg(6月25日午前・記)
6月19日(日)大阪。行く前に夜はどうしようかと思い、ネットであれこれキーワードを入れて検索。「松竹120周年記念祭 女優王国松竹、そして松竹の監督たち」がヒットした。上映館は全く初めての「シネ・ヌーヴォ」。英語だと「ニュー・シネマ」とでもなるのでしょうか。
JRで西九条、そこから地下鉄で九条。大阪もsuica、使えます。駅から迷う。理髪店におかみさんがいたので聞いたら、その裏手だった。「シネ・ヌーヴォ」、入口がちょっと凹んだ感じで、通りからはすぐには見つからない。富山のコンビニで買っておいた1回券(1200円)を見せ、整理券をもらう。こういうシステムのミニシアターです、ここは。
上映まで間があるので近くで夕食を。町を歩きながら適当な店を探す。「九条ワイン食堂」ってイタリアンの店に入る。BARVIDA(バルビダ)系列。牛タンスモーク+アンチョビポテト+生ビール。ピザがこの日500円ってことで勧められたがサイズがどうも一人じゃ食べきれないと思い断る。
整理券の順に入場。客、20人くらいでしょうか。

君の名は 第1篇
男女の純真な愛を描き、3千万人という歴史的大ヒットとなった名作ドラマの第1作。大空襲の夜に互いの命を助けあった男と女は名乗り合わずに、半年後、数寄屋橋で再会を約束し別れるが・・・。運命の擦れ違いを繰り返す岸と佐田は一躍スターに。
1953年 日本(松竹)日本語 白黒 127分
監督:大庭秀雄
原作:菊田一夫
脚本:柳井隆雄
音楽:古関裕而
主題歌:「君の名は」「君いとしき人よ」
キャスト:
岸惠子(氏家真知子) 佐田啓二(後宮春樹) 淡島千景(石川綾) 川喜田雄二(浜口勝則) 野添ひとみ 笠智衆 月丘夢路 市川春代 他

シネ・ヌーヴォのHPはこちら
ここでビックリ。なんと『気狂いピエロ』(原題Pierrot Le Fou)を上映するではないか。これ、僕の人生でNo.1の映画です。『勝手にしやがれ』も同時上映。シネ・ヌーヴォに観に来ます。でも、東京でも上映するのでどっちで観るか、迷いがありますが。
# by tiaokumura | 2016-06-19 17:05 | 映画 | Comments(0)

電子教材作成講習会@大阪

電子教材作成講習会@大阪_f0030155_1441570.jpg
(6月25日午前・記)
6月19日(日)午前、大阪。自分、田舎者&方向音痴なんで^^、目的地の「イオンコンパス大阪駅前」ってぇビルが、ようわからん(泣)。事前にネットでアクセス地図はプリントアウトしてあったんですがねえ。ようやくビルが見つかり、エレベーターで会場階に達し、そこでまたちょっと迷ったが、会場会議室に入る。受付で2000円払い、ネームカードをもらう。10時半から始まってたので、僕は1時間近く遅れての会場入りになってしまった。
日本語教育にもICTの波。富山国際学院はビンボー日本語学校なんで、よそさまみたいに機器類導入は無理ですが、それでもいろんな準備→実践は必要。今回は、電子教材体験会。
Event1 電子教材を授業で「使う」
Event2 オリジナル電子教材を「作る」

の2部構成。1では「日本語教師用電子教材キットMagic Kitを直接体験」、2では「オリジナル電子教材作成アプリFinger Board Proによるタッチ教材の作成講習会」。
昼食はビル地下で「焼魚定食」みたいなのを食べ、午後は電子教材作成講習。著作権とかもあるので詳しく書けませんが、「語彙導入」「音声」「語彙表記確認」「文型確認」の4種の教材があり、その内前2者について体験しました。メカ音痴な自分でもある程度できそうな感じです。こういう教材作りにも「センス」ってのが必要だなあと思った。アップした写真、iPADは借りました。持参の僕のタブレットは使えなかった。
この後、少しずつでも電子教材作成してみようと思う。「電子教材」は学習者がワクワク・ドキドキ感で取組めるなど、いいことがいっぱい、なんでしょうけど、万能じゃない(当たり前ですが)ってことをきちんと把握しとかないと、作成が自己目的化して失敗するんでしょうね。
にしても、アクティブ・ラーニングなんかもそうですが、なんかめまぐるしく展開してる、日本語教育。小学校なんて今すさまじいことになってるんでしょうね、僕のようなアナログ人間には。
# by tiaokumura | 2016-06-19 14:41 | 日本語教育 | Comments(0)

こちかぜ@空清町で朝食

こちかぜ@空清町で朝食_f0030155_8321388.jpg
(6月25日午前・記)
5月は金沢3回、東京2回だったか。6月は大阪1回、名古屋1回。6月19日(日)大阪行き。一番の目的は電子教材作成講習会への参加。前日18日(土)午後11時・富山駅前発・ちてつ高速バスに乗る。翌早朝7時前、大阪(梅田)着。東京だと山手線に乗って時間をつぶすのですが、大阪だと環状線でしょうか。山手線より1周時間は短いみたい。
JR環状線玉造(たまつくり)下車。8時開店の「こちかぜ」を目指す。駅を出て広い通りを空堀町で左折。そこから迷う。ちょうど通り合わせて停車中のトラック運転手の方に尋ねる。彼、在日の方でしょうか、韓国系でした。仕事の手を休め、あれこれ探してくださる。近いみたいだがはっきりしない。お礼を言ってまた一人で探し始める。「そうだ、店に電話しよう」と思いつき、明星学園前でTEL。ケータイ、正直好きじゃないのですが、やっぱ、こういうとき、便利ですよね。お店の方、通りまで出て、ケータイ中の僕に手を振ってくださる。おもしろい出会いですよね^^。こういう時、人間っていいなあと思う。
入店、お客第1号。お店で働いているのは女性2人みたい。お目当ての「朝がゆセット」を頼む。おそるおそる^^ビールも。生はなく中ビン。
待つ間に、ご夫婦・女の子の3人、入店。奥様にアップした写真、撮っていただきました。
朝がゆセット(600円)は「おかゆ・6種のおかず・お茶」。量が心配でしたが、ゆっくり食べて完食できました。こちかぜのHPはこちら
僕、これで、東京・横浜・神戸・京都に次いで大阪にも早朝食事できるところ、できました。
# by tiaokumura | 2016-06-19 08:32 | 美味録2016 | Comments(0)