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言の葉つれづれ:2019年春

石牟礼道子
さくらさくら わが不知火は ひかり凪
隈研吾
建築は工業製品というよりも、そもそも大根に近い存在であり、そのような大地や天候と密着した物だと思う。
僕のデザインは衣服的であり、音楽的でありたい。
絲山秋子
本というものはとにかく点数が多い。自分に合う本を見つけるのは、素数を探すような難しさだと感じることもある。出版社や装丁家の仕事は、素数を探すための「エラトステネスのふるい」なのかもしれない。
村上春樹
僕らは若いころに世界はもっとよくなると信じていた。それが、(あるときから)理想を持たずに来てしまった。今の若者は世界が悪くなると思っていると思う。僕が10代のころに抱いていた理想主義を何らかの形で受け渡さないといけない。
イチロー
自分の限界をちょっと超えていく。その積み重ねでしか自分を超えていけない。
4千のヒットを打つには8千回以上悔しい思いをしてきた。
安藤百福
よい商品と売れる商品とは違う。
横尾忠則
芦雪・・・「なめくじ図」・・・去来する雑念を追わず、ただ知らんぷりして通り過ごす禅を髣髴とさせる無頓着さ、おおらかさ、おおまかさ、手抜きぶり、物足りなさに新しい時代の宇宙観を感じるのである。
丸山眞男
マスコミによってつくられる「有名性」が、圧倒的に人々のあこがれの対象となるのは、画一化社会にふさわしい現象だ。
鈴木健
愚かさを自覚することによってはじめて、人は愚かさが発現しない仕組みの構築に知恵をまわすことができる。
八村塁@NCAA最優秀選手表彰
今ここにいることに感謝しています。(渡米したばかりの時は)英語が話せず、米国の文化も分からなくてつらかった。でもチームメイトとコーチが助けてくれた。
中西進@東京の市民講座
たまたま同じ名前の人が考案したかのごとく言われているが、たぶん今ここに座っている人間とは違う。
上野千鶴子@東京大学入学式
世の中には頑張っても報われない人も頑張ろうにも頑張れない人がいる。恵まれた環境と能力を、自分が勝ち抜くためだけに使わず、恵まれない人々を助けるために使ってほしい。
頑張っても公正に報われない社会が待っている。頑張ったら報われると思うことが、恵まれた環境のおかげだったことを忘れないでほしい。
これからあなた方を待っているのは、正解のない問いに満ちた世界。未知を求めて、よその世界にも飛び出してください。
農口尚彦
家で何もしないでいると体の調子も良くない。やはり自分は仕事やな、と思います。
わしは下戸で酒が飲めない。だからお客さんの声を聞き、お客さんが喜ぶ酒を造ってきました。
酒は自分の思っただけで作ってはだめというのは、最初に杜氏になった「菊姫」で痛感しました。
10年から15年くらいでようやく杜氏をして自信が持てるようになりました。
東京でわしの酒を飲んで外国人が、こんな田舎まで来て買ってくれます。これからは海外でも大いに飲んでほしい。
by tiaokumura | 2019-04-20 14:32 | 言の葉つれづれ | Comments(0)

ハラールラーメン

f0030155_11463950.jpg(4月20日午後・記)
もうだいぶん前だが、朝日新聞・富山版に「ラーメン・イスラム教徒にも」「麵家いろは 豚肉・アルコール不使用」の記事。いつか食べようと思いながら、なかなか行けず、4月17日(水)富山国際学院勤務の合間の昼食で「麵家いろは」に。富山駅前CiCの地下にあります、このお店。このお店、ブラックラーメンで何度か東京のラーメンショーだったかで優勝してます。
アップした写真、ハラールラーメン。「Muslim Freiendly Menu No pork & Non Alcohol!」。ハラールラーメンは2種。「白えびチキンらーめん」と「スパイスカレーらーめん」。この日は僕は前者を注文。
ハラール日本語教師にならなかったら、知らんままだったかも。黒部にはパッシブキッチンといって、ハラル、ベジタリアン、ビーガンのためのレストラン、あります。富山県のHPにはハラル関係のレストランの紹介もあったかも。富山にもマレーシア、インドネシアなどから、イスラムの方々、観光や技能実習生などで来ておられます。町でもよく見かける。

話は変わりますが、「なつぞら」(連続テレビ小説の100作目とか)、ご覧になってますか。自分、ハマってるほどでもないですが^^、見てます。草刈の柴田泰樹、富山出身の設定。ネットってなんでもあるんですね。ネットのネタバレページに、柴田のモデルも説明あり。実際は、富山出身じゃなくって、岐阜県出身の太田茂市って方だそうです。「なつぞら」の前にBSでは「おしん」放映中。「おしん」子役の女優、「なつぞら」にも出演。あと、柄本佑、演劇部顧問役で。奥さんの安藤サクラ、「まんぷく」、出てた。夫婦で連続出演ですね。朝の連続テレビ小説って「4文字」「4音節」がいいんかも。マッサン、あまちゃん、ひよっこ、まんぷく、など。大河の4文字の「いだてん」は、視聴率、低迷みたいですが。宮藤官九郎他「あまちゃん」スタッフ参加みたいなんですがねぇ。
by tiaokumura | 2019-04-17 11:46 | 美味録2019 | Comments(0)

細川光洋:吉井勇と高志びとたち~戦中日記より(北日本新聞)

吉井勇(よしい・いさむ1886-1960)。「いのち短し戀せよ少女(おとめ)」(「ゴンドラの唄」作曲:中山晋平)。「かにかくに 祇園はこひし 寝(ぬ)るときも 枕のしたを 水のながるる」。「珈琲の濃きむらさきの一椀を啜りてわれら静こころなし」。晩年は爵位返上、京都北白川に住み、祇園通いとか。
富山県の地元紙北日本新聞2018年8月1日付(1945年8月1日から2日、富山大空襲)に「歌人・吉井勇の日記」。吉井勇は婦負郡八尾町(ねいぐんやつおまち。現在は富山市に編入)に疎開してた。当時の彼の日記『續北陸日記』(京都府立京都学・歴彩館所蔵)を細川光洋教授(静岡県立大学。日本近代文学)が確認。富山大空襲には「その悲惨なる光景は、さながら地獄の変相図を見るが如し」との記述。
吉井の日記『續北陸日記』『洛東日録』『北陸日記』、B6版ノート2冊。北日本新聞「吉井勇と高志びとたち~戦中日記より」が細川教授執筆、毎月第2木曜・第4木曜と連載が始まった。

細川光洋:吉井勇と高志びとたち~戦中日記より
(北日本新聞2018年8月9日~2019年3月28日。全16回)
1 藻谷銀河 薬の返礼 歌に込める 仲間の招き 八尾へ疎開
2 翁久允 雪中の来訪に親愛の情 疎開翌日の日記から3首
3 川崎順二 八尾疎開のキーマン 「おわら」新作 期待も
4 谷井秀峰 和紙が結んだ出会い 「甚六会」最年少の同人
5 長谷川剣星 客観的に疎開時代記す 八尾の”かたりべ”
6 小杉放庵 酒間の友 気脈通じる 八尾疎開時に再会
7 小谷契月 八尾の文化の至宝 風土と結びつく歌ごころ
8 林秋路 おわら板画家 笛の名手 信じた芸の道に生きる
9 富山大空襲 身近な人々を失う 警報の日時 逐一記録
10 終戦 「玉音」に涙 無念にじむ 歌集原稿を破却
11 廣田不孤斎 美術談議に花咲かせる 古美術商 疎開で八尾へ
12 吉田桂介 手漉き和紙一筋 青年時代 歌通して交流
13 玉生寛治 美術愛した酒屋の主人 打ち解けた関係築く
14 宮田旅館の娘たち 散歩に誘い 歌教える 疎開時 2カ月滞在
15 「人情の酷薄」の真実 背景に「居所」問題 希望叶わず苛立ち
16 残夢 再び京都へ 深い感慨 宝青庵で3年過ごす
by tiaokumura | 2019-04-14 13:40 | 富山 | Comments(0)

本、雑誌、あれこれ

f0030155_14541667.jpg恩田陸『蜜蜂と遠雷』(上)
幻冬舎文庫(幻冬舎)
平成31年4月10日初版
730円+税

恩田陸『蜜蜂と遠雷』(下)
幻冬舎文庫(幻冬舎)
平成31年4月10日初版
730円+税

見城徹『異端者の快楽』
幻冬舎文庫(幻冬舎)
平成31年4月10日初版
650円+税

細木原青起『日本漫画史 鳥獣戯画から岡本一平まで』
岩波文庫(岩波書店)
2019年3月15日 第1刷
720円+税

松本健太郎・編著『おとなのための知的雑学』
彩図社
2019年3月28日第2刷
787円+税

クロワッサン2019 4/25「あたらしい東京。」
540円

Hanako May 2019「ふだんづかいの大銀座」
840円

こないだNHKで浜松のピアノコンクール、やってた。牛田智大が中心に。彼、中村紘子に指導を。これ見てて、恩田の本を思い出した。ちょうど、その本、幻冬舎文庫で出るってんで買おうと。恩田は小学生時代の1時期、富山で。彼女、五番町小学校(今は統合)に通ってた。僕、その近所で働いてたことがあるんですが、年で見ると、すれ違いだったみたい。彼女が去ったあと僕が勤務。

幻冬舎文庫、恩田本と同じに見城本も。この親本は出版当時に読んだ気がする。

岩波文庫の新刊見てたら、この『日本漫画史』。親本は1924年7月刊『日本漫画史』(雄山閣)です。この本、知らなかった。著者も初耳。この本の続き、清水勲、書いてくれたら。清水に『年表 日本漫画史』(臨川書店)はあります。

今日4月13日は近所の整形外科に。「讀賣」「日経」「北日本」「富山」の新聞を買いにコンビニ寄ったら、この本があった。病院での待ち時間に読もうと購入。なんか、授業のネタ、話のタネ、あるかも。

今年7月に3泊4日で東京・横浜を予定。この雑誌2誌、情報入手で購入。今回の旅行、食べ歩きも^^。今回は、海老蔵歌舞伎、はとバス、屋形船、新感線、ジャズバーなども。ただ、予約とかがどうも難しそうで。
by tiaokumura | 2019-04-13 14:54 | | Comments(0)

4月の読書

f0030155_13483231.jpg(4月13日夜・記)
加藤周一『羊の歌-わが回想-』
岩波新書(岩波書店)
2019年1月15日 第62刷

加藤周一『続 羊の歌-わが回想-』
岩波新書(岩波書店)
2019年1月15日 第44刷

堀井憲一郎『1971年の悪霊』
角川新書(KADOKAWA)
2019年1月10日初版
860円+税

加藤重弘『言語学講義-その起源と未来』
ちくま新書(筑摩書房)
2019年3月10日第1刷

ドナルド・キーン 角地幸男・訳『ドナルド・キーン自伝』
中公文庫(中央公論新社)
2019年3月25日改版
820円+税

こないだ、なんでだったか忘れたが(汗)、加藤周一の『羊の歌』を読みたいと思った。堀田か福永あたりからだったか。「羊の歌」は高橋和巳「邪宗門」と前後して朝日ジャーナル(今はない)に連載してた。後に岩波新書に。今回、少しずつ読んでる。正続2冊。加藤は、今では死語なのだろうが、エリート、知識人。さまざまな分野でも発言、行動。今の文学者に彼のような人、いないでしょうね。

堀井本、新聞広告で見て、高橋和巳を取り上げてるということで購入。彼、僕より12歳年下(1958年京都生まれ)。本書、高校紛争、岡林信康、ウッドストック、小さな恋のメロディー、ローリングストーンズ、パリ五月革命、文化大革命など。高橋は「第3章 高橋和巳が死んだ5月」で。本書、索引はありませんが、「参考文献」あり。

僕は59才^^で富山大学言語学コース3年次に編入。加藤重弘先生は富山大学準教授(准教授?)から既に北海道大学に移られてましたが、年に1回先生の集中講義が富山大学であり、自分、受講できました。成績、それなりに良かったかも^^。当ブログにもそのあたり書いてます。本書、入門書でしょうが、中身は濃い。

こないだ嶋田和子先生の福井での研修会のあと、夕食会も。その時のお話に、ドナルド・キーンさんのことも。キーンさんの養子でしたっけ、日本人の方、嶋田先生と親戚筋になるみたい。本書「増補新版」。親本は『私と20世紀のクロニカル』(2007年7月 中央公論新社)。
by tiaokumura | 2019-04-07 13:48 | | Comments(0)