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カテゴリ:本( 246 )

本、あれこれ

f0030155_19390879.jpg(6月23日午前・記)
ブレイディみかこ『女たちのテロル』
岩波書店
2019年5月30日 第1刷
1800円+税

森田真生『数学の贈り物』
ミシマ社
2019年3月22日 初版
第1刷1600円+税

森田真生『数学する身体』
新潮社(新潮文庫)
平成30年5月15日 2刷
490円+税

岡潔 森田真生編『数学する身体』
新潮社(新潮文庫)
平成31年4月1日 発行
550円+税

笹舟会『笹の舟 美酒を求めて四〇年』
笹舟会(ささしゅうかい)
2019年5月25日
非売品

ブレイディみかこの名は岩波書店のPR誌「図書」で知った。名前からすると、彼女、国際結婚なんでしょうね。図書連載「女たちのテロル」。金子文子も出てきた。この連載、やがて単行本になるってことで、出版後さっそく購入。ブレイディの表記語彙、ときどき独特。下品な言葉はまあ当たり前だとして^^、カタカナ語など、自分にはようわからんのも。文脈から判断してこうなんだろうなあと理解してますが、どうなんだろう、誤解も。
本書、韓国映画『金子文子と朴烈』(こないだ「ほとり座」で観た。当ブログに記事あり)についても引用。朴烈の詩「犬ころ」(本書pp95-96)、原文ってそうだったんですね、知らなかった。
本書、金子文子、エミリー・デヴィソン、マーガレット・スキニダー。「道徳や恋愛の呪縛を超え、全力で生き、闘った、百年前の女たちが甦る。過去を未来に向けて解き放つ、怒涛の三つ巴伝記エッセイ」。
ブレイディ、ときどき朝日新聞にも寄稿。岩波書店からの既刊に『ヨーロッパ・コーリング』。

本年5月18日、富山県黒部市で森田真生さん「数学の演奏会」に参加。昨年に続き2回目の参加。どちらもブログ記事あり。当日、上述の3冊購入。
『数学の贈り物』はミシマ社刊。讀賣、日経、北日本の各紙でも紹介されてた本。朝日新聞は見逃してたか。「同時代の100万人に読まれても忘れられてしまう本より、50年後にこの本を手に取った1人の人生が変わる。そういう本にしたい」(北日本新聞)。
『数学する身体』、読了。ほとんどわかってない読み方でしたが^^。小林秀雄賞受賞作。「数学する」って言い方、違和感もありますが。日本語教育で「する動詞」とかって言い方してますが、「数学する」は本書のような場所で成り立つのかも。いや、生活するなどと同じように数学するもありなんかも。
3冊目、森田編の岡潔。大学生時代、H君だったか岡潔ファンだった。

5冊目、非売品。友人の亀井哲治郎君から「謹呈」^^。彼、編集委員会代表とか。彼からはだいぶ以前、河野裕昭さんの写真満載の大吟醸の本ももらったことがある。
佐藤總夫さんって全く知らなかった。農口尚彦さん「批評が私を育ててくれた」。農口さんってお酒、全く呑まない方なんですね、ビックリ。亀井君は「歳月-佐藤總夫先生のこと、など」。富山の銘酒「立山」のこともちょっ出てきてる。僕、こないだ初めて「勝駒」呑んだ。富山にもおいしい日本酒、たくさんあるんですね。
by tiaokumura | 2019-06-16 19:39 | | Comments(0)

Newton「学びなおし 中学・高校物理」

f0030155_13251262.jpg今はどうなんだろう、あの頃の高校は入学時点で文系か理系か決めなければならなんだ。自分、今はあかんけど、15才の頃は記憶も知識もあったんじゃろね、高校受験、突破できた。中学同級生には就職組も。「あゝ上野駅」の時代。大学進学だって少数派だった。で、進学校になるんでしょうね、高校は富山高等学校に進学した。あれ、ガイダンスか何かだったんでしょうか、クラス振り分けあって、僕は文系、選んだ。運命の始まりだったんかも(笑)、高校進学。僕は文系だったんで、社会科系科目、多かったんか、大学受験では社会系2科目、理科系1科目でした。高校では、雲井先生や岡田(本木)先生、高井先生、平井先生が社会科科目だったか。
物理」なんて、中学時代、今は中学教科書で、音とか光とか電気、力、学ぶんでしょうね。自分、あの時、理系選んでたら、どんな人生だったんだろう。高度成長期の時代、理系のほうが多かったかも。
こないだ本屋行ったら、この雑誌があった。中見てもチンプンカンプンなんでしょうが^^10連休中に読もうかと買った。
今月、理系高校留学生に日本語授業担当。この本、役に立たんだろうけんど。
この雑誌
なるほど!自然界の“ルール”がよくわかる!
「光と音 波とは何か」「物理の基本 力と運動」「現代社会を支える 電気と磁気」
です。
「温度には絶対零度という下限がある」って不思議。宇宙には終わりがないそうだけど。下限=終わり、じゃないのでしょうね。
by tiaokumura | 2019-05-03 13:25 | | Comments(2)

本、雑誌、あれこれ

f0030155_14541667.jpg恩田陸『蜜蜂と遠雷』(上)
幻冬舎文庫(幻冬舎)
平成31年4月10日初版
730円+税

恩田陸『蜜蜂と遠雷』(下)
幻冬舎文庫(幻冬舎)
平成31年4月10日初版
730円+税

見城徹『異端者の快楽』
幻冬舎文庫(幻冬舎)
平成31年4月10日初版
650円+税

細木原青起『日本漫画史 鳥獣戯画から岡本一平まで』
岩波文庫(岩波書店)
2019年3月15日 第1刷
720円+税

松本健太郎・編著『おとなのための知的雑学』
彩図社
2019年3月28日第2刷
787円+税

クロワッサン2019 4/25「あたらしい東京。」
540円

Hanako May 2019「ふだんづかいの大銀座」
840円

こないだNHKで浜松のピアノコンクール、やってた。牛田智大が中心に。彼、中村紘子に指導を。これ見てて、恩田の本を思い出した。ちょうど、その本、幻冬舎文庫で出るってんで買おうと。恩田は小学生時代の1時期、富山で。彼女、五番町小学校(今は統合)に通ってた。僕、その近所で働いてたことがあるんですが、年で見ると、すれ違いだったみたい。彼女が去ったあと僕が勤務。

幻冬舎文庫、恩田本と同じに見城本も。この親本は出版当時に読んだ気がする。

岩波文庫の新刊見てたら、この『日本漫画史』。親本は1924年7月刊『日本漫画史』(雄山閣)です。この本、知らなかった。著者も初耳。この本の続き、清水勲、書いてくれたら。清水に『年表 日本漫画史』(臨川書店)はあります。

今日4月13日は近所の整形外科に。「讀賣」「日経」「北日本」「富山」の新聞を買いにコンビニ寄ったら、この本があった。病院での待ち時間に読もうと購入。なんか、授業のネタ、話のタネ、あるかも。

今年7月に3泊4日で東京・横浜を予定。この雑誌2誌、情報入手で購入。今回の旅行、食べ歩きも^^。今回は、海老蔵歌舞伎、はとバス、屋形船、新感線、ジャズバーなども。ただ、予約とかがどうも難しそうで。
by tiaokumura | 2019-04-13 14:54 | | Comments(0)

4月の読書

f0030155_13483231.jpg(4月13日夜・記)
加藤周一『羊の歌-わが回想-』
岩波新書(岩波書店)
2019年1月15日 第62刷

加藤周一『続 羊の歌-わが回想-』
岩波新書(岩波書店)
2019年1月15日 第44刷

堀井憲一郎『1971年の悪霊』
角川新書(KADOKAWA)
2019年1月10日初版
860円+税

加藤重弘『言語学講義-その起源と未来』
ちくま新書(筑摩書房)
2019年3月10日第1刷

ドナルド・キーン 角地幸男・訳『ドナルド・キーン自伝』
中公文庫(中央公論新社)
2019年3月25日改版
820円+税

こないだ、なんでだったか忘れたが(汗)、加藤周一の『羊の歌』を読みたいと思った。堀田か福永あたりからだったか。「羊の歌」は高橋和巳「邪宗門」と前後して朝日ジャーナル(今はない)に連載してた。後に岩波新書に。今回、少しずつ読んでる。正続2冊。加藤は、今では死語なのだろうが、エリート、知識人。さまざまな分野でも発言、行動。今の文学者に彼のような人、いないでしょうね。

堀井本、新聞広告で見て、高橋和巳を取り上げてるということで購入。彼、僕より12歳年下(1958年京都生まれ)。本書、高校紛争、岡林信康、ウッドストック、小さな恋のメロディー、ローリングストーンズ、パリ五月革命、文化大革命など。高橋は「第3章 高橋和巳が死んだ5月」で。本書、索引はありませんが、「参考文献」あり。

僕は59才^^で富山大学言語学コース3年次に編入。加藤重弘先生は富山大学準教授(准教授?)から既に北海道大学に移られてましたが、年に1回先生の集中講義が富山大学であり、自分、受講できました。成績、それなりに良かったかも^^。当ブログにもそのあたり書いてます。本書、入門書でしょうが、中身は濃い。

こないだ嶋田和子先生の福井での研修会のあと、夕食会も。その時のお話に、ドナルド・キーンさんのことも。キーンさんの養子でしたっけ、日本人の方、嶋田先生と親戚筋になるみたい。本書「増補新版」。親本は『私と20世紀のクロニカル』(2007年7月 中央公論新社)。
by tiaokumura | 2019-04-07 13:48 | | Comments(0)

18-19冬シーズン 本いろいろ

f0030155_10521100.jpgジュール・ベルヌ『地底旅行』
岩波書店 岩波少年文庫
2018年11月18日 第1刷
840円+税
*子どもの頃、わくわくしながら読んだ。本書は平岡敦による新訳。

安藤百福発明記念館編『転んでもただでは起きるな!』
中央公論新社 中公文庫
2018年9月25日 4刷
590円+税
*NHK『まんぷく』、BSか地上波でほぼ毎日見てます。チキンラーメン、そろそろかも。

石ノ森章太郎『章説 トキワ荘の青春』
中央公論新社 中公文庫
2018年10月25日 初版
800円+税
*こないだ東北AIDのバスで石巻、行って来ました。2011年4月以来かなあ。

村上春樹・安西水丸『村上朝日堂』
新潮社 新潮文庫
平成25年10月30日 49刷
590円+税
*今プライベートレッスンしてる女性にこの本あげました。読みやすいかなあ。

ロバート・キャンベル他編『東京百年物語1』
岩波書店 岩波文庫
2018年10月16日第1刷
810円+税
*『東京百年物語』シリーズ3分冊の1冊目。1は「江戸から明治へ」。

ロバート・キャンベル他編『東京百年物語2』
岩波書店 岩波文庫
2018年11月16日第1刷
740円+税
*ロバート・キャンベル、「生産性」で発言、ありましたよね。2は「震災からの復興」。

隠岐さや香『文系と理系はなぜ分かれたのか』
星海社(発行所)講談社(発売元) 星海社新書
2018年8月24日第1刷
980円+税
*隠岐は科学史家。僕は「文系」ですが・・・。高校入学時点で選んでた。

三島由紀夫『若人よ蘇れ・黒蜥蜴 他一編』
岩波書店 岩波文庫
2018年11月16日第1刷
910円+税
*三島、岩波文庫2冊目。カバー写真は三島、丸山明宏。監督・深作欣二。

菊池聡『<超・多国籍学校>は今日もにぎやか!』
岩波書店 岩波ジュニア新書
2018年11月20日第1刷
820円+税
*横浜市立飯田北いちょう小学校。県営いちょう団地。

内田宗治『外国人が見た日本』
中央公論新社 中公新書
2018年10月25日発行
880円+税
*副題は、「誤解」と「再発見」の観光150年史。

松丸亮吾『東大松丸式 数字ナゾトキ』
ワニブックス
2018年12月9日初版
1000円+税
*彼の出てるTV番組、ときどき見てます。『東大ナゾトレ』、2冊買ったかも。
by tiaokumura | 2019-01-05 10:52 | | Comments(0)

大本教

f0030155_10453440.jpg(1月2日午後・記)
昔は数え年と言って元日に年齢が+1歳だった。自分、それで行けば当年73歳。後期高齢者入りも可能なお年頃に^^。さて、これまでの人生、1位にランクインは、歌は藤圭子、漫画は永島慎二、映画はゴダール『気狂いピエロ』、美術はジャコメッティ『裸婦立像』、外国語はフランス語、仕事は日本語教師、そして小説は高橋和巳『邪宗門』になろうか。
『邪宗門』は朝日ジャーナルに連載。今手元にあるのは
『高橋和巳作品集4 邪宗門(河出書房 1970年1月)650円』
単行本は2冊だったんかなあ。覚えていない。この本、函入りですが、いまやキツキツに^^。同作品集、1『捨子物語 他』2『悲の器 他』3『憂鬱なる党派』4『邪宗門』5『わが心は石にあらず』6『日本の悪霊 他』7『エッセイ集1(思想篇)』8『エッセイ集2(文学篇)』9『中国文学論集』の全9巻。僕は高橋和巳は高校生の頃、岩波の中国詩人選集『李商隠』で知ったんかなあ。『広辞苑 第六版』(2008年1月11日)に拠ると(p1710・4段目)、高橋和巳(たかはし・かずみ1931-71)は「・・・戦後知識人の問題を社会的広がりの中に追求し、全共闘運動を支持、誠実に自己を問いつめた。・・・」。

2018年12月20日(木)、大阪出張の途中、京都で竹林の小径トロッコ列車。嵯峨野線亀岡駅で大本の広告看板を見た。寄ってみようと思った。高橋の『邪宗門』は大本教がモデル。亀岡駅駅員に訊くも要領を得ず。駅前のタクシー利用。京都タクシー。アップした写真、「ギャラリーおほもと」。出口王仁三郎(でぐち・おにさぶろう1871-1948)、出口なお(でぐち・なお1837-1918)。高橋和巳『邪宗門』の千葉潔は王仁三郎がモデルになるか。だいぶ違うけど。展示の王仁三郎『旅日記』では富山の雨晴も。歌に「・・・有磯雨晴巌窟に包む・・・」と義経を詠んだ歌も。この間、雨晴で日本語授業、担当してた。出口なお68歳の「うしとらの・・・でぐちのかみとあらわれる」もあった。ギャラリーの受付の方、富山出身(呉西のほう?)。不思議なご縁です。この地(天恩郷)は、王仁三郎が明智光秀の居城・亀山城を入手したそうです。
亀岡から京都。車中で自由席特急券650円。大坂で昼食。どこがいいかわからず、地下街の店で。「梅田麹室 豊祝」。カウンターで、鯛茶漬け、豊祝セット(燗)。昼食後、出張先の新大阪丸ビル新館へ。
by tiaokumura | 2018-12-20 10:45 | | Comments(0)

松本修『全国マン・チン分布考』

f0030155_756538.jpg(12月16日夜・記)
皆さんのところでは何でしょうね。うちんところは「ちゃんべ」「ちんぼ」です。
柳田國男(やなぎた・くにお1875-1962)の『蝸牛考』の「方言周圏論」に通じる、松本修の前著『全国アホ・バカ分布考』、感心しながら読んだ。スリリングな本。ちなみにうちんところはこれは「だら」です。
本書、写真の帯(阿川佐和子)にあるように、「まことの学問」。

こうして中世の最高級の贅沢な食品「マンジュー」に始まった女陰名は、やがて「マン」「オマン」という御所ことばを経て、ついに「オマンコ」という最高に愛すべき、慈しみ深き、かわいい呼称にまでたどり着いたのです。(p80)
青森県の感受性あふれる寺山修司少年は、「オマンコ」という言葉が持つ「優雅」なる美しさを鋭く直感し、初々しい魂を揺さぶられたのでした。この修司少年が胸の奥底、深くに感じた「優雅さ」とは、もししかすると京の御所のみやび、畏れ多くも天皇を含む皇室そのもののみやびだったかも知れないのです。(p85)
この女陰語「ダンベ」は、「チャンベ」よりもっと京から遠くまで展開しています。(p103)

富山大学の中井精一教授が「富山県方言辞典」を出されるそうです。北日本新聞「富山弁辞典 出版するちゃ」。この本、高くなければ買いたい。佐伯安一さん、簑島良ニさんは故人。
by tiaokumura | 2018-12-01 07:56 | | Comments(0)

朗読と音楽の夕べ『星の王子さま』

f0030155_17453126.jpg(12月13日夜・記)
朗読と音楽の夕べ2018 第5回プログラム
日時 平成30年11月23日(金)18:00~18:50
会場 高志の国文学館
朗読者 岡部里香(BBT富山テレビアナウンサー)
朗読作品 サン=テグジュペリ『星の王子さま』
演奏者 守護菊野(ヴィオラ) 林原恵子(ピアノ)

富山国際学院からごく近くにある高志の国文学館でのこのイベントに参加。ほぼ満員でした、参加者。シニアが多い感じ。朗読個所は「第8章~第9章 第20章~第21章」。
僕なんかには『星の王子様』は内藤濯(ないとう・あろう1883-1977)訳ですね。岩波少年文庫だったんかなあ。今は岩波文庫にも。著作権の関係でしょうか、先年、池澤夏樹などの新訳が一挙に。今回の朗読はそんな新訳からみたい。あと、学生時代に原書の講読もやった。原題は「小さな」なんですよね。これを「星の王子さま」としたのは内藤の卓見・名訳でしょうね。新訳、どうしてもそのあたり意識せんならんだでしょうね。学生時代、ジェラール・フィリップのレコードも聴いたかも。「ね、ヒツジの絵をかいて」なんて歌もあった。
今回の演奏曲は
To A Wld Rose Sault d’amour こぎつね 「ピアノソナタ第14番作品27-2」より第1楽章 エストレリータ Halling Cavatine op85-3「6つの連作商品より」 オードリー<maintheme>
だったそうです。このあたり、ワシにはよううわからん(汗)。守護も林原も富山県立呉羽高校普通科音楽コース卒業。
by tiaokumura | 2018-11-23 17:45 | | Comments(0)

朗読と音楽の夕べ2018 堀田善衞『若き日の詩人たちの肖像』

f0030155_15285013.jpg(11月25日夜・記)
朗読と音楽の夕べ2018 第4回プログラム
堀田善衞『若き日の詩人たちの肖像』
平成30年11月9日(金)
高志の国文学館ライブラリーコーナー
朗読者:陸田陽子(北日本放送アナウンサー)
朗読作品:堀田善衞『若き日の詩人たちの肖像』
演奏者:中沖いくこ(ピアノ)
構成:
オープニングトーク
第1部
 第一部第一章より
 シューマン作曲 クライスレリアーナ第1曲より抜粋
 シューマン作曲 クライスレリアーナ第2曲より抜粋
フリートーク
第2部
 第二部第二章より
 山田 耕筰作曲 ピアノのためのからたちの花
 シューマン作曲 クライスレリアーナ第3曲より抜粋
 ショパン作曲 英雄ポロネーズ

朗読『若き日の詩人たちの肖像』(新潮社1968年)版では、p11、p14、p135、p175、p177、p179など(たぶん)。
by tiaokumura | 2018-11-09 15:28 | | Comments(0)

馬場あき子:語る-人生の贈りもの

朝日新聞、今回の「語る-人生の贈りもの」は馬場あき子(ばば・あきこ1928-)。僕が馬場あき子を知ったのは、たぶん、『鬼の研究』(三一書房 1971)でしょうね。あの頃僕は国文学徒で(大学7年生だったかも^^)、アカデミックな世界が最高と思ってたので、こういう著者がこういう本を出すことに、なんか、すごいと感じた。あの頃はもっと前から、西郷信綱、唐木順三、大岡信らも、古典文学について本を出してた。吉本隆明は源実朝、西行だったか。この辺り、年代、違ってるかもしれないが。

馬場あき子:語る-人生の贈りもの
全14回(2018年10月8日~10月26日) 聞き手:岡恵里
1 90歳 なんだか毎日忙しい
2 死別の母 一緒の記憶はひとつ
3 祖母には天才と信じられたけど
4 継母との暮らし 姉妹みたいに
5 「つまらない」と書いた作文が
6 学徒動員 友に教わった長唄
7 能に夢中 本を売り見に行った
8 能に比べると歌人の男って地味
9 「歌のいとこ」寺山修司は言った
10 突然家を出た 環境変えたくて
11 「鬼の研究」出版、生活が一変
12 「かりん」創刊 同人誌ぽかった
13 投稿の歌 読み続けるだいご味
14 人生 人間はひとりという自覚

13回では、朝日歌壇、富山の松田梨子さん、わこさん姉妹のことも。以下、今回の記事中の掲出歌から数首引用。
ちのみごのわれを育てしおばあさまは骨ばりて痩せし丹波の人なり
人恋ふと語ればすぐに親捨ててゆくごと憂ふ母の瞳よ
山ざくら花散り果てし木の幹を静かに露の伝ひ居るかも
軍国少女のわれが旋盤をまはしつつうたゐし越後獅子あはれ
敗戦は迫り絢爛と牡丹咲き乙女らは焼き米をかすか食みゐし
目をきめて舞へと宣らせば胸深き迷ひは秘して扇をかざす
君が妻われのよそへる割烹着白く美しくゆふべとなれり
少年の問ひに答へてチョーク取ればわが手ほのかに糠のにほいす
足裏を舞によごしし足袋ひとつ包みてわれのまぼろしも消す
さくら花幾春かけて老いゆかん身に水流の音ひびくなり
一生に詠むうた読むうた思ひ出に梔子のはな咲きそふやうな
きみの死のみづみづとわれの手に甦るまだ温かき胸や肩や手

朝日新聞「人生の贈りもの」、次回は菊池武夫さんです。芦田淳さん、亡くなられましたね。
by tiaokumura | 2018-10-28 15:07 | | Comments(0)