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2019年 05月 18日 ( 2 )

森田真生さん「数学の演奏会」@シーラカンス毛利武士郎記念館

f0030155_18523872.jpg(5月23日朝・記)
5月18日(土)森田真生さん「数学の演奏会」に参加。数学の演奏会に参加するのは2回目です。自分、ブログやってて便利で、ここ、備忘録/アーカイブになってる。僕は高橋書店の手帳も使ってて、過去何年か分の手帳、捨てずに取ってある。記憶アホな自分、ブログも手帳も過去を知るのに重宝です。ここのブログ、もちろん自分の全てさらけ出してるわけじゃないですが(私小説じゃないですもんね^^。あと、仕事上のことも気を付けてる。コンプライアンスってやつでしょうが)、森田さんの前回の演奏会、ブログ記事にしてます。前回は2018年10月30日(土)でした。森田さんとのツーショット写真も(照)。森田さんは僕より10cmほど背が高い。

今回の演奏会のスケジュールは
13:30~ 毛利武士郎作品解説→「演奏会」前半→休憩→「演奏会」後半
で、17:30終了。でも、あったりまえですが^^、5時半では終わらず、終了は6:15頃でした(激爆)。アップした写真、再び森田さんと2ショット^^。このブログ記事、森田さんのご了解、得てます。帰りに加藤陽子さん(一本ゲタ大使館)に、アンケート、森田さんへの質問、渡す。前回もそうでしたが、今回も車での帰り、難儀した。なんとか、車、8号線に入れて、スシローで夕食。

今回の演奏会、キーワードは、Intiimacy/Integrity、九鬼周造でしょうか。

皆さん、ご存知ですか、上述の英単語2語。僕、THE OXFORD REFERENCE DICTIONARY NEW ILUSTRATED BOTH A DICTIONARY AND AN ENCYCLOPAEDIAっての持ってるんですが(1986年刊?。日本じゃ「広辞苑」みたいなもんか)、帰宅後、それで調べたら、Integrityはhonesty、wholeness;soundnessでした。フランス語ラテン語のintegerからか。同書p427left。Intimacyのほうは、being intimate、an intimate act;sexual intercourse。同書p429right。Intimateはclosely acquainted,familia、private and personalなど。Intimacyにsexual intercourseの意味もあるなんて、ヤバイ^^。森田さん、きっとご存じだったんでしょうね(笑)。Intimateの3番目の意味にhaving sexual relationshipsも^^。村上春樹『騎士団長~』に「あらない」出てきますが(日本語教育で言う「ない形」。読む→読まない、食べる→食べないなど)、being、森田さんもおっしゃってましたが、なかなかすごい言葉かも。今、北日本新聞で村上春樹のインタビュー、連載中です。今朝も。
前半、他に岡潔、デカルト、意味/記号・数/数字、空海、西周、チューリング、フレーゲ、コンピューター、semantic(わかる)/syntax(できる)など。自分、森田さんの演奏会、なんとなくわかったようなわかんないような(笑)。僕、森田さんのお話、どんだけわかったんやら。「数学」、なんでしょうね。

休憩の後、後半。
「意味の世界を広げていく」「偶然性を少なくする」「学習」「学び」。
九鬼周造(くき・しゅうぞう1888-1941)、僕も若いころ、読みました。今も岩波で読める。
『「いき」の構造』。媚態(色っぽい)、意気地(張り)、諦め(あかぬけ)。
『日本詩の押韻』。「ロゴズがメロス(歌)として目覚めた時に、初めて「言霊のさきはふ国」ということが、世界に向かって聊かの欺瞞なく言われ得るのである。」。今、加藤周一『羊の歌』(岩波新書。「続」も)、読んでます、そこで日本詩の押韻、出てきてた。
そして、九鬼「偶然性の問題」。偶然性、①あることもないこともできる、②何かと何かが違う、③稀にしか起こらない。あることしかできない必然性、ないことしかできない不可能性。ここで上述の英単語2語、関連してくるんでしょうね。
最後に「学問」について。1810年、フンボルト「ベルリン大学」。
森田さん、お子さんの誕生・子育ても、自らの研究(森田さんは「独立研究者」)に大いに影響してるんでしょうね。森田さんは京都在住。

以上、当日のメモ(我ながらきったない字^^)を基に。文責は奥村です。間違い、あったら、ご勘弁を。

当日、森田さんの本も購入。
『数学の贈り物』(2019年3月22日初版第1刷 ミシマ社 1600円+税)
『数学する身体』(平成30年5月15日2刷 新潮文庫 490円+税)
森田真生・編 岡潔『数学する人生』(平成31年4月1日 新潮文庫 550円+税)
『~贈り物』、新聞書評などでも読んでいた。この本、せっかくだから森田さんのサイン、もらっとけばよかった^^。ミシマ社、なかなかユニークな出版社ですよね。数年前、ミシマ社、知った。で、富山でミシマ社のイベントがあるってんで出席。この記事の冒頭にも書きましたが、ブログって便利で、このブログ、「ミシマ社」で検索したら、当日の記事、ヒットしました。2014年4月27日、市民プラザだったか。三島邦弘(1975-)、藤井大輔(1973-)、それからもう一人の鼎談。藤井さん、今回の富山県議選に出馬。びっくり。しかも自民党、市民党とかじゃない^^。藤井さんは、富山に戻って介護関係のお仕事だったか。で、これ、ここだけの秘密ですが^^、僕、藤井さんに投票しました。藤井さん、僕のおかげもあって(嘘爆)、みごと当選。藤井さん、議員、がんばってくださいね。『数学の贈り物』には同書の登場人物のイラスト、入ってます。すっごいイラスト。誰が描いたんでしょうね。
この日、文庫本2冊も購入。新潮文庫、なんですね、森田さんは。『数学の贈り物』も、やがて新潮文庫に入るんかも。『数学する身体』は小林秀雄賞受賞作。

この日、「隠し文学館 花ざかりの森」館長の杉田欣次さんもご出席。自分、会場で着席したら、後ろから声をかけられた。振り向いたら杉田さんでした。杉田さんは中部高校で、出身高校、僕とは違いますが、同年齢です。今年は同館の杉田館長講話、聴けなかったのですが、来年はまた聴きに行きたい。三島由紀夫の文学館です、「隠し文学館 花ざかりの森」。杉田さん、この演奏会、どこで知ったんでしょうね。ちなみに僕は1回目の演奏会、ほとり座(中央通りにあるミニシアター)で知りました。これも「偶然性」ってやつなんでしょうね。

by tiaokumura | 2019-05-18 18:52 | 富山 | Comments(0)

毛利武士郎@シーラカンス毛利武士郎記念館

f0030155_18495688.jpg(5月20日朝・記)
毛利武士郎(もうり・ぶしろう1923-2004)、皆さんはご存知でしょうか。ぼくは去年まで知らなかった。Wikipediaには今のところ載ってません、毛利は。
5月18日(土)、黒部。生地の道の駅?で昼食購入。かに弁当、お刺身。ここ、ときどき来てます。干物、買ったり。この後の道が心配でしたが、今回、道の駅→黒部宇奈月温泉駅→宮野森運動公園→シーラカンス毛利武士郎記念館、迷うことなく辿り着けました。自分みたいな方向音痴・運転苦手にはちょー奇跡かも(激爆)。この日ここで、森田真生さん「数学の演奏会」あり。
昼食、館の庭で。ビールも^^。加藤陽子さん(一本ゲタ大使館。今回のイベント主宰)に、「顔が真っ赤です」と笑われた^^。食後、近くを散歩。草原ってほどでもないですが、あって、黒部の街が見渡せる。
散歩から戻ったら、シーラカンス毛利武士郎記念館のガイドの案内あり。これ、前回は参加しなかったが、今回は観ることに。森田さんもご参加。入口すぐ左に彫刻。これ、プリミティブな感じで、ジャコメッティ初期、思い出した。毛利武士郎は「戦後の日本美術界を代表する彫刻家」(引用、同館リーフレットより。以下同じ)。「1992年69歳の時、新しい彫刻をめざして東京から黒部市にアトリエを移し、2004年81歳でこの世を去るまでの13年間、コンピュータ制御の大型工作機械を用いた鋼鉄作品の制作に没頭」。館に彼が描いた図面、あるんですが、3次元描くのに苦労も。自分、パソコン音痴。彼、彫刻への情熱からでしょうね、コンピュータも利用してた。ここの館名の「シーラカンス」は彼の初期の作品から来てるみたい。館名のシーラカンス、発音記号表記です。へぇ~。言語学徒だった自分、読めました^^。
館長のガイドに従って作品鑑賞。最後、アップした写真に。なんと「ジャコメッティ」の名が冠せられた作品。館長に「僕、ジャコメッティが好きなんですが、毛利、ジャコメッティの影響受けてんですか?」とお聞きしたら、その通りとのご返事。こういうところで「ジャコメッティ」に出会うとは。鑑賞の後、森田真生さん「数学の演奏会」の部屋に。

by tiaokumura | 2019-05-18 18:49 | 美術 | Comments(0)