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2018年 05月 05日 ( 1 )

『漫画 君たちはどう生きるか』

f0030155_10542941.jpg(5月5日夜・記)
原作:吉野源三郎
漫画:羽賀翔一
漫画 君たちはどう生きるか
2018年2月21日 第23刷
マガジンハウス
1300円+税

うちが特別貧乏ってわけでもなかったのだろうが、子供のころ、本はそんなに買ってもらえなかった。小学校の同級生にA君(中学・高校も同じ)がいて、彼のご両親は先生。近所の彼の家に遊びに行って、たぶん2階だったと思うが本がたくさんあった。吉野源三郎『君たちはどう生きるか』も、そこにあったかと記憶する。岩波本だったでしょうね。コペル君って都会っ子で僕とは全く別世界の男の子だったけど、その考え方、感心した。浦川君は自分に近かったかも、境遇は、コペル君よりは。
本書、漫画版ってことで買おうかどうしようかと迷ってるうちに(あれよあれよ、かも^^)ベストセラーに。そうなるとひねくれて^^逆に買い損ね^^てしまった。でも、知人にあげようと思い(僕が今日本語をプライベートレッスンしてる女性。彼女から、バレンタインチョコ、もらった^^。ホワイトデーのお返しに)、2冊購入。その時点でもすごかったが、今や250万部とかの超ベストセラー。ダブルミリオンなんて言うんでしょうか。トリプルミリオンにも。

岩波書店「図書 2018年5月」に梨木香歩(なしき・かほ)が「今、『君たちはどう」生きるか』の周辺で」。彼女は本書が売れている理由を2つ。客観視と、それに伴う主体性の「揺らがなさ」にまつわること(p3)。「子どもたちに向ける熱のこもったまなざし」(p4)。・・・、吉野源三郎のヒューマニズム、人間中心主義を私たちがもう一度必要としている、それゆえの、これは「流行」なのだと思いたい(p5)。隆信少年も『君たちはどう生きるか』でヒューマニズム、人間中心を学んだのかもしれない。

朝日新聞「いま 子供たちは」でシリーズ「本は時代をこえて」。4月22日~5月1日、全7回。「マガジンハウスに届いたはがきから読者の思いを紹介」。以下、タイトルと登場者(敬称略)。
「こう生きたい」私の指標 入江詩歩亜(18) 阿部つや子(63) 松田くるみ(7)
からかわれた 逃げた どっちも自分 バーンズ魁(14)
失敗を後悔するより強くなろう 堀川桃子(13)
小説からの気づき 中学で生かす 羽入葉月(12) 柴田真芳(12)
息子の言葉に変化 成長感じる 木戸佳代(43)木戸橙助(10)
見過ごした差別発言 ずっと心に 中学2年女子生徒(佐賀 13)
「ナポレオン」になる 強豪校へ 那須洋介(15)

by tiaokumura | 2018-05-05 10:54 | | Comments(0)