人気ブログランキング |

2012年 09月 15日 ( 5 )

越中万葉朗唱

f0030155_14324843.jpg
(9月17日午前・記)
9月15日(土)の一番の目的は「高志の国文学館開館記念事業 越中万葉朗唱の夕べ」に参加すること。午後2時前受付を済ませる。男子更衣室で古代衣裳に着替える。アップした写真、すっかり万葉人気分になってる自分っす(照)。今回の自分、ずいぶん早い順番で6番目。3時前、トップグループ5人(1人欠席)、舞台裏にて待つ。高岡市にあるかたかご幼稚園の園児のパフォーマンスの後、巻十七・3947から朗唱開始。ドキドキする間もなく^^自分の番。ステージに立つ。

富山市犬島から参りました、奥村隆信、65歳、日本語教師です。よろしくお願いします。
巻十七3962
大君の 任けのまにまに ますらをの 心振り起こし あしひきの 山坂越えて 天ざかる 鄙に下り来 息だにも いまだ休めず 年月も いくらもあらぬに うつせみの 世の人なれば うち靡き 床に臥い伏し 痛けくし 日に異に増さる
たらちねの 母の命の 大船の ゆくらゆくらに 下恋に いつかも来むと 待たすらむ 心寂しく
はしきよし 妻の命も 明け来れば 門に寄り立ち 衣手を 折り返しつつ 夕されば 床打ち払ひ ぬばたまの 黒髪敷きて いつしかと 嘆かすらむそ
妹も兄も 若き子どもは をちこちに 騒き泣くらむ
玉桙の 道をた遠み 間使ひも 遺るよしもなし 思ほしき 言伝て遣らず 恋ふるにし 心は燃えぬ
たまきはる 命惜しけど 為むすべの たどきを知らに かくしてや 荒し男すらに 嘆き伏せらむ
ありがとうございました。

4日ほど前にいただいたコピー(『越中万葉百科』笠間書院、が出典か)を拡大してあれこれ書き込み、自分用の台本?を作った。長歌は(五・七)×n+七。その辺のリズムを押さえ、内容からいくつかに分けて朗唱。他の人のを聞いていると、ずいぶんうまいもんです。節をつけた、本来の意味での朗唱が多い。高岡市は万葉集朗唱を毎年やっているので手馴れたもんなんでしょうね、高岡市からの参加者はほとんどみな上手。出演者、富山大学附属・芝園中学・富山第一高校など児童学生の団体参加もあった。
5時前に文学館を引き揚げる。この後馬場あき子(ばば・あきこ1928-)や中西進(なかにし・すすむ1929-)らの朗唱もあった。

この日はあちこち回ってけっこう疲れた。西町から高志の国文学館まではタクシーを利用してしまった。馬場あき子も聞きたかったのだけど・・・。高志の国文学館から市電電停まで歩く。県庁前→新富町、市電。CiC裏手で夕食用のお店を探す。一人で入って食べきれそうなお店が条件。迷ってたら雨が降り出し、けっきょく「秋吉」に。初めての店。グラスワイン白を注文したら、置いてないということで秋吉赤ワインのミニボトル。焼鳥は砂肝と皮を塩で。各5本ずつだった。ワインは半分ほど残したが焼鳥はなんとか完食。

富山駅北口に出てポートラム。午後7時前帰宅。9月15日(土)は長い一日だった。
by tiaokumura | 2012-09-15 14:32 | 富山 | Comments(2)

高志の国文学館

f0030155_14697.jpg
(9月17日午前・記)
9月15日(土)外出の最後の目的地は「高志の国文学館」。「高志」は万葉仮名でしょう、「こし」=越、越中。知事公舎跡を利用して今年開館した。館長は当初辺見じゅんが予定されていたが、彼女の急逝により中西進が館長に。アップした写真は入口の大伴家持(おおともの・やかもち養老2(718)年-延暦4(785)年)像で。
常設展を鑑賞。富山県ゆかりの作家、三島霜川(みしま・そうせん明治9-昭和9)、小寺菊子(こでら・きくこ明治12-昭和31)、岩倉政治(いわくら・まさじ明治36-平成12)、源氏鶏太(げんじ・けいた明治45-昭和60)、堀田善衞(ほった・よしえ大正7-平成10)、辺見じゅん(へんみ・じゅん昭和14-平成23)らのコーナー。梅原北明はなかったか。ここは文学館ではあるが、藤子不二雄A(Aは正しくはAに○。ふじこ・ふじお・エー昭和9-)・山根青鬼(やまね・あおおに昭和10-)ら漫画・アニメのコーナーも併設。他に、富山県ゆかりの書籍で構成された壁、読書が楽しめるライブラリーコーナーなども。
開館記念企画展は、「『大伴家持と越中万葉』-風土とこだまする家持の心」。「家持の歌の世界」「家持の人物像」の2部構成。家持は天平18(746)年越中国に国守として赴任、天平勝宝3(751)年に離任。万葉集全20巻4516首中、巻16・17・18・19に「越中万葉」(家持及び周辺の人々によって詠まれた歌+越中に伝わる民謡)が337首入っている。
立山、二上山、布勢水海、奈古の浦など、雄大で美しくかつ厳しくもある越中の風土や四季折々の自然は、家持に都とは異なる新鮮な感動をあたえ、家持は越中に関わる二二三首にのぼる優れた歌を詠んでいます。家持は、『万葉集』全二十巻の中に四七三首を残したといわれており、その約半数が越中で詠まれたことから、越中時代に独創的な歌の境地を深め、歌人として成長したと考えられています。(「大伴家持と越中万葉」パンフレットより。P8)
家持が越中で詠んだ歌から5首引用。
世間(よのなか)は 数なきものか 春花の 散りの乱(まが)ひに 死ぬべき思へば  巻十七・3963
立山(たちやま)に 降り置ける雪を 常夏(とこなつ)に 見れども飽かず 神(かむ)からならし  巻十七・4001
東風(あゆのかぜ) いたく吹くらし 奈呉(なご)の海人(あま)の 釣する小舟(をぶね) 漕ぎ隠る見ゆ  巻十七・4017
春の苑(その) 紅(くれない)にほふ 桃の花 下照(したで)る道に 出(い)で立つ少女(おとめ) 巻十九・4139
物部(もののふ)の 八十少女(やそおとめ)らが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子(かたかご)の花  巻十九・4143
(「大伴家持と越中万葉」パンフレットより引歌)

(参考)
北日本新聞社編集局『越中文学館』(北日本新聞社。発行・2008年10月17日)
by tiaokumura | 2012-09-15 14:06 | 富山 | Comments(0)

ギャルリ・ミレー

f0030155_13424697.jpg
(9月17日朝・記)
9月15日(土)午後1時過ぎ、フォルツァ総曲輪の「2本立上映+舞台挨拶」の前売券を買う。次いでこの日の外出4つの目的の3番目を実行すべく、総曲輪(そうがわ)通りから中央通りへ。この二つの通りは市電が走る道を間にして連なっている。僕が子どもの頃は両通りは賑わい盛んな通りだったが、その後、地方の商店街の宿命なんでしょうね、衰退に。両通りはここ数年、いろんな町おこしが試みられているみたく、往時とまでは行かないが活気を少しずつ取り戻している(特に総曲輪通り)。
中央通りを歩いていたら、米屋さんご夫妻にバッタリ。ご夫婦は志の輔落語を聴きにとのこと。この日「てるてる亭」で彼の落語。立川志の輔は富山県新湊出身です。
僕の目的は「ギャルリ・ミレー」なのだが、なかなか見つからない。僕の思いでは北陸銀行本店の近くのはずだが、ない。竹林堂(酒まんじゅうの老舗)に入って、まんじゅう2つ買い「ギャルリ・ミレーってどこですか」と尋ねる。もうちょっと先の左手、とのご返事。また、歩く。同ギャラリーは中央通りの西の外れ近くにあった。アップした写真、同ギャラリーの外観。右に入口、ショーケースに並べられた絵画は山梨県立美術館所蔵のミレーの複製画(あとで受付嬢の説明で知った)。山梨県立美術館はミレーのコレクションでは日本一でしょうね。ミレーの作品で僕が初めて知ったのは、皆さんもそうでしょうが、岩波文庫の『種をまく人』。山梨県立美術館、これ所蔵してますね。
ギャルリー・ミレーに入る。アプローチがけっこう長く、開館祝いでしょうね、たくさんの花、花、花。受付でチケット、200円。リーフレットによれば、
丘麓に懐かれた、美の空間
2012年9月1日に、富山の地で開館。ギャルリ・ミレー。農耕に勤しむ人々を描き続けたフランス絵画の巨匠ミレーをはじめ、自然とともに生きる姿を描いた名画を一宇に揃えました。豊かな自然を懐く連峰の麓に,新たな美の空間が誕生。

とのこと。「丘麓」って「きゅうろく」でしょうか、「懐く」は「いだく」でしょうね、「勤しむ」は「いそしむ」。「一宇」は普通は「一堂」でしょうね。凝った文章^^です。
館内最初は「北陸ゆかりの作家たち」というセクションで、宮本三郎・棟方志功・中川一政・下保昭ら。その後、「ふるさとの風景」「農民の生活」「川のある風景」「楽園の生活」「動物のいる風景」「森の中」「風車のある風景」という括りで、ミレー(Jean-François Millet1814-75)・バルビゾン派の絵画が並ぶ。『羊の毛を刈る女』(1860頃)が163.8×113.0の大作で一番印象に残った。図録によると、「羊の毛を刈る人を主題とした作品は、ミレーによって繰り返し描かれている」(p17)。ミレーはまた芸術論争で「すべての主題は、偉大な目的のために用いられれば、偉大となる。平凡な主題も崇高なものになり得る」と主張した(p17)。僕は山梨県立美術館には行ったことがないので、ミレーをこんなにたくさん(今回は8点展示)観たには初めて。ミレー、クールベ、コローなど全26点の展示でした。図録によると北陸銀行は53点の所蔵のようですので、いつか展示替えで残りもお目見えするんでしょうね。
by tiaokumura | 2012-09-15 13:42 | 美術 | Comments(0)

三島由紀夫映画

f0030155_1312456.jpg
(9月16日午後・記)
9月15日(土)午後1時前、グランドプラザを後にする。この日1時から三島映画の前売り開始。総曲輪(そうがわ)通りのフォルツァ総曲輪へ。この映画館、ウイズビルの4Fにある。同ビル1Fは地産地消でしょうか、地元富山の野菜・果物・牛乳・加工品などの直売。いつも人で賑わっている。エレベーターで4Fに、降りてビックリ、ずいぶんな行列。最後尾の人に「三島の映画で・・・」って聞くとその通りだった。若松ファン・三島ファンでしょうね、20人くらいの列が出来ていた。
1時から前売り開始。僕は9月29日(土)の
『11.25自決の日』(12:00~14:10)
『海燕ホテル・ブルー』(14:20~15:45)
若松孝二・井浦新、舞台挨拶(15:45~16:30)
の前売券を購入。シニア料金で2000円だった。

アップした写真はフォルツァ総曲輪のロビーに貼ってあったポスター。
『11.25自決の日』
三島由紀夫と若者たち いかに生きいかに死ぬべきか
監督:若松孝ニ
企画協力:鈴木邦男
キャスト:井浦新、満島真之介、岩間天嗣、タモト清嵐、寺島しのぶ、古澤健、長谷川公彦 他
『海燕ホテル・ブルー』
男たちの共同幻想はかくも脆いものだったのか・・・
企画・製作・監督:若松孝ニ
原作:船戸与一『海燕ホテル・ブルー』
音楽:ジム・オルーク
キャスト:片山瞳、地曳豪、井浦新(ARATA)、大西信満、廣末哲万、ウダタカキ 他

『11.25自決の日』の公式サイトはこちら
『海燕ホテル・ブルー』の予告編はこちら(YouTube)。
by tiaokumura | 2012-09-15 13:12 | 映画 | Comments(0)

ラテンフェスティバル

f0030155_12221783.jpg
(9月16日午後・記)
9月15日(土)午前6時起床。8時半からチューリップTV(地元のTV局。フジテレビ系)で「にじいろジーン」を見る。山口智充が戸田恵子のいるカフェを訪れる。そこが下北沢にある佐々木研次君(ケンジ)のカフェカナン。カナンはカウンター席とテーブル席、それに屋外のテーブル席があるお店だが、屋外席での撮影だった。二人は友人同士らしく、下北沢は本多劇場やザ・スズナリなど演劇のメッカだ、柄本明(彼も彼の息子たちもカナンの常連みたい)が自転車で町を走ってるなどの会話が二人の間で交わされる。その後、2人は渋谷へ。

11時頃家を出る。歩いてポートラムの城川原駅へ。立秋をずいぶん過ぎてもまだ暑い。城川原→富山駅北口。そこから地下道を歩いて南口へ。セントラム(街中を循環する市内電車)に乗りグランドプラザへ。
富山駅南口で「まちコレ!TOYAMA」の案内をもらった。この日、市内はイベント盛りだくさん。富山城址公園では「ステージイベント」、大手モールでは「フリーマーケット」、総曲輪通りでは「まちなかウォークスタイルファッションショー」、セントラム車中では「セントラムdeワイン」。他にも「食べコレ」「まちなか散歩」「メインフォーーラム」などなど。
グランドプラザでの僕のお目当ては「ラテンフェスティバルin富山」。谷中秀治・仁美さんご夫妻が汗だくになって準備中。アップした写真はコンサート開始前のステージ。写真上の大型スクリーンにはフェスティバルの案内、下はWAYNO(ウエイノ。谷中秀治さんがリーダー&ベーシストで他のメンバーは南米出身のフォルクローレバンド)の垂れ幕。ステージでは時たま音合わせなど。昼食に、ブラジルのチョリソ(ソーセージ)とボンデケージョ(ブラジルのもちもちチーズパン)、ラテンジュース2杯。ステージは1時からで、僕は1時前に引き揚げた。

この日の様子は阪井由佳子さん(にぎやか)のブログこちらで見られます。
by tiaokumura | 2012-09-15 12:22 | 富山 | Comments(0)