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2012年 09月 14日 ( 1 )

ギャルリ・ミレー

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先週の何曜日だったか地元紙の北日本新聞を読んでいたら、東京教育大学時代のクラスメート山下富雄君が「けさの人」に出ていた。彼とは教育大の国語国文学専攻の同期。当時35人くらいのクラスに富山県人は彼とTさん(女性)と僕の3人いた。僕はグータラ学生^^だったが、あとの2人は富山県人らしい勤勉かつ優秀な学生でちゃんと卒業された。一方ボクの方は除籍の運命に^^。Tさんとはその後全く会っていないが、山下君とは何度か会っている。今年、僕の勤務先の富山国際学院を訪ねてきてくれて近況などを語り合った。彼、功なり名を遂げ悠々自適の人生でしょうね、ボクのようにバタバタしている人間から見ると羨ましい限り。
今年彼に会ったときは、ミレーの話は全く出なかった。でもたぶんもう館長就任は決まってたんでしょうね。北日本新聞記事「にぎわい創出に一役 ギャルリ・ミレー館長に就いた 山下富雄さん」(アップした写真の上)から彼の発言を引用。
日本人に親しみやすい絵ばかり。多くの人に立ち寄っていただきたい。
文学館やガラス美術館など、街なかに次々と文化施設が生まれつつある。人の回遊性を高めることがにぎわい創出の要。一役買いたい。
彼ら(=バルビゾン派―奥村)はなぜ農民を描いたのか、社会的背景を知ればより鑑賞の幅が広がる。印象派とのつながりも見どころの一つ。私も一点一点じっくり楽しみたい。

山下君は高校教育畑の重鎮であり県立近代美術館・県水墨美術館の館長経験もある。彼は確かエル・グレコ(El Greco1541-1614)のファンだったと思うが、美術にも識見がある。文筆の才もあり筆名で小説も書いている。多芸多才な彼、ギャルリ・ミレー館長としての手腕に期待したい。彼はボクなんかからすると啄木の「友がみなわれより偉く・・・」ではあるが、ま、そんなことはこの年では気にしないことでしょうね^^。

9月12日朝日新聞富山版フォーラムとやま」に「街中で気軽にミレー」としてギャルリ・ミレー事務局長の滝川真由美さんが取り上げられていた(アップした写真の下)。彼女は「北陸銀行の人事関連の仕事」だった。それが7月から異動で美術館担当に。彼女の事務局長就任のきっかけには、長女のボランティア活動を通して「絵画の魅力を再確認した」ことにあるそうである。彼女の発言から。
ミレーの絵は、それまでの宗教画や肖像画と違い、農民が働く、人の美しさを表現している。その作品からは労働の対価を金銭で表すのではなく、労働の喜びがあふれ出ている。農業を営む富山の人たちの美しさと重なり合うのではないか。

ギャルリ・ミレーの公式サイトはまだのようですが、「『ギャルリ・ミレー』作品一覧」はこちらで見られます。それによるとミレー(Jean-François Millet1814-75)は『夕暮れの村の道』『風景、グレヴィル近郊』など14点、コロー(Jean Baptiste-Camille Corot1796-1875)が『田園の夕暮れ』など2点、クールベ(Gustave Courbet1819-77)『メジエール近郊』『シヨン城』など8点で、総数53点。北陸銀行のコレクションです。ギャルリ・ミレーは富山市中央通り商店街にあります。
by tiaokumura | 2012-09-14 07:36 | 美術 | Comments(0)