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2010年 06月 08日 ( 1 )

6冊の本

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梅棹忠夫 
 『実戦・世界言語紀行』
 2010年5月25日 第4刷(アンコール復刊)
 岩波新書(岩波書店)
 760円+税
一ノ瀬恵 
 『モンゴルに暮らす』
 2010年5月25日 第6刷(アンコール復刊)
 岩波新書(岩波書店)
 720円+税
青柳いづみこ
 『音楽と文学の対位法』
 2010年5月25日 初版
 中公文庫(中央公論新社)
 914円+税
野内良三
 『日本語作文術 伝わる文章を書くために』
 2010年5月25日
 中公新書(中央公論新社)
 740円+税
⑤編集・株式会社新紀元社編集部
 『幻想ネーミング辞典』
 2010年3月25日 4刷(初版は2009年9月5日)
 株式会社新紀元社
 1300円+税
⑥訂正著作者・廿四世観世左近
 『大成版 盛久』
 平成21年3月10日
 檜書店
 2200円+税

6月後半は順に金沢・病院・金沢・武生・名古屋があって、更にたぶん残業もあって忙しくなるのに対して、6月前半は少し時間がありそう。「小人閑居して・・・」にならんよーに^^、博文堂さんに本を注文し、その内6冊(アップした写真)が一挙に今日家に配達されていました。ここんところ寝る前は数独三昧な日々ですが(「レベル8」が専らです。←自慢できるかも^^)、6冊の本、寝る前にちょっとずつ読んで、あるいはJRやバスの車中・病院の待ち時間などでも読んでみようと思う。でも、「あんた、また買うだけで読まんのだろう」って天の声が聞えてきそうです(大汗)。以下、6冊について簡単にご紹介。

①梅棹は僕たちの世代ではやはり何といっても『文明の生態史観』(中央公論社)です。あの頃は京都大学人文科学研究所の人々によって知のパラダイムの転換が盛んに行われていた時代になるのでしょうね。僕もわからんままに京大人文研関係の本、読んでました。本書、かつて読んだ記憶がありますが(第1刷は1992年1月)、言語学をちょっとかじった今読むと、前より理解が深まるでしょうね。本書、「アンコール復刊」です。8年で「復刊」って、本のサイクルってずいぶん短くなってるんですねぇ。
②さきに「告白」^^しておきますが、「一ノ瀬恵」は僕の富山大学言語学コースの卒業論文の指導教官の呉人恵先生(ご結婚に際して呉人姓を「創姓」-って言うのでしょうか-された)です。僕は富山大学編入から卒業まで多くの方々のお世話になっているのですが、呉人教授はその最たる方です。この本は先生が30才前後に「図書」(岩波書店)に11回連載された文章が基になっている。今回「アンコール復刊」ということですから名著でしょうね。僕は初めて読みます。いつか呉人先生にお会いしたら、この新書にサインしてもらおうかしらん^^。
③女性名って僕の知る女性のほとんどが3音で、女性名4音は珍しいような気がする。僕は「図書」(岩波書店)で青柳いづみこを知って、「『いづみこ』って本名なんだろうか、漢字ってあるんだろうか」と思った。僕は「文体」に魅かれるタイプなんですが、青柳の文体は、本書の鴻巣友季子「解説」を引用すれば「なんと明瞭にして簡潔、ゆえに、なんと美しい文章だろうか」である。それと、青柳本(僕にとっては『六本指のゴルトベルク』に次いで2冊目になる)には自分の知らない世界(ここでは「音楽」、とりわけクラシック)を読む楽しさがある。
④5年前だったかに初めて会い、今は大の親友のXさん。彼、頭脳も顔も性格も僕なんかよりずっと上質なのだが、残念なことにボク以上の悪文家。なんでなんでしょうねぇ、学校の国語教育が悪かったのか、かわいそうなくらいに悪文。朝日新聞の広告を見ていて、この本、彼にプレゼントするといいかもと思った。で、プレゼントする前に、まずは自分が読むことに。野内は著者略歴を見ると東京教育大学の2つ先輩みたい(野内は仏文科)。ひょっとして大塚キャンパスですれ違ってるかもしれませんね。帯の「短文を意識すること、語順や読点に敏感になること、段落の構成や論証の仕方に気を配ること、そして、起承転結ではなく、『結』起承『展』」って、「まさにその通り」です。「起承転結ではなく・・・」ってのは、ビジネスでよく言われる「結論が先」ってのに通じる。
⑤④と同様、朝日新聞の広告で興味を持った本。「奈落」「大麻」「海豹(あざらし)」「処女」「女神」「不滅」などの語が、英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語・ロシア語・ラテン語・ギリシャ語・アラビア語・中国語の各国語訳(カタカナと原語表記)で示されている。ラテン語・ギリシャ語・アラビア語があるのは、なんかワクワクですね。日本語授業のネタでも使えそうです^^。
小西弘通先生の「富山”観世塾”」、1~4月は受講したのですが、5・6月と欠席し、次回の受講は7月24日になります。7月は『土蜘蛛』『班女』『盛久』の3曲。『土蜘蛛』『班女』は既に謡本を持っているのですが、『盛久』はまだだったので今回購入しておいた。謡、始めた頃からほとんど進歩してないのですが、時間を何とか工面して小西先生「富山”観世塾”」・川田有紀子先生「華川会」に参加したい。

ちょっとした小学生なら1か月に6冊の本なんて楽勝で読むでしょうが、シニアの自分、全6冊を完読するのに何年かかることやら。
by tiaokumura | 2010-06-08 21:07 | | Comments(0)