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2009年 07月 30日 ( 1 )

衆議院議員選挙まで1か月

8月30日が総選挙ですね。大野伴睦(おおの・ばんぼく1890-1964。岐阜羽島駅は彼の政治力によると言われる)に「猿は木から落ちても猿だが、代議士は選挙に落ちればただの人だ」という名言がある。前・衆議院議員、とりわけ自民党諸氏には真夏の総選挙はつらいでしょうね。ただここは麻生「失言」太郎でいくことにしたのだから、火事場のナントカでいくしかないでしょうね。民主党は小沢・鳩山献金問題を頬っかむりして追い風に乗りそうな勢いですが、さて「政権交代」が現実になってうろたえないで政権担当能力とやらを発揮できるのかしらん。今回の選挙で4割くらいの前職が「ただの人」になるのでしょうか。再就職先ってあるんでしょうか。少しは派遣労働者の苦労がわかるのかしらん。
選挙結果はさまざまに予想できる。8月29日までにカネや下半身などのよほどのスキャンダルがない限り、民主党の比較第1党はほぼ間違いない。その場合、他党とどんな連立内閣・政策協定・部分連合・閣外協力を結ぶかが次のステップ。もし地滑り的大勝利で民主党が過半数を50議席以上上回れば、民主党の政権運営はぐっと楽になるでしょうね。その場合、官僚をどの程度操れるか・取り込めるかが大きなカギになるでしょうね。今回の総花的なマニフェストの実現度も厳しく問われる。せっかく民主党が与党になっても、財源・外交・憲法などで短命内閣に終わり政治混乱の更なる拡大も予想される。
富山1区・3区は、全国がそうであるように自民・民主の激突です。しかも1区は富山高校、3区は高岡高校のそれぞれ先輩vs後輩という因縁めいた対決。御三家でくくられるもう1校の富山中部は、県知事・冨山市長の現職です。

衆議院議員選挙にあたって2つのことをここで記したい。
1.僕は消費税・国債に一家言ある候補者に投票したい
自民党も民主党も1票でも多く取り込もうとおいしいバラ色のマニフェストを競って展開しているが、バラまきや整合性のないバラバラでなければいいですね。僕には実現不可能な絵空事を糖衣錠でくるんだか、砂利が入ったお団子にお砂糖をまぶしたようなお約束に思われる。
僕は次の2つを宣言した候補者に票を入れたい。
消費税をアップする。 毎年1ポイントずつアップ、または2014年に10%・2019年に15%でもいいが、とにかく消費税を上げることを断言し具体的かつ明瞭にその工程を発表した候補者。
景気回復を待っててももう以前の水準に戻ることはないだろう。日本がこれまで外需に頼りすぎていたツケが回っている。内需喚起といっても、私たちには買いたいモノはほとんどない。お金持ちは環境に優しい高額商品を買えるだろうが、ボクのようにお金を貯めてから溜まったお金で買えるものを買うタイプにはそんなモノはゼータク品(ビンボー人のヒガミ^^)。不況打開の「イノベーション」も盛んに叫ばれているが、そんなことが簡単に創出できるくらいなら、こんなことになっていなかったのでは。
反論もあるだろうが、僕は日本の現在・将来の財政を考えると消費税を15%に上げる(全商品ではない)しか対策はないと思う。
②今後は赤字国債は一切発行しない、そのことによる国民の「不利益」について国民に理解を求める候補者。また、800兆円とも言われる「国の赤字」を子や孫や曾孫に押し付けない政策を考える候補者。
「世代格差」が盛んに言われる。僕は全くそのとおりだと思う。詳述しないが、私たち60代以上は今の若者たちよりはるかに恵まれた人生を送ってきたのだから、もう政治に見返りを期待しないようにしたい。河井酔茗の詩『ゆずり葉』の精神でいきたい。60代以上が我慢し余力を世のため・人のために使えば、かなり「いい日本」になれる。
2.20代・30代の皆さん、投票権を行使しよう!
ボクが国政選挙に参加したのは30代になってからだから偉そうなことは言えないのだが、来る総選挙では20代の投票率は60%前後、30代は60%台後半を期待したい。君たちが投票行動を起こさない限り、君たちの未来も国の未来も危うい。僕には支持政党があり意中の候補者がいるが、君はこれからの1か月間、よく見よく聞きよく考えて衆議院議員選挙(小選挙区及び比例区)に投票して欲しい。これはって候補者がいなかったら「よりマシ」「より悪くない」候補者に投票しよう。
期日前投票もかなり簡単にできるそうなので、8月30日に投票に行けない人は、前日までに投票しておこう。
もっといいのは、皆さんの代弁者を国会に送り込むことである。雨宮処凛・湯浅誠ら、人材は探せばたくさんいるはずだ。「ヤン・ジェネ党」なんて作るといいのでは。
君の1票「だけ」では日本は変わらないが、君「たち」の1票が集まればそれは日本を変える力になる。

私にとっての政治家は後藤田正晴・野中広務で終わっている。グランドデザインが描け、国民に辛口の発言ができる政治家は今はもう一人もいない。そうは言っても政治は国の根幹を為す部分である。第45回衆議院議員総選挙の投票率が70%を超え、真に国民のためを思って政治活動ができる衆議院議員が少しでも多く生まれることを期待したい。
by tiaokumura | 2009-07-30 22:06 | このブログのこと | Comments(10)