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2009年 07月 22日 ( 1 )

本3冊

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最後に一日30分以上TVを観たのは、あれは『遥かなる絆』第5回になるだろうから、かれこれ3か月近く前になるでしょうか。TVを観なくて困ることはあるか。格別ないんですねぇ。今担当しているクラスの授業でTVネタが必要になることはほとんどないし、教員室でもTVが話題になることはほとんどない。
TVを観ないことは、そんなわけで僕の日常生活に支障はない。だが、ボクのような活字人間は「本屋さんに行けない」ってぇのは苦痛。近所の博文堂さんには売掛で本を届けていただいているので、毎月上旬その支払いで訪れていますが、他の本屋さんにはとんと足が遠のいている。「これじゃいかん、自分が壊れそー(大袈裟な^^)」ってぇので、先週金曜日に勤務先近くの本屋さんに、昼食時間を利用して行って来ました。7月初めての本屋さん探訪になるか(恥)。でも、これはって本は見当たらなかった。このブログで『1Q84』は買わないって宣言しちゃってますもんね、買えません^^。で、購入した本が写真の3冊です。

「開港150周年 横浜を旅する」(『一個人』臨時増刊号)
本書(「ムック」になるんでしょうか)、「横浜の歴史を知る」「横浜の食を愉しむ」「至福のミュージック&ミュージアム」「横浜の街を散策する」の4部構成で、横浜の昔と今についての情報がコンパクトにまとまっています。僕はこの夏、幕張の後に横浜に2泊を予定しています。本書、旅先にも持って行こう。
1968年に岩波書店から刊行された岩波書店編集部・編『近代日本総合年表』は、僕が何度も引越しした中でも捨てることはせず、今も手元に置いて重宝している。たぶん今は増補版も出ているんでしょうね。同書は1853(嘉永6)~1967(昭和42)をカヴァーしています。歴史というものはきっとそうなんでしょうが、一夜にして全てが変わるということはあり得ない。一人の人間の営みが死によって断ち切られるのとは異なって、歴史は地下水脈であれ地上の奔流であれ脈々と連続する。8月15日だってそうだったし、ましてや「明治維新」で始まると思われがちな日本の近代国家化も、江戸時代のさまざまな遺産があればこそ、その蓄積の土壌の上に花開いた。もしそんな土壌がなかったら、日本みたいな東洋の小島国なんて、欧米に好きなように蹂躙されてたんじゃないでしょうか。同書の「索引」では「横浜-」で始まるエントリーは30ほどあります(索引p.75)。その内19世紀分の主な項目を50音順で以下抜き出してみよう。「横浜株式取引所」「横浜為替会社」「横浜生糸改会社」「横浜クライストチャーチ」「横浜港築港」「横浜商業会議所」「横浜正金銀行」「横浜上水道」「横浜製鉄所」「横浜駐屯軍隊引揚」「横浜手形交換所」「横浜貿易商組合」「横浜毎日新聞」など。こうやって列挙するだけで、産業・インフラ・金融経済・貿易・外交・軍事・ジャーナリズム・キリスト教など、日本の近代化にあたって横浜が果たした役割の大きさが窺い知れる。
前段との関連で、「江戸時代のさまざまな遺産」の一つについて書く。明治5(1872)年の学制頒布でストップするのでしょうが、それまで実に多くの藩校の改革・設立がある。全部合計してないのですが、1853年の6藩から1871年の6藩まで総計200近いんじゃないでしょうか。藩校以外にも適塾もあるし寺子屋もある。こういう教育を重視する風土も近代化の土壌と言えるでしょうね。
本書のp.9に「ペリー提督のいろんな顔」が出ています。日本人って好奇心と想像力に満ちた民族なんでしょうね。山海経か三国志に出て来そうな顔^^もあれば、鼻が極端にデフォルメされた似顔絵もある。浦賀に黒船が出現したときは、びっくら仰天した我らがご先祖さまですが、やがて「怖いもの見たさ」あるいは「物見遊山」気分で、日本各地から続々と野次馬が集まってきたんでしょうね。そしてそういう連中は地元に帰って尾鰭をつけて物語る。珍しいもの・新しいものが好きで、熱しやすく冷めやすい民族性躍如。一方で、こっちのほうが日本の近代化により深く関わってくるのですが、黒船体験を通じて日本の行く末に思いを馳せた青少年たちもいた。
横浜に行ったら、ジャズも聴きたい。上海も横浜もジャズが似合う街。本書の「横濱JAZZ物語」には、「BarBarBar(関内)」「ドルフィー(桜木町)」「上町63(馬車道)」「KAMOME(馬車道)」「よいどれ伯爵(関内)」が取り上げられている。今年の「横濱JAZZプロムナード(10月10日・11日の予定)」には秋吉敏子が出演予定だそうです。
ほんの短い滞在のこの夏の横浜で、「日本の近代とは何であったのか・どこから日本は方向を見誤ったのか」について、浜風に吹かれながら考えてみようと思っています。でも、現時点で思っているだけで、いざ現地に着いたら飲んで食べて遊びほうけちゃうこと必定(恥)。

写真のあとの2冊は「数独」。僕は「数独」についてこのブログで長らく触れていませんが、中断しながらも「数独」は続けています。「数独」(SUDOKU)はニコリ社の商品登録でしょうね。別の会社では「ナンバープレース」などの名称も。ルールは同じです。僕は「数独」で言うと、中級(~レベル6)は9割以上はクリアでき、上級(レベル7~)はまだ1割程度のクリア率。
以前ほどはハマっていませんが、「数独」は今後もまだまだ続けそうです。
by tiaokumura | 2009-07-22 20:31 | | Comments(6)