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2009年 03月 11日 ( 1 )

Steve Jobs Stanford Commencement Speech 2005(YouTube)-続き-

富山国際学院、明日は体験発表会で明後日は卒業式。2007年4月ないしは10月の富山国際学院入学生が2年または1年半の日本語学習を終えいよいよ巣立っていく。僕は卒業試験作文(2年ないしは1年半の自分について書く)の採点を担当したのですが、「よくここまで書けるようになった」「苦労を乗り越えここまで来たんだなあ」「いつもおどけていた学生だけど、こんな風に悩んでたんだ」などという感慨を抱きながら読み採点した。採点は、例年と異なり11点~20点(満点)という小さい幅に収まった。そしてこれはやはり教師なので、「成功」例はさっと読み、私(たち)の怠慢で「うまくいかなかった学生」「その潜在能力を引き出せなかった学生」「彼/彼女の反発を日本語能力アップのエネルギーに導けなかった学生」「第1志望の大学合格を勝ち取らせられなかった学生」などの作文は何度も読み返す。私は教師の最大の任務は「学生の幸福を実現すること」だと思っている。今年の卒業生の中で僕が少しでも教えた学生は11人いるのだが、卒業時点での幸福実現は11人に達しなかった。僕はまだまだ精進努力し続けなければならないのである。

富山国際学院卒業式(げっ、13日の金曜日じゃった^^)はまだ終わっていませんが、一昨日このブログに投稿したのは2005年スタンフォード大学卒業式でのスティーブ・ジョブズのスピーチ。その投稿記事は未完成で、今日ここに続きを書きます。一昨日の記事をご覧になっていない方はそちら(とりわけYouTube動画)を先にご覧いただけるとありがたいです。

Steve Jobs(1955年2月24日生まれ。本名はSteven Paul Jobs)はこのスピーチ時点では50歳、Apple ComputerとPixar Animation StudiosのCEO。
-前回記事の続き-
2番目のstoryはAppleの立ち上げ・成功・挫折そしてそこからの挽回。My second story is about love and loss.
彼は20歳の時にWoz(Stephern Wozniakのこと)とともにAppleを立ち上げる。そしてたった2人で両親の車庫を借りて立ち上げたAppleは10年後$2 billion company with over 4000 employeesへと急成長を遂げる。だが彼がour finest creationであるthe Macintoshを世に送り出したわずか1年後、彼は自分たちが創ったAppleを追い出されることになる。その時彼は30歳。How can you get fired from a company you started?-彼は名前こそあげていませんが、John ScullyやJef Raskinとの確執が原因。ビジネスの世界では「勝てば官軍」ってことになるんでしょう、Jobsはさぞかし悔しい思いをしたことでしょうね。だが彼は首になった経緯を(たぶん)淡々とスタンフォード大卒業生に語り、it turned out that getting fired from Apple was the best thing that could have ever happened to me.と回顧している。それからNeXT、Pixarを立ち上げやがてAppleに復帰する。妻Laurenceとa wonderful familyも築き上げる。そして彼は第2の物語を以下のように述べて終わる。
the only thing that kept me going was that I loved what I did. You’ve got to find what you love. And that is as true for your work as it is for your lovers. Your work is going to fill a large part of your life, and the way to be truly satisfied is to do what you believe is great work. And the only way to do great work is to love what you do.
私はJobsに遥かに及ばない人間であるが、私はここを聴きながら「天職」ということに思いを馳せました。

3番目のstoryは彼のガン体験を通しての物語。My third story is about death.
17歳の時に出会ったIf you live each day as if it was your last, someday you’ll most certainly be alright.に触発されて彼はその後33年間毎朝鏡に向ってIf today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?と自問していたそうです。そうしながら彼は絶えず変化し続けようとした(停滞しないようにした)のでしょうね。
そんな中彼は自分が余命3か月ないし6か月のcancerだということを医師から伝えられる。それは結論だけ言うと手術が可能になり彼は生還する。the closest I’ve ever been to facing death体験を述べた上で彼は、死は何人も免れ得ないものであるのだから、
Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life. Don’t be trapped by dogmaDon’t let the noise of other’s opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition.
とスタンフォード大卒業生たちに生き方を提示する。

次いで、Jobsが若い頃(彼は僕の8年5か月ほど年下になります)に出会ったThe Whole Earth Catalogの話に移る。まだPCが発達しておらずGoogleも当然なかった時代にStewart Bradがtypewriters, scissors, and Polaroid camerasで作ったThe Whole Earth Catalog。その裏表紙の写真の下に掲げられていた次の言葉を3回引用してJobsは彼のスピーチ(のbody部分)を終える。
Stay Hungry. Stay Foolish.

(注)この稿及び前稿はweb上のSTANFORD NEWS SERVICEの’You’ve got to find what you love,’ Jobs saysを基に書いたものです。大意は外れていないと思いますが日本語訳部分はあくまでも奥村私訳で間違いもあるかもしれません。ご諒承ください。
by tiaokumura | 2009-03-11 21:03 | このブログのこと | Comments(0)