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2008年 08月 19日 ( 2 )

ブチュ、研次と@カフェカナン(下北沢)

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(8月25日夜・記)
2日間の日程で行われた「日本語学校教育研究大会@国立オリンピック記念青少年総合センター」が8月19日午後5時前に終わった。
僕が上京したときはたいがい立ち寄る、下北沢にある「カフェカナン」に行こうと思った。会場のオリセン(略語)から小田急線・参宮橋駅に行き、参宮橋駅乗車、2・3駅先になるか、下北沢で下車。
とまぁここまで↑は順調だったのですが、やっぱ自分めっちゃ方向音痴、何度も行っているはずの「カフェカナン」、どう行くのかわからんようになった(恥)。小田急線下北沢駅の南口に出て、「さぁカナンに行くぞ、どうせすぐ近くだ」と多寡を括っていたのが失敗の原因。あれこれ歩いてみたのですが、一向に見覚えのある風景に出くわさない。小一時間も歩いたでしょうか、雨が降ってくるわ腹も減ってくるわで、カナン行きほぼ断念しようかと思った。で、なんかうまいもんでも食って再考しようと入ったお店が「多つ美」(変体仮名で書いてあった。正しくは違うかも)。僕よりちょっと年上の感じのお母さんのお店。生ビール2杯・おでん・焼き魚・手羽先焼きなど。お母さんに、「カナン」というお店に行きたいのですが道がわからなくなってしまって・・・などと事情を話す。カナンにTELすりゃ済むことなんですが、あいにくケータイに登録してなかったんですね、ボク。で、お母さんも親身にいろいろ考えてくださっている内に、僕、「あ、そうだ実弟にTELすりゃ、カナンのTELわかるかもしれない」っていうアイディアがヒット。実弟(このブログでは「のぶ」。兵庫在住)にTELしたら運良く彼がいて、それで事情を話す。彼、カナンのTEL知ってたんで大助かり。お勘定を済ませて「多つ美」を出る。ご主人が一緒に降りてきてくださって(「多つ美」はビルの2F)、「この道を行くんだよ」と教えてくださった。
このブログのご常連はご存知だと思いますが僕はメチャクチャ方向音痴。でも、こうやって旅先でいろんな親切な方に巡り逢えます。運がいい男なんでしょうね、僕は。

教えられた道を行くと、ものの10分もしない内に「本多劇場」が見え、そこからすぐのカナンに着く。
カフェカナン店主は研次。彼が中学生だったかの時に僕が働いていた「ハイランドロッヂ@長野県八方・名木山ゲレンデ」で会ったのが初対面。ハイランドロッヂの玄関を開けたとたんに、差し入れの日本酒1升瓶を落っことした、ってエピソード、確か研次(爆)。あの時は研次と僕はずいぶん年齢が離れているように思ったものですが、あれから30年以上経ってみるとあまり年齢差は感じなくなった(僕が「退化」しただけのことかも^^)。10代20代での1歳差は非常に大きな差として感じられるものだけど、40代50代60代と年齢が進むにつれて、3歳・5歳あるいは10歳でもさほど年齢差を感じなくなるんでしょうね。僕の実感です。
研次は、地元の下北沢が小劇場のメッカみたいになっているので、演劇情報を僕にいろいろ教えてくれる。カナンに行く楽しみの一つはそれです。僕のような田舎在住にはおもしろい話満載。永六輔さんもカナンのお客さんだそうで(他にも演劇関係を中心に有名人多数がお客さん)、先日永さんがカナンに現れた時、ちょうど研次が古本で永さんの本を入手していた。で、研次、永さんのその本に(仏教関係のタイトルの本だったと思う)サインをしていただいた。ここからがおもしろいのですが、永さんの署名入りのその本を僕も見せてもらったのですが、見開き左ページ中央下よりに永さんのサインで、それは当たり前なんですが、その上に三島由紀夫のサインや、かと思うとその右斜め上には唐十郎、更には右ページには井上ひさしのサインなど、計20くらいのサイン(寺山修司もあったかも)が散見できるではありませんか。研次の話ではぜ~んぶ永さんが書かれたそうです(爆)。「井上ひさし」は井上さんのマネージャーに見せたら「そっくり」だったそうです。

僕がカナンに行くってことがブチュにも伝わって、彼もカナンに来ることになった。研次と話している内に8時頃だったか、ブチュ登場。このブログの最近では「ジャニス・ジョプリン」記事中にブチュが出てきます。彼は僕より年下ですが(それでも彼は今ではもう50代!)、東京時代にいろいろ教えてもらっていた。特に、ファッション(JUN&ROPEやレイバン、帽子、インド更紗など)、音楽(ジャズ、ジョン・レノン、ジャニス・ジョプリン、レゲエ、りりい、山崎ハコ、浅川マキ、中山ラビなどなど)、漫画(ガロ、永島慎二、つげ義春など)は彼に教えられるところ大であった。

3人で写真。左が僕、真ん中がブチュ、右が研次

今回カナンに立ち寄ったのは、林玄さんの1周忌(9月23日)で我々はどうするかの打ち合わせもしたかったから。
当初9月23日上京だったのが、9月15日に上京することになりました、僕。その日は国分寺駅ビル内の「カフェ・デ・カフェ」の店じまい日。「カフェ・デ・カフェ」は林玄さんが理想を具現化するために造られた喫茶店だったと僕は理解している。午前「カフェ・デ・カフェ」に行って、その後林玄さんが眠っていらっしゃる「多磨霊園」(向田邦子他著名人のお墓がたくさんあるそうです)、それからポパイ吉祥寺でやっているプティット・メルヴィーユで集まり。僕は前後の日が仕事なんで往復とも夜行高速バスになりそうでいいささかきついですが、林玄さんにいただいたご恩義を考え、必ず9月15日は上京しようと思っています。
by tiaokumura | 2008-08-19 21:41 | このブログのこと | Comments(8)

卒業生のキムラルさんと@上海飯店(参宮橋)

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(8月24日夜・記)
8月19日、「ホテルサンルート東新宿」で目覚める。バスタイム・洗面・着替えなど。今回は荷物が少ないので、30分ほどで出発準備完了。チェックアウト後、ホテルを出てすぐの「都営大江戸線東新宿駅」へ。都営大江戸線は、文章ではどう書けばいいのだろう、細長~いループ状の部分と縦長の棒部分が組み合わさった路線。東新宿から都庁前(ループと棒の接点に位置する)で降りる。そこで同じ大江戸線に乗り換えて(ややこしい^^)新宿駅で下車。新宿駅構内を歩き、小田急線に乗り換え、参宮橋で下車。そこから歩いて「国立オリンピック記念青少年総合センター」へ。

平成20年度日本語学校教育研究大会」2日目。1日目はプログラム全部に参加可能ですが、2日目は同じ時間帯に複数あるので、どれを選ぶか選択に迷う。富山国際学院から複数人参加していれば調整できるのですが、単独参加なのでそれは不可能。
午前1部は、「教師ポートフォリオ作成、報告」も魅力があったのですが、もう1つの「教科書に頼らない授業展開」に参加。午前2部は、5つの中から西原純子先生・山崎貴美英先生(京都日本語教育センター京都日本語学校)「日本語力ゼロ期の学習者に対するビジネス日本語プログラム」を選ぶ。
昼食後、ポスター発表2つに参加。1つは、2年前の研修のワークショップで同じ島で初対面でこれで3回目になるでしょうか、牧原紀子先生(全くの偶然なんですが、富山のご出身)たちの「非漢字圏学習者のための『エリンが挑戦!にほんごできます。』を使った漢字授業の実践」。牧原先生はラボ日本語教育研修所に所属。同じくラボで昨夏初対面の中山康昭先生も発表グループ3人のお1人。ラボの日本語教師の方々は勉強熱心で、しかも20代の若手がどんどん育っているという印象の学校。羨ましい。ポスター発表はもう一つ、横浜YMCA学院専門学校の3人の先生による「プロセスに注目したディベート授業の可能性~実践の振り返りシート~」。
午後も同じ時間帯に3つずつあって、午後1部はTIJ東京日本語研修所「学習者の主体性を重視した中級読解教材の作成」、2部は国際教育振興協会日米会話学院日本語研修所「ビジネス日本語のコミュニケーション・スキル向上を目的とした上級学習者向け教材開発」をそれぞれ選ぶ。

前日8月18日は会場近くの「キンドンヤ」でカツカレーなど1人でわびしく昼食でしたが、19日昼食は事前に連絡を取っておいた富山国際学院の卒業生のキムラルさん(ネパール。昨年度僕が担任をしていたB組の学生)とランチ。参宮橋駅で待ち合わせ。坂を下って右手にある「上海飯店」に入る。ビールと、キムラルさんはカニチャーハン、僕は野菜麺(僕好みのあっさりした味。おいしかった)。互いの近況報告をしたり、キムラルさんにネパールのことについて教えてもらったりした。
非漢字圏学習者の漢字習得」は日本語教育の永遠の課題かもしれない。いまだに「これは」という教授法が確立していない分野。日本語は習得が決して難しい言語ではないが、こと漢字に関しては、非漢字圏出身者にはハードルが高い。異論もあるかもしれませんが、漢字がわからないと中級以上は困難。そんな中でキムラルさんは「成功例」の1人。「成功例」は即ちロールモデルにもなるので、自分自身の「非漢字圏学習者の漢字指導」に生かして行きたいものである。
by tiaokumura | 2008-08-19 13:15 | 日本語教育 | Comments(0)