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2007年 10月 24日 ( 1 )

「広辞苑、売りは若者言葉」(朝日新聞・10月24日付)

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今朝の朝日新聞に、来年1月に『広辞苑第6版』が発売されるという記事が載っていた。見出しから引用すると、「広辞苑、売りは若者言葉 1万語追加し10年ぶり改訂」「『めっちゃ』『さくっと』『うざい』」「記録のため『おしん』『真知子巻』も」

40年以上前、東京教育大学に入学した時、今風に言えば「自分へのご褒美」の意味合いもあったし、これからの大学生活の必需品とも思ったし、大学生になって岩波の本などが5%か10%引きで買えるという一種の高揚感^^もあって、1年生の早い時期に『広辞苑』を購入した。当時はまだ第2版が出てなかったと思うので、最初の版。その後、ノルマと言うわけでもないのだけれど、版が改まるごとにほとんど毎回『広辞苑』を買っている。補訂版もあるから、6冊くらい持っていることになるかなぁ。「辞書は新しいほどいい」ってのはある意味で正しいと思っているので、来年1月さっそく購入します、単なるミーハーかファッション(アクセサリー^^)かもしれんけど(照)。気になるお値段のほうは^^記事には書いてない。紙媒体で7000円くらいなのかなぁ。こういう時代なのでDVD-ROMも発売。値段と使い勝手を考えて、どちらにするか慎重に判断します。両方は買えっこないですもんね(汗)。

今回新たに加わるのは約1万語(4割弱はカタカナ語)で、総数24万語で過去最大になる。新たに加わるのは(同記事による)
ニート メタボリック症候群 逆切れ イケメン(いけ面) めっちゃ うざい 顔文字 ウルトラマン 癒し系 ラブラブ おしん ブログ 赤バット・青バット 真知子巻 きときと めんそおれ 温度差 午後一 さくっと 自己中 食育 内部告発 風評被害 引籠り 准教授 如月小春 アルマーニ ダイアナ クレーマー スイーツ 着メロ デパ地下
など(表記ママ)。この10年を物語るような語がずらりラインナップ。「きときと」は富山方言。真田信治先生(大阪大学大学院教授。富山県のご出身)が担当されるのかもしれない。「いい人 いい味 いきいき富山」って観光用キャッチコピー、ごく最近まで使われていました。富山県人としては「ちょー嬉しい」かも、「きときと」が入るのは(照)。

イナバウアー」「できちゃった婚」「萌え」は見送られたそうです。「できちゃった婚」(「おめでた婚」でもいいけど)「萌え」は入ってもよかったような気がします。「イナバウアー」は、入れなかった岩波の見識はよかったと思う。最近出た『大辞林第3版』、僕は購入してて、「イナバウアー」が入っててしかも7行も使っているのには「これはどうかなぁ」と思った。荒川某って方の金メダル、それはそれで素晴らしい偉業なのだろうけど、7行も使うほどのことかなぁ。『大辞林第3版』は人物は、日本は「物故者主義」で日本国外は現役OKのようなのですが、そういうダブルスタンダードはいかがなものかと思う。「人は棺を覆うまで評価は定まらない」(中には死後かなり経ってから評価が逆転する例すらあるけど)のだから、物故者のみの方がよいと思う。現役では「チョムスキー(1928-)」「ゴダール(1930-)」などが入っている。で、「イナバウアー」なんかに7行も使うくらいなら、その分、「須賀敦子(1929-98)」「寺村秀夫(1928-90)」「土方巽(1928-86)」「三上章(1903-71)」など入ってもしかるべき人物にそのスペースを割いてほしかった。佐久間鼎時枝誠記は入っています。チョムスキー、須賀、寺村、土方って、こうして見るとほとんど同年齢なんですね。多感な青春時代が第2次世界大戦・アジア太平洋戦争に重なる世代です。
あっ、『大辞林』批判になってますが、『大辞林』重宝してますよ。哲ちゃんがいくつかの項目書いてますし(爆)。

ブログ」、朝日記事の「意味」欄には以下のようになっています。『第6版』ではたぶんこういう記述になるんでしょうね。
(ウェブ・ログの略)ウェブサイトの一種。個人や数人のグループで運営される日記形式のもので、情報提供や意見交換などのコミュニケーション機能が付加されている。
ちなみに『大辞林第3版』はこうです。
〔ウェブ(web)とログ(log)を合わせたウェブログ(weblog)の略〕個人が身辺の出来事や自分の主張などを日記形式で書き込むインターネットのサイトやホームページ。
双方向性も織り込んでいる『広辞苑第6版』の定義のほうが勝っているでしょうか。うちんとこのブログは、主張などほとんどなくコメントもめっちゃ少ないけど(激爆)。
by tiaokumura | 2007-10-24 19:33 | | Comments(4)