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2007年 10月 16日 ( 1 )

命名された親御さんのお気持ちがわからないでもないけれど・・・

学院長の岸井さんがいつぞや都内のコンビニで、富山市に何か送ろうとして店員さんに「富山市って、石川県ですか~」と、あっけらかんと言われた。ほぼ実話です、これ(爆)。先週の土曜日、丸山茂樹先生(I.C.NAGOYA)と話してて大学の現状に話が及び、僕が「富山大学、このままだと金沢大学富山キャンパスになる」ってなことを半ば冗談で言いいましたが、いやいや、そんな日が来ないこともない。
ま、いずれにしても、マイナーな県です、うちんとこは。そんなマイナーさがいとおしいこともありますが(爆)。で、それでも年に何回かは「富山県」が全国ニュースになる時がある。最近の一つは、出生届の「稀星(きらら)」。県内の立山町に届けたら受理されなかった。それで終わってたらニュースになんないのですが、出生届って、現住所・出生地・親の本籍地のいずれに届けてもいいそうで(知らなかった!)、富山市に届けたら受理されたというニュース。ご記憶にある方もおありでしょう。で、朝日新聞、そのことも含めて記事にしている。「響き優先、難読命名」(10月12日付)。
僕も息子2人、喫茶店2店に命名経験あるのですが(照)、「姓名判断」も「画数」も一切利用しなかった(理由は省略)。ところが、世の中、僕には意外なのですが、そういうので決める人、多いんですねぇ。「子どもの名前を決める際に、特に重視したことは?」(ベネッセ調査)のトップは「漢字の画数」ってんですから、僕のような者には全くの驚きです。「縁起のいい画数」なんてのまであるそうで、知らなかったぁ。で、別にそのことをここでどうこう批判する気持ちはないのですが、同記事に紹介されてる名前にビックリした。「音の響きと漢字の画数を重視する傾向」から生まれた「個性的な人名あれこれ(受理例)」。
想(こころ)・航海(わたる)・輝也(だいや)あたりは、まボクなんかでも、言われれば「ああ、なるほど」とも思いますが、騎士(ないと)・絹(しるく)・聖(まりあ)・宇宙(こすも)などになると、無理に漢字なんか使わないでナイト・シルク・マリア・コスモとしたほうがよっぽどいいんじゃないかなどと思ってしまう。傑作は、七音一二三心温雪月花。何て読むのか、記事未見の方々のお楽しみにしておきます。でもこのあたりになると「謎々」か「判じ物」の世界(激爆)。
万葉仮名風の名前が流行ったころもありましたが(今でも?)、あれはなんとか僕にも読めました。今回の「個性的な人名あれこれ(受理例)」の28例、漢字だけ見てすぐ読めたのは「夏向花(ひまわり)」「梨里衣(りりい)」「倭人(やまと)」ぐらいです(恥)。
名前には親の希望が込められ、我が子に良かれと思ってつけるのは、古今東西ほぼ共通する「文化」でしょう。アイデンティティの最たるもの、それが名前でもある。親がつけた名前に他人の僕がとやかく言う資格はないのですが、それにしても、いささか「凝り過ぎ」のような気もするのですが・・・。インパクトがあって1回で名前を覚えてもらえる、という利点はあるんでしょうけどね。
by tiaokumura | 2007-10-16 22:08 | 言の葉つれづれ | Comments(2)