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2007年 05月 05日 ( 1 )

文化装置としての「水田」

田んぼがあった頃、GWと言えば家族総出で「田植え」だった。自宅の庭一杯に並べた育苗床を田に運ぶ。確か「早苗」とか言う名称だったが、田植え機に苗箱から苗を積む。2条植えだったり4条植えだったりしたのだけど、カタカタッっていうような軽い音を水田に響かせて苗を植えていく。どうもボクって左周りが苦手で、Uターンよく失敗(恥)。これはスキーでも車の運転でも左ターン、同様に不得手。中学高校時代に走り高跳びやってた時は、左足で踏み切ってかっこよくロールオーバー少年^^だったんっすけどね(核爆)。休憩時間にはあぜ道に座ってお茶(ボクはsometimesコーヒー^^)やお餅。昼食は自宅に戻っておにぎり&素麺など、usuallyビール^^。少しお昼寝(照)して再び田んぼに。4時頃に田植えが終わって機械掃除などを済ませて帰路に。夕食は、alwaysキリンビール付きで^^、例えば、ご飯+お味噌汁+シロエビやタラノメのてんぷら+ホタルイカのお刺身・釜茹で+ウド(生で味噌で食す)+タケノコ(若布と煮たもの)+菜っ葉(ゆがいて鰹節としょうゆで食す)+お漬物。こんな豪華な食事銀座で食ったら3万円以上するって(嘘爆)。いやいや、どんなに金積んでも、うちんとこ以外では不可能なメニューかも(核爆)。GWが過ぎて田んぼに水を見回りに行く。稲田をわたる風は涼しく、水田の光の鬼ごっこは見ていて飽きず、素足で水田に入った時の感触は絶品。
主食、この地球上には、コメ・コムギ・トウモロコシ・ジャガイモ・キャッサバなど数あれど、ボク、やっぱ日本人、米なしで生きていけない。I can't live without コメ:-) パリに行ったときも米(しょうゆ・みそ、も)持参。もちろん奥村ブランドのコシヒカリっす(爆)。
人類史、農業革命→工業革命(産業革命)→情報革命と進展してきたんだろうけど、人間、肉体改造するかヒューマンメカ(って言葉ない?)にでもならん限り、大地の恵である植物は必須。「食文化」って言葉があるんだから、その食の源泉の一つである水田が「文化装置」でなくって何であろうか。水田で育まれた散文韻文音曲絵画など多数。多くの文化人の原風景に水田あり。う~~ん、反論あるかもしれんけんど。
家の周囲が次々と住宅地に開発されていって、やむを得ず先祖伝来の「水田」を手放す破目に陥って(農作業がキツいってこともあったのだけれど^^)、そして、そんなボクがエラソーにいえないのだけれど、水田はいつまでも日本に残ってほしい、自分の周囲に存在し続けてほしい。安倍首相、「美しい国」なんてようわけわからんこと言っとらんと、農業従事者(若い方でもやってみようって人が増えてる!)の労苦に報えるような農業政策、やってみろってぇんだ(←ん、なぜか文末、江戸弁?^^)。
1回目の大学生時代(照)、ビンボー生活(今も別の意味で似てるけんど^^)極まって、それでも(と炊飯器)だけはあった。で、どうしたかと言うと、乏しい財布からなんとか捻出して鰹節とマーガリンと豆腐と醤油を買ってきた。=米+鰹節+醤油(要するに、ネコまんま^^)、=米+マーガリン+醤油(炊き立ての熱々ご飯にマーガリンを載っけ、そこに醤油を垂らす。垂らした醤油がマーガリンにはじけるのは、ひょっとしてシュールかも^^)、=米+豆腐+鰹節+醤油(ご飯の上に木綿豆腐2丁と鰹節載っけて醤油をかけ、かき混ぜて食す^^)。栄養士さんが聞いたら目をビックリギョーテンさせそうな食生活ですが^^、結果論になりますが(激爆)、ボク今こうして生きとるんだから、それなりにバランスの取れた食事だったんかも。でも富山大学言語学コースの良い子の皆さんは、真似せんよーにね♪
我が家の田んぼがあった辺りは、今何軒かの家が立ち並んでいる。いくつもの家庭がそこで営まれていることだろう。幸せそうなご家族を望見していると、これで良かったのだとは思うのだが、でもやはり日本文化の底流に「水田」があることを、少なくとも僕は忘れてはいけないと、銘じている。
by tiaokumura | 2007-05-05 20:48 | このブログのこと | Comments(1)