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日本留学試験

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(6月16日夜・記)
年2回実施される日本留学試験の、6月15日はその第1回。北陸3県は、金沢大学・金沢星稜大学・富山大学・福井大学などが持ち回りで会場になり(どちらかと言うと「石川県」が会場になることが多い)、今回は福井県立大学が会場。柳川さんのアイディアでバスで行くことになり、僕が引率役の大任^^を引き受けた。
僕が富山国際学院で働き始めた頃は、「私費留学生統一試験+日本語能力試験1級」が日本語学校から日本の大学に進学するための重要な試験だった。その後、システムが変わって、今は日本留学試験。以前は、国立大文系では「世界史」が課されたり、名古屋まで受験に行かなければならなかったりしたのですが、そういう点は改正されたのだけれど、それでも
1)日本語は約120分の試験時間に対して問題量が多すぎる。
2)採点は統計学上の等化処理が行われるとのことだが、処理方法が不透明(素人考えだが、等化処理が正確に行われれば毎回平均点が等しくなるはずだが、そうなっていない)。
3)英語が試験科目に入ってないため、別にTOEFLを受けなければならない。
などといった「欠陥」がありますが、まぁ、テストとしては「私費留学生統一試験」よりは「進化」してるでしょうね。

6:30、富山国際学院を出発。途中尼御前でのトイレ休憩を経て、8:30頃、バスは福井県立福井大学のキャンパスに入る。簡単に注意事項など話す。9時過ぎ、学院生たちは「受験生入口」から学内に入る。

試験は午前中が記述(時間20分・6点満点。以下同じ)→読解(30分・160点)→聴解(120点)→聴読解(120点)。
国立志望者は更に午後、文系は総合科目・数学コース1、理系は理科(物理・化学・生物から2科目)・数学コース2を受験。終わるのは5時過ぎ。

今年度僕が担任をしているB組は、副担任の林さんと相談して試験前約1ヶ月間、試験対策を行った。語学教師としてこういう「試験対策」って正直抵抗があるけど、ま、どんなテストでもその対策準備やれば点数アップが可能だからと割り切っている。何もしないのと対策やるのとでは、大きな差が出ますよね。受験対策グループと非受験対策グループに分けて指導してその結果を対照したわけではありませんが、経験則から大きな差が出ることは予想できる。
B組学生の場合、6月は「試験慣れ」が眼目で、勝負は11月だと思っています。でもそうは言っても7月下旬に出る今回の試験結果、気になる。僕の今回の全国平均点の予想は記述3.2点・日本語230点です。大学合格基準は(日本留学試験以外に各大学の個別試験も行われるが)、国立大学文系下位校で「記述4点以上・日本語240点以上(400点満点)」が、だいたいの目安です。

これで日本留学試験第1回が済んで、本来の語学教育に戻れるのは、語学教師としては嬉しい。
by tiaokumura | 2008-06-15 06:22 | 日本語教育 | Comments(0)


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