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富山大学卒業(5)

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(3月22日午後・記)
名鉄トヤマホテルでの祝賀会、いろんな先生と歓談なども。
小助川貞次先生と乾杯・歓談。06年前学期の「日本語学講読」を受講。僕の「初レポート」は小助川先生だった。先生は昨春の藤本幸夫教授・最終講義の際に司会をなさった。小助川先生はこのブログの確か「富山市教委の中学選択制」を批判した記事だったと思うが、コメントもいただいている。そのコメントの「小助川」の署名を見て「ひょっとして富山大学の小助川先生かも」と思ったけど、確かめる機会がなく不明なままだった。小助川先生、またいつかコメントをお寄せください(照)。
二村文人先生とも歓談。06年後学期「日本文学特殊講義」受講。先生の授業では「西鶴」を読んだ。先生は呉人恵先生と「ヤッホー仲間」(謎爆)で、小助川先生も二村先生も昔風に言えば「国語国文」畑(今は「日本語学」とか「日本文学」とかか)なので、僕の東京教育大学時代の単位認定にはお二人の先生(あるいはどちらか)にご尽力いただいたのではないかと思う。
他に、立川健治先生(06年後学期「日本文化講読」)・末岡宏先生(06年前学期「国際文化概論」)・和田とも美先生(06年前学期「朝鮮言語文化概論」)ともお話がしたかったのだけど、席が遠かったり、すれ違いだったりして、実現しなかった。残念。
写真、都留泰作准教授(06年後学期「文化人類学特殊講義」)と。このブログでも何度か記事にしてますが、都留先生は『ナチュン』(講談社・アフターヌーンKC)の作者。准教授兼コミック作家だからすごい。僕が用意していた筆ペンで第3巻に署名していただいているところです。先生は照れくさそうでしたが、キャラ絵と独特の書体での「都留泰作」のサイン、そして「奥村さんへ」とも。家宝になるかも(爆)。
僕の卒業は当然、呉人恵先生を始め諸先生のおかげもある。感謝したい。

以前、動物行動学関連で読んだんですが、「2:6:2」の法則。アリの話だったと思う。アリの集団には2:6:2の割合で働きアリと普通のアリと怠けアリがいるそうです。そのこともおもしろいですが、もっと興味深いのは、働きアリだけの集団を作っても、また2:6:2で働きアリ:普通のアリ:怠けアリになるし、怠けアリだけの集団を作っても、やはり同じ構成比の集団になる。確かそういうような話だった。アリじゃなくハチだったかもしれません。
何が言いたいかというと、いろんな社会集団にもこの「2:6:2」って当てはまるんじゃないかってこと。大学教官って言えば学問のエリート集団。学部を出て院も出て、専門分野で勝ち抜き、中には海外留学も経験し・・・。「学びアリ」「専門分野ではプロ」の集団。で、「富山大学教官」という集団を考えた場合、そこにはやはり「いい教官:普通の教官:悪い教官=2:6:2」ってのあるんじゃないかと思う。多くの大学・大学教官が今求められている研究・教育・地域貢献の中で、僕は「教育=授業」を通じてしか教官評価わからないのですが、教育力(授業力)という点で「評価」させていただくと、この2:6:2の法則が当てはまるような気がする。20人くらい学んだ教官の中に、確かに4人、「悪い教官」と僕が判定せざるを得なかった方がおられる。僕なんか遥かに及ばない頭脳の持ち主・高学歴の教官集団。う~ん、「授業力」、もっとつけてくださいね。
翻って、わが言語学コース卒業生、ちょうど10人。「悪い学生」の2人、ボクともう1人誰になるんじゃろう(激爆)。

21日は富山国際学院のことは忘れて「卒業」だけと思ってたんですが、そうは問屋が卸さない(爆)。祝賀会中に、先週卒業した旧B組学生から「先生、入学許可書、まだ届かないんでビザ変更できません」とか「先生、進学先の大学から届いた案内、よくわかりません」とかケータイに入る。仕事と勉学、最後の日まで両立でした(照)。

(3月22日夜・追記)
小助川貞次先生のコメントは、この記事にあります。
by tiaokumura | 2008-03-21 15:37 | 僕は大学4年生 | Comments(0)


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