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古里はどんなとこ?
太閤山小3年生
外国人学生と交流
(
北日本新聞2008年2月2日付・見出し)
富山国際学院の学生9人が、
射水市太閤山小学校を訪問し、3年生の総合的な学習「
外国ってどんなところ」で児童たちと交流しました。
このプログラムは、同僚の
宮田妙子さんが同小学校からの提案に応えて実行。同記事に拠ると
太閤山小学校は、文部科学省から平成十九、二十年度の英語活動等国際理解推進事業の拠点校に指定され、英語や国際理解の学習を続けている。
とのことです(原文縦書き)。
このようなプログラムに参加させていただくことは、学院にとっていろいろな点でありがたいことです。学院生は、失敗もするでしょうが、学院だけでの日本語学習では不足しがちな活動ができる、教室での「温室培養」みたいな日本語学習から飛び出して生の日本語が使える、日本語を使って母国紹介ができアイデンティティに誇りがもてる、子供たちの率直で素直な「外国観」「外国人観」が直接聞けるなど、活動を通じて貴重な体験ができ大きな自信が得られます。
日本語学校にとって
地域との交流は必要不可欠な活動。これまでもいろいろな形で地域との交流を行ってきましたが、小学校との本格的な交流は今回が初めて。
受け入れてくださった太閤山小学校に感謝申し上げます。学院生、引率された宮田さん、お疲れ様でした。
写真、左手前、マトリョーシカを机上に置いて話してるのはロシア人学生。その奥、後ろ向きの男性は韓国人学生。右中ほどは中国人学生、奥は・・・ネパール人学生かなぁ。
この記事、よくよく見てたら僕の名前、フルネームで出てる(汗)。僕の名前なんか出さんでもいいから、
宮田さんの名前を出してほしかったっす。
この記事、外国人って言うと「
カタカナニホンゴ」で発言が書かれることがあるけど、そういうのが全然ないのは嬉しい。
アジャイさん(ネパール)の言葉が紹介されてますので、記事のままに引用させていただきます。
「
ヒマラヤはネパール語で山のことです。エベレストは英語で、ネパール語ではサガルマタと言います」
総合的な学習ってやがてなくなるのかもしれませんが、アジャイさんたちから各国のことを教わった児童たち、将来もきっとこの体験を忘れないことでしょうね。