今日は一日中バタバタしていて、
夕食が午後8時過ぎになってしまった。
写真、
手前
神通川産鮎の塩焼き
上右
我が家の庭で取れたての茗荷
上中
酢の物
上左
キリンビール
です。
今夜の晩酌メニュー(照)
鮎。このあいだ、富山大学言語学コース同級生の
さやえんどう(4年)の話で、彼女のお父上が富山にお見えになり神通川で鮎釣りをなさると聞いて、いささかビックリした。彼女は確か北関東出身。神通川の鮎って、知る人ぞ知る逸品なのかもしれない。子供の頃、
Kおじが「友釣り」ってのだったか、
神通川(
井田川だったかもしれない)で鮎を釣る趣味があるというのを聞いたことがある。僕は短気なので釣りはダメで、釣りのことは全く知らない。友釣りって今はやってないのかもしれない。この写真の食卓の鮎はご近所からのいただき物。シーズンが過ぎてるからか味はイマイチですがおいしく食す。
茗荷。茗荷は薬味が一番ポピュラーなのかもしれませんが、こうして晩酌の肴にも絶品です。庭で取った茗荷、薬味にも使ってますが、今夜はビールのおつまみで登場^^。半分に切って氷水でしめ、味噌をつけて食べる。鰹節と醤油で食べるのもおいしい。富山だけかどうか、茗荷は茗荷寿司という食べ方もあります。
酢の物。若布・ネギ・オクラ・カニ・ゴーヤなど。正直言うと、酢の物もゴーヤも苦手なんで、箸で一掴み、グイッと口中に放り込みます(爆)。
富山国際学院の学生たちからは「先生」と呼ばれ、
富山大学言語学コースでは幸いにもある程度以上受け入れてもらえ、更に今夜こうしておいしいものを食べられ、家あり・貯金わずか・借金ゼロのこの人生、
幸せだと思う。
ちゃらんぽらんな人生送ってきたので、もちろん、
負の遺産というかこれまでの人生の
ペナルティをしょってこれからも生きていかなければならないのだけど、「自分のような者でもまだ暫くは生きたい」と思う。
若い頃、60歳を過ぎると己の死に対して諦観というか受容準備ができるように漠然と思ってたのですが、どうもそういうわけでもないのかもしれませんね。
今年2007年、
植木等さん(生年1926年。以下同じ)、
小西甚一先生(1915)、
城山三郎さん(1927)、
小田実さん(1932)、
観世栄夫さん(1927)が鬼籍に入られ、海外では
ミケランジェロ・アントニオーニさん(1912)、
イングマール・ベルイマンさん(1918)が亡くなられ、ごく近いところでは
山口小夜子さん(生年非公表)、
富樫雅彦さん(1940)も。
どの方も大なり小なり
僕の青春の形成に関わりがあった方々である。
謹んでご冥福をお祈りしたい。