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富山大学、出願開始

今日から地元の富山大学が出願開始。「受験」が本格化してきました。

「センター試験」に匹敵するのが「日本留学試験」。03年から始まり(今の学部3年生の受験時)、年2回(6月・11月)実施されます。今年度の学院生は6月に金沢大学、11月に北陸大学で受験。北陸地区の5つの大学が持ち回りで会場となるので、来年はそろそろ富山大学でありそう。試験科目は、「日本語」は「記述」「読解」「聴解」「聴読解」の4部門。国立大学(今は「国立」ではなく「独立行政法人」になりましたが)を志望している場合は、「日本語」以外に、文系は「数学コース1」「総合科目」、理系は「数学コース2」「理科(物理・化学・生物から2科目選択)」を受けます。
去年11月の結果、6回目にして初めて学院生の平均が全国平均を約10点上回りました。A組担任のMTさん、B組担任のHHさんのご指導の賜物。僕の貢献度は・・・なさそう^^。
大雑把に言って、国立文系志望者の場合、日本語(400点満点)は240点以上は必要。足切りがあるわけじゃないんですが、進路指導の際の1つの目安。

大学独自の試験では、まずほとんどの大学であるのが「面接」。「志望理由」「学費・生活費」などを重点に授業でも練習しています。学院生の中には「先生、模範解答教えて。それ覚える!」と言うのもいますが、下手でもいいから学生本人が自分でわかってて答えられる表現を身につけさせるようにしています。そうじゃないと、面接時に突っ込まれて立ち往生になる恐れあり。付け刃じゃダメなんですね。でも全くどうしようもない学生の場合は、口移し状態で覚えてもらう。緊急避難。
「面接」についで多い試験科目は「小論文」。「情報社会」「多文化共生」あたりが近年よく出るテーマ。「面接」と比べるとこちらは難しい。知識そのものが不足なんで書きようがない。ましてや意見や考えとなると・・・。インスタントな対策ですが、いくつかのキーワード図式化で、ある程度書けるまでにもっていく。

今の入試制度、細かいことではいろいろ注文あるけど、全体としてはそんなに悪いシステムではないと思う。ただ1つだけ改善してほしいこと。それは「入学金」です。これは外国人差別ではないのですが(日本人も同じ)、合格しても「入学金」を納入しないと正式の合格にならない。それで納入するのだけれど、もしその大学とは別の大学に進学した場合、払った入学金は戻ってこない。大学側も「経営」があるのでしかたがないことなんでしょうが、せめて半額は戻ってくる、あるいは、入学時まで納入猶予してもらえる、となったら、ありがたいのですが。←って、このブログでぼやいてても、ねぇ(自爆)。
by tiaokumura | 2006-01-30 23:08 | 日本語教育 | Comments(0)


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