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『金子文子と朴烈』

f0030155_10222006.jpg(4月13日午後・記)
金子文子と朴烈
2017年(日本公開は2018年) 韓国 128分 朝鮮語・日本語
スタッフ
監督:イ・ジュンイク
脚本:ファン・ソング
製作:イ・ジョンセ ショーン・キム

キャスト
イ・ジェフン(朴烈) チェ・ヒソ(金子文子) キム・インウ(水野錬太郎) 山野内扶(布施辰治) 金守珍(牧野菊之助) 劇団新宿梁山泊メンバー 他

痛快な映画。日本じゃなく韓国がこの映画作ったって、なんか日本人として恥ずかしい気も。日本で誰かこういうの作れなかったんでしょうかね。出演者の日本人役、金子文子、水野錬太郎など多くを韓国人が。彼女ら・彼らの日本語、違和感、ほとんど、ない。当時の再現もすごい。朴が人力車で登場する場面もそうですが、どれも韓国でセットしたんでしょうね。大審院法廷場面では、「そうだ、そうだ」と共感した。
金子文子、若い人はもうあまり知らないようだが、岩波文庫に『何が私をこうさせたか』、入ってる。これを読むと(僕は再読。前は「こう」は「かう」だったかも)、いかに悲惨な人生だったか、そんな中で僕なんかの及びもつかない文章作成リテラシーや表現能力を身に付けたのか、しばしば感動する。
ほとり座」で鑑賞。混むかと心配だったので事前に予約しておきました。当日、若い女性も何人か観に。
映画中、もちろん関東大震災も。「じゅうごえんごじっせん」。ずいぶん虐殺されたんでしょうね。例の問題写真撮影も。ここの二人も、おもしろい。担当検事、悩んだんでしょうね。上司のパワハラもあったし。
パンフレットにブレイディみかこも寄稿。彼女、こんど岩波から本出ます。僕、彼女は岩波の「図書」連載で知った。彼女、寄稿文中に金子の歌「たはむれか はた真剣か 心に問えど 心答えず にっとほほ笑む」を引用。同パンフレットにはブレイディの他に瀬戸内寂聴、岩井志麻子、足立正生、鈴木邦男、福島泰樹、西村賢太らもコメントを載せる。
by tiaokumura | 2019-03-30 10:22 | 映画 | Comments(0)


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