こんな授業・あんな授業(48)小噺(前編)

2018年度A組「小噺(こばなし)に挑戦」
氏名                
課題
①今回、教科書で「小噺」を勉強しました。次の小噺から2話選んでください。なお、×はR指定です(笑)
②選んだ小噺が上手に演じられるよう準備してください。間(ま)の取り方、声の調子、リズム、身振り手振り、臨場感(りんじょうかん)など、いろいろ工夫してください。
③次回2月4日(月)の授業で1人1話ずつ演じてもらいます。1番上手だった人は柳川友美先生からすてきなプレゼントがもらえます。
④3月9日(金)の卒業式パーティの前座で、小噺披露(ひろう)もできるかも。
2019年1月28日 奥村隆信

A(        )
ねずみのお嫁(よめ)さんが、嫁(とつ)ぎ先から実家へ戻ってきた。お母さんはたいへん心配した。
「どうしたんだい、どうして帰ってきちゃったんだい。」
「向こうのお舅(しゅうと)さんの声がねぇ。」         注 舅=夫の父親
「うるさいの?」
「ううん、優しすぎるの。」
「優しいならいいじゃない。」
「だってぇ、猫撫(な)で声なんだもん。」
B(        )
「なんだい、この蟹(かに)。蟹ってのは普通横に這(は)うってのに、縦に這ってんじゃねぇか。」
「すこーし酔ってんでさぁ。」
C(        )
ケチな男がいた。鰻(うなぎ)屋の傍(そば)に来ると鰻を焼く匂いを嗅(か)ぎながら持ってきた飯(めし)を食うのだ。するとある日、鰻屋が男が請求書を出してきた。
「なんだい。匂いを嗅いでるだけじゃないか。」
「ダメだ。今日から鰻の匂いの嗅ぎ代500円だ。」
「仕方ないね、全く。」
すると、男は財布を出したかと思うと手元で500円玉をじゃらじゃら振り出した。
「支払いは500円の音だ。」
D(        )
「やぁ、怠け者が集まったなぁ。どうだ、一つ、この中で誰が一番怠け者か決める、怠け者チャンピオン大会を開かないか?」
「やだょ、めどくせぇ。」
E(        )
「あんた、背高いね」
「ハイ」
F(        )
「お母さん、海はなんで青いの?」
「空が映っているからよ」
「じゃ、空はなんで青いの?」
「そりゃぁ、海が映っているからよ」
G(        )
町で「人生相談 質問2問で2000円」の看板があって、ある男がそこの易者(えきしゃ)のところに行った。                注 易者=占いをする人。
「あの~、ずいぶん安いですね。どんな質問でもいいのですか?」
「はい、どんな質問でもいいですよ。あと1問ですよ。」
「えっ、今のも質問に入るんですか?」
「はい、そうです。これで2問ですね。2000円です。」
×H(        )
「ママ、新婚旅行って何?」
「結婚したばかりの男の人と女の人とが一緒に旅行することよ。」
「ふうん、ママもパパと行ったの?」
「もちろん行ったわよ。とっても楽しかったわ。」
「その時、ボクも一緒に行ったの?」
「もちろん行きましたとも。行きはパパと一緒に、帰りはママと一緒にね。」
I(        )
「お父さん、酔っぱらうってどういうことなの?」
「うーん。説明しづらいんだけど、例えばそこにグラスが2つあるだろう。それが4つに見えたら、酔っぱらっているということだ。」
「でもお父さん、グラスは1つしかないよ。」
×J(        )
「お巡(まわ)りさん、助けてください。あそこで僕のお父さんが男とけんかしているんです。」
「よし分かった。それで、どっちが君のお父さんなんだい?」
「分かりません。それがけんかの原因なんです。」
K(        )
男は、本当に必要ならば1000円のものにも2000円払う。女は、2000円のものが1000円になっていれば、必要でなくても買う。
男と幸せに暮らすには、男を理解しなければならない。女と幸せに暮らすには、女を理解しようしてはいけない。
女は、結婚したら夫に変わってほしいと思う。でも、夫は変わらない。男は、結婚しても妻に変わらないでほしいと思う。でも、妻は変わる。
L(        )
「さて、この世でライオンが怖がる唯一(ゆいいつ)の動物は?」
「先生、メスのライオンです。」
by tiaokumura | 2019-01-27 15:54 | 日本語教育 | Comments(0)


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