(7月21日午後・記)
『すばらしき映画音楽たち』(原題SCORE:A FILM MUSIC DOCUMENTARY)
アカデミー賞音楽部門合計38冠に輝く作曲家たちの伝説
2016年 アメリカ 英語 93分
監督:マット・シュレーダー
音楽:ライアン・トーバード
他
出演:
ハンス・ジマー ダニー・エルフマン ジョン・ウイリアムズ ジェームズ・キャメロン ランディー・ニューマン クインシー・ジョーンズ スティーブン・スピルバーグ 他
徒然草に「名を聞くよりやがて面影は推し測らるる心地こそすれ」とかありますが、映画音楽と映画、切っても切れない関係。無声映画時代の音楽伴奏から、もうそうだったんでしょうね。でも最近「映画音楽」ってジャンル、いささか弱くなってるかも。3Dとか特殊効果とか画像のほうにシフトして、音楽、あまり力入れとらんのかも。
本作、貴重なドキュメンタリーでしょうね。登場する映画には『ロード・オブ・ザ・リング』『スーパーマン』『卒業』『サイコ』『バットマン』『ウエスト・サイド物語』『レイダース/失われたアーク』『007/カジノ・ロワイヤル』『ジュラシック・パーク』『スター・ウォーズ』『未知との遭遇』『荒野の七人』『ロッキー』『E.T.』『猿の惑星』『JAWS/ジョーズ』『俺たちに明日はない』などなど。音楽を聴くと名場面思い浮かぶのが多い。聴きながらゾクゾクッ、も。スピルバーグとジョン・ウイリアムズが「E.T.のテーマ」を生むまでの貴重な作業も収録。「へ~、そうだったんだ」です。ジョン・ウイリアムズって、これまでそんなに気にしてなかったけど、こうしてドキュメンタリーを観ると本当にすごい作曲家だったんだと感動。
白馬八方時代、スキーに出かける時、ハイランド・ロッヂで本人の好きな音楽、かけてて(今だとプロ野球でそういうのやってますよね)、『ロッキー』のテーマが一番人気だった。そんなことも思い出しました。
監督のマット・シュレーダーは、本作を作るためにクラウドファンディングで資金集めしたそうです。こういうの、イマドキですね。でもそのおかげでこういう素晴らしいドキュメンライー映画が出来た。この映画「数々の映画祭で受賞」だそうです。
これ、ほとり座で観た。そこのチケットのスタンプがたまってて無料で^^。でもグラスワイン白は500円だった^^。