(8月4日午後・記)
『危険な関係』(原題Les Liaisons Dangereuses1960)
ジャズの名曲とシャネルが彩る恋愛映画の金字塔
フランス 105分 フランス語
監督:ロジェ・ヴァディム
原作:コデルロス・デ・ラクロ『危険な関係』
脚本:ロジェ・ヴァディム
音楽:セロニアス・モンク デユーク・ジョーダン ジェームズ・キャンベル
キャスト:
ジェラール・フィリップ ジャンヌ・モロー アネット・ヴァディム ジャン=ルイ・トランティニヤン ジャンヌ・ヴァレリー 他
「世界一の美男子ジェーラル・フィリップと大女優ジャンヌ・モロー 夢の共演作がスクリーンに蘇る」。最近よく聞くデジタルリマスター版とか、これもそうみたい。ジェラール・フィリップ、遺作。
大学時代の同級生の郡場典子さん、ジャンヌ・モロー似って今回気付いた。郡場さんの都立西高の同級生で親友が嶋田和子先生。そんな不思議な縁、何年か前に知った。『男と女』のジャン=ルイ・トランティニヤン、この映画に出てたんですね、知らなかった。
ロジェ・ヴァディム監督、ブリジット・バルドー、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジェーン・フォンダら起用。本作はジャンヌ・モロー。是枝裕和監督の次回長篇15作目、カトリーヌ・ドヌーヴですって。河瀨直美監督『Vision』のジュリエット・ビノシュも。
上流階級の退廃を描く作品って『甘い生活』がそうだった。今の西欧社会でこういう家庭ってあるんでしょうかねえ。ジャズと映画では『死刑台のエレベーター』ありますが、本編もジャズが雰囲気を盛り上げている。セロニアス・モンク、アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ。「ダンモ」ですよね^^。映画中のスキーシーン、なんかめっちゃ古く感じられますが、この当時、こういうスキー場だったんでしょうね。
もう1ヶ月ほど前になりますが、金沢のシネモンドで観ました。