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『演習・精解 まなびなおす高校数学Ⅰ』

『演習・精解 まなびなおす高校数学Ⅰ』_f0030155_995183.jpg松谷吉貞(まつたに・よしかず1949-)
『演習・精解 まなびなおす高校数学Ⅰ』
2016年12月10日 第1版第1刷
発行 亀書房
発売 日本評論社
2100円+税

富山国際学院の学生の大部分は、学院での日本語学習を終えた後、大学・大学院・専門学校に進学する。年に2回、日本留学試験というのがあり、その名の通り日本留学希望者(特に大学進学希望者)は受験が必要。国立大学などの文系志望者は日本語以外に「総合科目」「数学コースⅠ」を受験。先日発売された昨年第2回の「数学コースⅠ」の問題を見ると、2次関数・確率・整式・2次方程式・剰余定理・必要条件十分条件・三角比が出題されている。毎年ではないのですが、学院のスタッフにやれる人がいないので、僕が数学コースⅠの補習を担当することも。今回の問題、自分、全部ちゃんと解けて解説もできるかというと疑問。高校卒業してから50年以上経ってますもんね^^。
本書、朝日新聞の日本評論社の宣伝で知った。値段が高いので迷ったが^^博文堂さんに注文。先日届いた。中を見てビックリ。ほとんどわからない(泣)。う~~~ん。ま、少しずつわかるところから取り組んでみよう。お金、無駄にしたくないですもんね(激爆)。
裏表紙のキャッチコピー。
10代と50代の二度、東大理1・理2の入学試験に合格した経験と、大手予備校で30数年間、受験生を指導した豊富な経験をもとに、《自分が高校生のころに、こんな本が欲しかった!》との積年の思いをまとめあげた4冊。
この本、シリ-ズで、本書が4冊の1冊目。「集合、写像、および論理」「方程式、不等式」「指数関数、対数関数、三角関数、および初等幾何」「方程式、不等式の応用」の4章構成。
何事にもドラマがあるものでしょうが、本書出版にもそういうことがあった。「はじめに」より引用。
本書の原稿は、筆者が一時数学を教えるという仕事を離れた時、いわば内側の棚卸しのようなつもりで書き溜めたものです。もともと出版することなど考えていなかった原稿を偶々目にされた亀書房の亀井哲治郎、英子ご夫妻によって強く勧められなかったら、本書が世に出ることはなかったでしょう。ご夫妻の、出すべきものを出す、という出版人としての強い信念に敬意を表したい・・・

by tiaokumura | 2017-02-19 09:09 | | Comments(0)


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