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越中八尾おわら風の盆

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(9月10日午前・記)

30歳過ぎて富山にUターンして、9月3日25時に八尾(やつお)にいたいと思っていた。これ、観光客が帰ったあと、八尾町民が自分たちだけのためにする町流し。今年の「おわら風の盆」は木金土で観光客は25万人くらいだったのでしょうか。

越中八尾おわら風の盆は、父の長姉が八尾福島にいて、子供の頃、行った記憶があります。おばの家に蚕棚もあったかも。あの頃はまだ芸者さんたちもいたんでしょうね、鏡町とかには。僕は1978年ころ富山に戻った。その後、妻と伯育男(はく・いくお。こちらに記事あり)さんのお宅の前で胡弓演奏を聴いたことがある。おわらは前夜祭ってのがあって、一人で行ったことも。また、川田有紀子先生の観世グループで風の盆を訪れたこともあります。

9月3日、富山国際学院同僚の粕谷謙治さんを誘って八尾行きを企画。僕、仕事が残ってたんで9月3日午後8時ころに富山国際学院に行ったら、な・な~~んと、粕谷さん、仕事中じゃった。なんか、彼に申し訳ない気持ち。で、お互い仕事を終えて富山駅へ。富山駅から電車で約20分、越中八尾駅。電車、けっこう混んでました。八尾駅近くYOROZUYAで、生ビール&おつまみ。福島の方々でしょうね、男衆も店内に。タクシー乗車。交通規制がまだ解除じゃないんでしょうね、入れるところまで行ってもらった。

おわら風の盆。まずは音を頼りに町流し現場を探す。タイミングよく東町が開始。地方・踊り手、上手から下手へと流す。坂のまちです、八尾は。次いで、粕谷さんにも絶対見せたいと思ってた鏡町へ。やっぱここすごい。もう超満員。階段もびっしり。僕は高台からようやく覗けた。カップルの踊り、ここ、ある。拍手喝采。鏡町の後、さらに遭遇を目指す。なんと、若林美智子さんの胡弓演奏に出会えた。若林さんは僕はコンサートにも行ったこと、あります。それ、ブログ記事、確かあるはず。まさか若林さんの近くで聴けるとは思ってもいませんでした。

いささか疲れたので開店中のカフェに入る。ここの女将さん、書道をなさっているんですね、店内に彼女の作品2点。変体仮名でした。休憩後、再びタクシーで八尾駅へ。駅前、土産物テント以外、どこもやってない。コンビニで缶ビール&おつまみを買う。駅にはすでに始発待ちの行列。粕谷さんと二人、15人目くらいに並ぶ。座って待つうちに、いつしかうとうと。ふと、目覚める。遠くで胡弓の音が聞こえたように思った。駅前に出てみる。音が少しずつ夜明け前の空気を切って流れてくる。夜目遠目、踊り子の姿が。そうなんですね、「見送りおわら」のために駅に向かってたんですね。アップした写真、夜が明けたあとの一行を撮った。僕、暗がりから徐々に見えてきた時は、震えが来ました。これだけで、この日、八尾を訪れた甲斐がある。

始発電車、乗車。めちゃくちゃな混みよう。なんとか座れた。出発時、駅のホームで「見送りおわら」やってるんですが、先頭車両だったんで全く見えませんでした。残念。


by tiaokumura | 2016-09-04 05:12 | 富山 | Comments(0)


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