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藤原道夫監督『水と風と生きものと』

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(3月21日午後・記)
水と風と生きものと 中村桂子・生命誌を紡ぐ
2015年 日本 119分 日本語
・・・日々、生命誌を編み続ける研究者たちと、それを訪ねて集う大人や子どもたちの穏やかに満たされた笑顔と、小さな生きものたちの輝きに出会う幸福な2時間である。(高村薫)
監督:藤原道夫(『宮本常一』『自然を弦の響きにのせて~96歳のチェリスト青木土良~』など)
企画:村田英克
プロデューサー:牧弘子
登場人物:
中村桂子 末森千枝子 伊東豊 関野吉晴 新宮晋 赤坂憲雄 他
公式サイト:こちら

中村桂子(なかむら・けいこ1936-)を僕が初めて知ったのは、奥村学習塾主宰の頃。光村図書出版の中学国語教科書に彼女の文章が載っていた。掲載学年は忘れたが、今も載っているかも。「女性科学者が国語教科書に載るなんて珍しいなあ」と思った印象がある。「男医」「男流作家」なんて言葉、ないんだから、「女性科学者」なんて言い方、性差別で糾弾されるかも、今なら^^。彼女の文章、DNAとかゲノムの話で、ゴキブリもミドリムシもイヌもヒトも、その基本構造は同じで生命の歴史を背負ってる、っていうような内容だった(記憶が定かじゃないが、たぶんそんな話)。好奇心強く感受性豊かな若い心にしみこむような内容・語り口だった。
本映画、
中村が旅をします。大阪、東京、そして東北へー。そこで、自然に眼を向けて、大切なことを忘れずに暮らしている人々と語り合います。(映画リーフレットより引用)
対話の相手は、末森千枝子(絵本編集者)・伊東豊(建築家)・関野吉晴(探検家・医師)・新宮晋(造形作家)・赤坂憲雄(民俗学者)。映画終盤で宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』の舞台化。舞台は、チェロ演奏・谷口賢記、人形遣い・沢則行、語り・中村桂子などによる「生命誌版」。映画では、賢治ゆかりの地やJT生命誌研究館や東京の中村の自宅なども。

僕は若い頃から映画館での映画が好きで、今でも年間10本くらい映画館で映画を観てる。そしてその大部分がここフォルツァ総曲輪での上映。それが今年まもなく休館(実質「廃館」でしょうね)に。この3月26日に「フォルツァ総曲輪の未来を考える会」が開かれます。僕は参加するのは難しいですが、休館反対の署名活動でも立ち上がれば署名しようと思う。
by tiaokumura | 2016-03-20 10:28 | 映画 | Comments(0)


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