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ゲレオン・ヴェツェル&ヨルグ・アドルフ監督『世界一美しい本を作る男』

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(1月9日午後・記)
世界一美しい本を作る男-シュタイデルとの旅-』(原題How to Make a Book with Steidl)
2010年 ドイツ 英語・ドイツ語 88分 カラー
この映画を通して、本というものはどうやってできるのか?本作りの楽しさを知ってもらいたいと思っています。今日では、イギリスの大手出版社が、インドで印刷し、中国でレイアウトを行うというのが実情です。私の会社のように、全ての工程を行う出版社は世界中を探してもほとんどありません。このような見本があるのだということを、より多くの人に知っていただきたいのです。そして、私の本作りの情熱と足跡に続く勇気ある後継者が沢山でてくることを心から願います。(ゲルハルト・シュタイデル「日本の皆さんへ」)
監督:ゲレオン・ヴェツェル ヨルグ・アドルフ
出演:
ゲルハルト・シュタイデル ギュンター・グラス カール・ラガーフェルド ロバート・フランク ジョエル・スタンフェルド ロバート・アダムス エド・ルシェ 他

出版社Steidlは「この10年で最も重要な出版社」だそうですが、僕は全く知らなかった。出演者もギュンター・グラス以外は全く初めて。ラガーフェルドはシャネルのファッションデザイナー、フランクやアダムスは写真家(映画中、写真家が最も多かった)、ルシェはLA在住の現代芸術家、など。このドキュメンタリー映画、ゲルハルト・シュタイデルがクライアントと直接会って作品を造る過程を描く。ニューヨーク、ロサンゼルス、パリ、カタール、バンクーバー・・・。シュタイデル社は「全工程を自社で行い品質を管理」ですって(「シュタイデル社の仕事術3つ」より)。
1月2日(土)午後、フォルツァ総曲輪で上映されるってことで観に行ってきました。フォルツァ総曲輪の企画「不識図鑑」の一つで、ライブホールでの上映でした。座席数少なかったのですが、ほぼ座ってました。12名くらいでしょうか。帰り際に堀江節子さんを見かけ、ちょっとビックリ。彼女もご覧になってた。
この日の昼食は末弘軒でワンタンメン+生ビール(小)、ドンクでバゲットなど購入、紀伊國屋書店にもちょっと立ち寄った。初めての喫茶店でブレンド、女性客が圧倒的に多かったお店。
今年は観たい映画がずいぶんある。『不屈の男』『シン・ゴジラ』『ア・フィルム・アバウト・コーヒー』『黄金のアデーレ 名画の帰還』『何を怖れる』『野火』『愛人たち』『クロスロード』『人生の約束』『スティーブ・ジョブズ』『さらば、愛の言葉よ』。何本観られるでしょうね。『スターウォーズ』も、公開初日に見たのが2D吹替(激爆)だったんで、4Dで観たい。金沢に観られるシネコン、あるみたいです。あと、総曲輪の再開発ビルにシネコンが入るそうです。この6月だったか。
by tiaokumura | 2016-01-02 14:08 | 映画 | Comments(0)


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