(11月14日午前・記)
11月8日(日)、今回の神戸行きで、富山では上映していない映画を観ることができた。
香港食館での朝食のあと、三宮に出て途中道を訊きながら
神戸国際松竹に。ここ、シネマコンプレックス。
『
ベトナムの風に吹かれて』
今ふたたび岐路にたつ 大人たちの青春と人生の輝き
2015年 日本・ベトナム 日本語・ベトナム語 1時間54分
監督:
大森一樹(おおもり・かずき1952-)
脚本:大森一樹 北里宇一郎
撮影:斎藤幸一
音楽:かし渕哲郎
主題歌:フォー・セインツwith松坂慶子『たまには仲間で』
原作:
小松みゆき『ベトナムの風に吹かれて』(角川文庫)
キャスト:
松坂慶子(まつざか・けいこ1952-。佐生みさお) 草村礼子(くさむら・れいこ1940-。佐生シズエ) 奥田瑛二(おくだ・えいじ1950-。小泉民夫) チャン・ニュオン(Tran Nhuong。劇場支配人タイン) ジェム・ロック(Diem Loc。女優フォン・ファン) 他
公式サイト:
こちら
ハノイで日本語教師をやっている佐生みさおの許にある日、新潟の兄から父が亡くなったという電話。帰郷したみさおは葬式で、痴呆になった母を知る。みさおは母をベトナムに連れていく決意をする。やがてハノイで母子で暮らし始め、さまざまな困難も何とか乗り越え、母も周囲にも溶け込み順調に生活が進んだかに思えたが、母の骨折事故から、事態は一変、みさおの大変な介護生活が始まる。
僕は、学習者の母語を少しでも知ったほうがいいと思い、各国語をほんのちょっとかじっとるんですが(「母語の干渉」って一時期過小評価されてたきらいがありますが、今はそうでもなさそう。絶対ありますよね、母語の干渉って)、
ベトナム語はちょームズイ^^。発音が中国語の数倍、大変。四声+軽声どころじゃないですもんね^^。で、この映画で
松坂慶子、ベトバム語、実に流暢に話しています。すごい女優さんですね。役柄の日本語教師では、中級レベルの授業でした。
草村礼子は名前は知りませんでしたが、顔を見てわかった。彼女、名脇役でしょうね。以前、NHKの朝の連ドラで、自分の過去を美化して人をダマす詐欺師的なおばあさん役をやってました。
この映画、
富山国際学院のベトナム人留学生にも見せたい。DVDになるんでしょうね。
ハノイには僕は10年ほど前に出張で訪れたことがある。映画の中で、ちらっと見知った場所があった。シンクロは、見なかったなあ、ハノイ出張時。