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映画『三里塚に生きる』

f0030155_9503598.jpg三里塚に生きる
2014年 140分 カラー・白黒 日本 日本語
三里塚の人々は、なぜ国家権力と闘ったのか?
『日本解放戦線・三里塚の夏』(小川伸介監督/1968年)のキャメラマン大津幸四郎が45年ぶりに三里塚を訪ね、「忘れられた人々の、忘れられない物語」を旅するタイムスリップ・ドキュメンタリー。

企画・製作:三里塚に生きる製作委員会
監督・撮影:大津幸四郎
監督・編集:代島治彦
音楽:大友良英
題字・筆文字:山田麻子
公式サイト:こちら
主な登場人物:(  )内は当時。
島寛征(反対同盟事務局次長) 柳川秀夫(青年行動隊リーダー) 三ノ宮静枝(婦人行動隊) 椿たか(婦人行動隊) 石毛博道(青年行動隊) 秋葉清春(青年行動隊) 堀越昭平(親同盟) 北井一夫(闘争を記録した写真家) 他
朗読:
井浦新(三ノ宮文男の遺書) 吉行和子(大木よねの闘争宣言)

7月11日(土)フォルツァ総曲輪映画『三里塚に生きる』を観る。三里塚「に」生きる、は、三里塚「で」生きる、じゃなく、三里塚を生きる、みたいなニュアンスなんでしょうね。「三里塚」が単なる地名・住所じゃなく、一つの場・時代。同じじゃないですが、「教科書を教える」「教科書で教える」の助詞遣いを連想した。
今回初めて知ったのですが、三ノ宮文男(青年行動隊リーダー)が自死。闘争にも大きな影響を与えたみたい。彼の遺書(映画中で井浦新が朗読しました!)に
おれだけ、ずるやってもうしわけない。三里塚空港粉砕! 最後まで、三里塚に生きつづけてください。みんな元気で。
とあり、映画タイトル、これを踏まえているのでしょうね。柳川が闘争を続ける拠り所にも、文男の自死・遺書はあるみたい。また、大木よねの「闘争宣言」(映画中で、吉行和子が朗読)も初めて知った。
島はこちらにもあちらにも犠牲者(死者)が出たのが闘争の路線転換に結びついたような発言をしている。文男の自死も官権力側の3人の犠牲者への手向けだったのかも。
映画は、「あの時」と「今」が交互に人物によって物語られる。そう、「物語」なんでしょうね。「今」を映し出すシーンでしばしば飛行機の轟音。僕は成田空港は、海外出張で2回くらい利用してるかなあ。
音楽の大友、『あまちゃん』です。

映画の後、末弘軒でワンタンメン+生ビール(小)。
by tiaokumura | 2015-07-11 09:50 | 映画 | Comments(0)


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