人気ブログランキング |

『杏のふむふむ』(ちくま文庫)

f0030155_2044410.jpg
(2月28日朝・記)
(あん1986-)を初めて知ったのはNHK大河ドラマ『平清盛』。この番組、視聴率が低かったり地元神戸からクレームがついたりと散々だったようですが、僕はたまに見るだけだったが(僕は大河はほとんど見ない)、結構よかった。松山ケンイチ(中島美嘉の映画『NANA』に出てた)も松田優作の息子(次男?。名前、忘れた^^)も良かった。井浦新が崇徳院?で出てたそうなのもNHKっぽくなくって(当時は若松組でしょうね)良かった。井浦は後にNHK『日曜美術館』の司会(今も)。杏は北条政子役。彼女、なんだかバタくさくて鎌倉女子じゃないとちょっと思ったが、陽気な性格で頼朝の可能性を引き出す烈女で、イマドキの女優はこういう演技ができるのかと、時代遅れの身、いささかピント外れな感想を持った。彼女のこと、富山国際学院の同僚に「あんず」って言って笑われた。日本語は難しい^^。渡辺謙の娘だということはしばらくして知った。『ごちそうさん』はほとんど見てません。共演した男優と結婚したんですよね。
先日、新聞の紹介記事でこの本(写真)を知った。人気俳優がゴーストライターでも使って書いたいわゆるタレント本の類だと思ってその記事を読み過ごそうとして、2点引っ掛かった。黒岩比佐子との縁が語られていること、村上春樹が解説を書いていること、の2点。
パラパラと読んでいます。黒岩比佐子ファンの一人として、「出会えなかった出会い」(pp220-225)は、読んでいて少しウルウルした(照)。村上春樹の解説文(pp251-255)もオシャレ。目次のタイトルから興の赴くまま選んで読んでいるが、「おじいちゃんはおまわりさん」「セ・パリ」「怒れるオヤジ」とどれも引き込まれた。杏ワールド。
文庫本の親本は2012年春みたい。さらにさかのぼって連載は2009~11年『Webちくま』だそうです(pp236・237)。本書、イラストも杏。「マルチタレント」って失礼かもしれぬが、モデル・女優・ラジオ・本・イラストと実に多彩な方。演劇・ミュージカルもなんかなあ。


杏のふむふむ
2015年2月10日第3刷(2015年1月10日第1刷)
筑摩書房(ちくま文庫)
600円+税
by tiaokumura | 2015-02-24 20:44 | | Comments(0)


<< EARTH MOVING201... バッハアンサンブル富山『マタイ... >>