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オクムラくん、激痛に耐えてポリープを5つとるの巻(下)

―承前―
9月9日(火)、午前8時半、D病院駐車場→受付→内科。血圧測定、上が112、下が71。最近の僕、血圧は上が100を超えるようになりました。2階34の臨床検査科。血が固まるかどうかの検査。耳たぶに針。異常なし。
1階14、消化器内視鏡センター。マグロコールP内服。これ、15分おきに飲む。下剤、でしょうね。200mℓ×11回。待機時間のために今回持参した本の内、森沢明夫『虹の岬の喫茶店』(幻冬舎文庫)を読む。映画では、「背は高くないが、すらっとした印象で、どこか上品なたたずまいがある」(p50)柏木悦子を吉永小百合が演じるんでしょうね。僕たちの世代はほとんどの男がサユリストです^^。阿部寛が甥役でしょうね。鶴瓶が泥棒なんかな。甥たちの「セブンシーズ」は映画では因幡晃・高山厳らの5人組バンドに代わるのかも。マグロコールP、自分、飲む分量、マズったんでしょうね、11:15の9杯目で全量、無くなってしまった(大汗)。最初の排便をトイレにナースを呼んで見せ、その後も何度か見せた。茶色がなくなって水便になればいいのですが、12時前になっても僕の便には茶黄色が残る。予定の2時の切除、これではアカンかと心配。
2時前、ナースに呼ばれ「切除術」待機態勢。以下、事前の「説明・同意書」から切除術について抜粋引用します。

内視鏡的大腸ポリープ切除術
大腸ポリープについて>
大腸ポリープは大きくなると一部癌化することがあります。10mmの大きさで癌化率7~8%です。(以下略)
処置の手順>
1.大腸内視鏡検査でポリープの大きさ、位置を確認します。
2.ポリープの基部に生理食塩水を局所注射します。
3.切除用の輪状のワイヤーをポリープにかけ、電流を通して切除します。
4.切除後の人工潰瘍にクリップというデバイスをかけて閉鎖します。

「手術」って外科用語なんでしょうか、内科のこれ「切除術」で手術ではないのかなあ。ご担当はAドク。男医って言葉はないから性差別用語かもしれんけど、女医さんだった。言語学でいうところの「有標」になるんでしょうね>女医。彼女、30代か。お尻から管を挿入してその画面がモニターに映し出される。麻酔はないんですね。1つ目、かなり大きなポリープ切除。2つ目もほぼ順調に切除。ところが3つ目がうまくいかない。激痛が走る。我慢が苦手なオクムラ君、思わず痛さに絶叫。「麻酔とか痛み止めってないんですか」って訴えるも、そんなもんはないと却下。とほほ^^。Aドクの指示でナースが僕のお腹を押して管の挿入をスムーズにしようとしてるみたいだが、とにかく痛いのなんの。思わず「やめてー」ってベッドから転がり落ちたくなった。だが、自由を奪われているので抵抗虚し^^。Aドク、経験が浅いのでしょうね、Tドクから、さらにはお師匠さん格のIドク(TとI、逆かも)を横に招いて、指示を仰ぐ。こういうのって、患者からするとめっちゃ不安ですよね。癌の手術の時(2回経験)は、それは大変な手術だったのだけど、本人は麻酔状態でわからんままに終わってた。手術後の痛みもほとんどなかった。でも今回の切除は、痛いし、操作が見えるし、医者が複数で担当状態で、まあ正直、あんましいい感じじゃなかった。
結局ポリープは大小5つ、切除。終わってからAドクがホルマリン漬けのそれらを見せてくれたが、大きいので20mm前後はあったみたい。B医院でhigh gradeって言われていたので、こうして切除できて、まずは一安心なんでしょうね。でも、2時過ぎに始まって4:45ころまでかかった。Aドク、長かったこと・痛かったことを僕に詫びるのだが、そんなこと言われてもねえ。医者の自信なさの発現みたくって逆に悪い印象。
入院は、6Fの4人部屋。僕の他に2人。6Fの途中の病室も4人満室はあまりなかった。空きベッド、けっこうあるもんなんですね、意外。ベッドで、ラクテック注(電解質輸液)、点滴。その後、フィジオ35(維持液10%糖加)。この夜は、部屋のトイレまではOKだが、それ以上の移動は禁止。安静、ってことでしょうね。翌朝4時半過ぎ、目覚める。6時、NHK-Eで、TED、スーパープレゼンテーション。「格差社会」だった。7時半頃、ベッドで朝食、全粥250g・味噌汁(ジャガイモ・ネギなど)・がんもとシイタケとオクラ・キュウリともやしと人参・牛乳。前日は何も食べていなかったので、ほぼ完食。9時過ぎ、Aドク来室。マスクなしの素顔だった^^。10月1日(水)9時の予約に。

10時過ぎ、会計。57160円! 「短手3(内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術2cm以上)」ってのが18932点。あと、病衣が100円、食事療養費が260円。現金の持ち合わせがなかったので、カード支払いにした。痛い出費。命拾いと思えば高くないのだろうけど。薬はなし。
自宅に寄って、2時過ぎ、富山国際学院に出勤。5時過ぎ、日本語研修依頼があった企業を同僚のKさんと訪問。翌日は外部授業(月木の週2回)。火・水の一泊二日の入院を挟んで、実によう働いたオクムラくんである(←自画自賛^^)。

退院後1週間、アルコール&コーヒー禁止。実に久しぶりである、断酒、断コーヒーは。

それにしても、A病院での「痔」治療は何じゃったんかいな。Aドク=藪医者、だったんでしょうね。「お稚児さんの肛門性交」とか「美少年のアナルセックス」なら風情があるけど(激爆)、ジジイの坐薬って、哀れ。「ごめんなさい、わが肛門さま」と謝らねばなるまい(激爆)。痔は痔だったけど、出血に関しては「痔」は無実であった。退院後、出血は全くありません。長かったおむつ生活からも解放された。
by tiaokumura | 2014-09-17 19:34 | 癌日記 | Comments(6)
Commented by のぶ at 2014-09-18 17:28 x
無事に終了され、おめでとうございます!10月、楽しみにしています。連絡待っています。
Commented by kaguragawa at 2014-09-18 20:20
いやー、おつかれさまでした。事後、お大事に過ごされますよう。
ところで、学生時代、大学の医学部の女性の前で「女医さん」という言葉を使ったら、間髪いれずに、その言葉は使ってはいけませんと、忠告されました。いまそのその真剣な口調とともに思い出しました。40年も前のことです。
Commented by tiaokumura at 2014-09-20 14:54
のぶ様、自分、まもなく京都往復高速夜行バス、予約します。到着したら若冲の墓参も考え中。前売り券3人分も購入予定です。もう一つの展覧会は、前売り券なしみたい。あまり混まないからでしょうね。
今朝の朝日新聞、「夫婦善哉」「法善寺横丁」です。Yさんと3人行ったこと、思い出しました。3人で行った2軒とも朝日に出てました。
Commented by tiaokumura at 2014-09-20 14:57
kaguragawaさま、医学部もある大学だったんですか。すごいですね。「女医」って確かに差別用語でしょうね。お相撲さんを「男芸者」なんて云う類でしょうか。「言葉狩り」との識別、難しいですが、その語を聞いて不快に感じる人が一人でもいたら、それは使っちゃならない言葉になるんでしょうか。自分、正直、ようわからない・・・。
Commented by 平名 at 2014-09-20 23:23 x
ポリープ5つですか、、 昔は、ダブルキャンサーだとお互いに競い合って進行が遅いと云われましたが、セルタイプを診ないと判りませんがトリプルとか難しいのも増えてきて? ガンモドキlikeも、、結果は?
Commented by tiaokumura at 2014-10-04 13:26
平名氏、コメントありがとうございます。ポリープって怖いような怖くないような。どうなんでしょうね。ポリープの大きさって癌化と関係深いんだろうか。
Aドクの検診が先日あって、1年後にまたポリープ検査したほうがいいとかでした。うまく言えませんが、人間の体がパーツ別に分かれて診察され、全体が自分という1個の人間であるってことを、忘れられてしまいそうです。医学の進歩、果たしていいことなんか、悪いことなんか。


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