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江ノ島の夕日

江ノ島の夕日_f0030155_18333383.jpg(8月2日午前・記)
江の島で夕日が見たかったのは能の俊徳丸(観世元雅『弱法師』)の影響でしょうか。九州佐世保で悲惨な事件が起きましたが、彼女の闇はどこに起因し、どこに向かえば救いがあったのでしょうか。俊徳丸の「日想観(にっそうかん)」には過去が担保されていたが、彼女にはそのような目に浮かぶべき過去があったのだろうか。
7月28日(月)午後、岩本楼に荷物を置き、江ノ島探訪。平日なんで観光客まだ少ないほうなんでしょうね、「弁財天仲見世通り」、土日はすっごい混みようでしょうね。参道などに並ぶお店の従業員の方々、心なしか連休疲れのご様子。2日間、めっちゃ忙しかったんでしょうね。夏休みはまだまだ続く。
岩本楼の方のお話では大変そうだった「岩屋」に向かう。アップダウンなどしんどい。途中であきらめようかと思ったことも何度かあったが、引っ返しても大変なだけだと開き直って^^前進する。「ふたつ山」などを越え、ようやく「岩屋」にたどり着く。途中、「龍恋の鐘」(映画『陽だまりの彼女』で松本潤が上野樹里にプロポーズする)もあったかも。途中であきらめなくってよかったぁ。前日の「銭洗弁財天」同様、「最後まであきらめないことの大切さを知った」←って高校球児の感想パクリみたいですが(汗)。「江の島岩屋」、広重「六十余州名所図会」に『相模江之嶋岩屋ノ口』あり。男根^^を思わせるような岩が描かれ、画面左に富士半分弱。第一岩屋(奥行152m)と第二岩屋(奥行56m)。欽明天皇13年(552年)に江の島神社鎮座。第一岩屋に与謝野晶子の歌碑。「沖つ風 またゝく 蝋の灯に 志づく散るなり 江の島の洞」。第二岩屋近くに「亀石」あるも、波間に覆われ見つけることできず。芭蕉句碑「疑ふな潮の花も浦の花」。
江島神社は「中津宮」「辺津宮」「奥津宮」の3社。奥津宮の亀は酒井抱一によるそうです(模写がかかっていた)。
エスカーに乗る。途中で男性が言っていた、「エスカレーターじゃなくって『エスカー』なのは、下りがなく上りだけだから『エスカー』。『レーター』がない」←うまいこと言うもんですね。座布団3枚、かも^^。
江の島シーキャンドル。59.8mの展望灯台。あいにくの曇り空で視界はあまりよくなかった。下ったらニンニクのいい匂い。カフェで休憩。その後、ニンニクの匂いのお店に入る。
イル・キャンティ・カフェ江の島」。「しらすピッツァ」など。生ビール→グラスワイン(白)。
アップした写真、この店で。僕の右肩に夕日。そのもっと左には(写っていませんが)富士山、あり。
9時過ぎ、岩本楼に帰り(帰り道は意外と楽だった)、ローマ風呂に入る。
by tiaokumura | 2014-07-28 18:33 | このブログのこと | Comments(0)


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