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円覚寺

円覚寺_f0030155_12575568.jpg(7月31日夜・記)
7月28日(月)午前、鎌倉。
JR北鎌倉下車。円覚寺。鎌倉五山第2位。文永・弘安の役の死者を日本軍も蒙古軍も区別なく弔うため、北条時宗が建立。今の時代にも生かしたい精神ですよね、時宗。子どもの頃、『日蓮と蒙古大襲来』って映画、観ました。長谷川一夫が日蓮、市川雷蔵が時宗だったか。円覚寺は夏目漱石ゆかりの禅寺ですよね。
円覚寺から踏切を渡る。この日の昼食を予約していた「鉢の木・北鎌倉新館」。精進料理「桂」と生ビール。「鉢の木」は能にもある例の「鉢の木」(いざ鎌倉)から来てるのでしょうね。本館は、ミシュランの☆だそうです。
疲れていたので、東慶寺・明月院はパスし、JRで北鎌倉→鎌倉。

江ノ電で鎌倉→江ノ島。江ノ島駅前からタクシー、この日の投宿・岩本楼に。
ガイドブックの「岩本楼」の説明によれば
鎌倉時代から、将軍や大名の宿泊所として栄えた「岩本院」を、明治時代に旅館として改名
だそうです。
歌舞伎の「弁天小僧」って岩本院の稚児だった。今風に言えばホテルのボーイでしょうか。それが手癖が悪く、ご存知の人生を送ることに。子どもの頃、三浦洸一の唄で「知らざぁ言って聞かせやしょう おっとおいらは 弁天小僧菊之助」ってのがあった(記憶危うし)。当代の菊五郎が江の島歌舞伎をやったそうです。
岩本楼には「ローマ風呂」(国の登録有形文化財に指定)と「弁天洞窟風呂」があり、男女交互に時間制で入れる。弁天洞窟風呂には歌舞伎の弁天小僧の名セリフも紹介されていました。岩本楼でローマ風呂に入りしばし休息の後、江ノ島探訪に出る。
by tiaokumura | 2014-07-28 12:57 | このブログのこと | Comments(0)


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