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栄西と建仁寺

栄西と建仁寺_f0030155_10284445.jpg(5月11日夜・記)
5月10日(土)午前9:10、山手線上野。上野駅の中で展覧会のチケットを売っている。「栄西」「キトラ」「法隆寺」の3枚を買う。
上野恩賜公園、東京国立博物館。この日の朝の朝日新聞「天声人語」が「待ち時間80分」と書いていたが、なるほど「キトラ」、もうすごい行列ができている。ここが作戦の立てどころ、なんでしょうね^^。「キトラ」を観る順番をどこに入れるかってぇ作戦。あとになればなるほど混みそうだから早い時間の「今でしょ」^^って考えもあるけど、自分、最後に回すことにした。今回の展覧会は「栄西」「法隆寺」が一番観たい2つで、「キトラ」はそれほどでもない。だから、「高松塚」ならともかく「キトラ」、こんなにすごい人気があるのが僕には不思議。「古代ロマン」なんでしょうか。
「栄西」のほうは「キトラ」とは比べ物にならないが、それでも行列少し。入館。

開山・栄西禅師800年遠忌 特別展 栄西と建仁寺
構成:「序章 禅院の茶」「第1章 栄西の足跡」「第2章 建仁寺ゆかりの僧たち」「第3章 近世の建仁寺」「第4章 建仁寺ゆかりの名宝」
東京国立博物館 平成館
~5月18日(日)
公式サイト:こちら
高校受験では「えいさい」で覚えましたが、本展では「ようさい」です。僕、記憶が苦手で栄西は「西」(さい)・済(ざい・臨済宗)、道元は「道」・洞(とう・曹洞宗)で覚えました。
「四頭(よつがしら)茶会」空間が会場に再現されています。
海北友松が一番多く10点、狩野山楽5点、長谷川等伯2点、伊藤若冲2点、白隠2点、曾我蕭白1点、長澤芦雪1点など。ただし前期・後期通じての点数(リーフレットによる)。 
勝手に^^15選(リーフレット記載順)。
「安」銘天目(中国・南宋時代) 虎関師錬「元亨釈書 巻第二」 海北友松「雲龍図」 香炉釜(室町時代) 毘沙門天立像(鎌倉時代) 十一面観音菩薩坐像(南北朝時代) 十六羅漢図(中国・元時代) 長谷川等伯「竹林七賢図屏風」(友松の影響がありそうなタッチです) 海北友松「松竹梅図襖」 伊藤若冲「雪梅雄鶏図」 長澤芦雪「牧童吹笛図」 白隠「寿字図」 奥田頴川「古染付写花鳥文芋頭水指」 院達「小野篁・冥官・獄卒立像」 俵屋宗達「風神雷神図屏風」(「国宝"風神雷神" 5年ぶりに参上」だそうです)

「キトラ」には並ばず、東京藝術大学に向かう。

by tiaokumura | 2014-05-10 10:28 | 美術 | Comments(0)


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