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モーリス・ピアラ監督『ヴァン・ゴッホ』

f0030155_9543192.jpg今日は「3月30日の日曜日」なんですね。讀賣「編集手帳」、日経「春秋」が『フランシーヌの場合』(作詞:いまいずみあきら 作曲:郷五郎 歌:新谷のり子)を取り上げていました。
3月30日(日)午前、車を繁華街の駐車場に入れる。総曲輪通りを歩いてたらグランドプラザで「とやまベーカリーマルシェ2014」ってのをやってました。
フォルツァ総曲輪で映画。「ヌーヴェル・ヴァーグ以降のフランス映画で最高の監督のひとり」(中条省平)だそうですが、モーリス・ピアラ(Maurice Pialat1925-2003)ってまったく知りませんでした。彼の「没後10年・後期代表作4本 特集上映」という企画ですが、残念ながら富山では『ヴァン・ゴッホ』1本のみの上映。あとの3本は『愛の記念に』『ポリス』『悪魔の陽の下に』です。

ヴァン・ゴッホ』(原題Van Gogh)
・・・描かれているのは、ゴッホの人生の最期の2ヶ月間―絵を描き、ワインを飲み、踊り騒ぎ、女たちと寝る、そして誰にも心の奥底を明かさない、孤独な人間の姿である。・・・(パンフレットp7)
1991年 フランス 160分 フランス語
監督・脚本・台詞:モーリス・ピアラ
衣裳:エディット・ヴェスペリーニ
美術:カティア・ヴィシュコフ
出演:
ジャック・デュトロン(Jacques Dutronc1943-。ゴッホ) アレクサンドラ・ロンドン(Alexandra London1973-。マルグリット) ジェラール・セティ(Gérard Séty。医師ガシェ、マルグリットの父) ベルナール・ル・コク(Bernard Le Coq1950-。テオ) 他

3時間近い大作。僕は画家の伝記映画はこれまでに『モンパルナスの灯』(モディリアーニ)・『カラヴァッジョ』などを観ているが、この映画は正直、あまりおもしろくなかった。「ゴッホってこうだったん?」って疑問が生じる描き方だし、やたら愛が前面に出てくるし、必要以上に長いシーンがあったり・・・。でもかのゴダールが絶賛したってんですから、僕のほうが間違ってるんでしょうね。ジャン=リュック・ゴダールが書き送ったそうです。
親愛なるモーリスへ
今回のあなたの作品は驚嘆に値する。ほんとうに驚嘆に値する作品だ。
いまにいたるまで我々の哀れな眼差しに覆われていた、映画の地平の遥か彼方を行っている。
あなたの眼差しは、カメラに、女の子や男の子たちを、そして空間と時間と色彩を、
血気盛んな子供のように追いかけまわしに行かせる偉大な心だ。(映画パンフレットp7)
by tiaokumura | 2014-03-30 09:54 | 映画 | Comments(13)
Commented by アショーカ at 2014-04-01 14:50 x
お元気ですか? お久しぶりです!
この日雨が降っていて、わたしも思い出していました。3月30日の日曜日、雨の朝に消えた命ひとつ… この歌がスッと出てくるあたり、わたしも確実に過去の人になりつつあります(笑)
Commented by トパーズ at 2014-04-03 09:50 x
フランシーヌの場合、歌好きの父がよく歌ってました。テレビやラジオで、父が歌っていた曲が流れると、涙がほおをつたいます。お骨は今年のお盆、一周忌、8月15日に納骨の予定です。私は、父と離れがたく、手元供養をと思い、お骨壺からお骨を分けてもらいます。ネットでお骨壺と木の箱を注文しました。父にゆったりしてほしいので、普通の大きさのお骨壺にしました。母は「霊がとりついて、私や家族が病気になったり、亡くなったりするよ。いい事ないよ」と言いますが、いけない事なのかなと思うこの頃。私に何かあった時に、父のお骨をどうするかと困るのは主人と息子です。元のお骨壺に戻すか、絹袋に入れて私が持って行こうかなと考え中。
Commented by のぶ at 2014-04-03 17:33 x
トパーズさん、優しい方ですね!ご自分の心を大事になさってください。霊が、後に残った者に悪さをするとか、逆に何か良いことをしてくれることは無いと思います。生かされている者の、心の持ちようだと思います。
Commented by tiaokumura at 2014-04-05 19:17
アショーカさま、ブログはたびたびご訪問させtいただいておりますよ。なかなかコメントが書けませんが。興味深い記事、いつも拝読。
讀賣か日経か、『フランシーヌ~』、一定の年齢だけっての指摘してました。50歳未満、75歳以上は、たぶん縁遠いでしょうね。
いつかカラオケで合唱しましょう、「フランシーヌの場合は あまりにーも おばかさん・・・」
Commented by tiaokumura at 2014-04-05 19:21
トパーズさん、お父上は僕らの世代なんでしょうね。
お骨のこと、自分にはなんとも申せませんが。自分、唯物論者ってわけじゃないのですが、「あの世」とか「霊魂」って全然信じていません。死んだら火葬され骨が墓に入り、やがて土と化す。そう思っています。
絹袋に入れて持ち歩くのがいいような気がしますが・・・。
Commented by tiaokumura at 2014-04-05 19:22
のぶ様、トパーズさんってきっとあなたの言うような人なんでしょうね。「生かされている者の、心のもちよう」―そうなんでしょうね。
関西も桜、見ごろなんでしょうね。関学、始まりましたか。
Commented by トパーズ at 2014-04-05 22:23 x
のぶ様、初めまして。私が優しい?、あてはまらないと。母は「我儘ではっきり物を言い、私達の若い頃と全然違い、今の若い人は怖い」と言います。父のお骨、私の気持ちのままにと思っています。私は小さい時体が弱く、小児科の森尻先生に往診に来て頂き、日赤や市民病院に入院ばかりでした。家で寝ている私が、父に、「洗濯機の玩具がほしい」と言うと、父は会社帰りの背広姿で、ブリキの洗濯機の玩具を買って来てくれた事、入院中の誕生日とクリスマスに、面会時間が過ぎた夜中、父が突然病室に来て、丸いケーキに蝋燭を立て、ハッピーバースディーや聖しこの夜を歌いました。霊は悪さはしないとの事、安心致しました。
Commented by のぶ at 2014-04-07 10:03 x
桜祭りが、土曜日に近所の桜並木通りで、沢山の来客者を迎えて盛大に開催されました。昨年は悪天候で中止でした。今年は天気に恵まれ、桜は満開でした。近隣の三田市や篠山市も満開です。関学では10日から毎週木曜日に、寺本先生の講義を受講します。
Commented by トパーズ at 2014-04-10 15:35 x
奥村隆信先生、父は今年の2月1日で、88歳になりました。大正15年生まれです。去年の両親の結婚記念日、11月3日はダイヤモンド婚式、私達夫婦は9月10日が結婚記念日、銀婚式でした。一緒にお祝いできず残念でした。教会のバージンロードを歩いた事が忘れられません。お骨、迷っています。絹の袋に入れて持ち歩く、父と一緒で嬉しいけれど。お骨の形を崩したくない気がして。私は土葬希望しています。火で焼かれるのが嫌なんです。自然に土にかえりたいです。でも遺された家族はお骨も何もなく淋しいかな?。土葬を希望する人が増えて土葬会という会が日本に出来たそうです。私は何もする気がおきず、実家の部屋に閉じ籠りの生活です。
Commented by のぶ at 2014-04-11 06:14 x
トパーズさん悩んでおられますね、心から苦しいこととお察しします。今日は私の両親の月命日です。何かのご縁とお話しします。貴女のお父様は肉体は死を迎えられましたが、貴女の記憶にはまだ生きておられる筈です。形式に囚われないでください。自分勝手物言い、失礼は深くお詫びします。
Commented by トパーズ at 2014-04-11 10:27 x
のぶさま、御返事有難うございます。今日が御両親さまのご命日との事、私も手をあわせます。父はお浄土に行きましたが、私の心の中に生きています。のぶさま、気になさらないでくださいませ。ご縁に感謝致しております。
Commented by tiaokumura at 2014-04-13 14:06
のぶ様、本州の桜もそろそろ終わりでしょうか。癌発病もきっかけなんでしょうね、桜が好きになった自分がいる。日本人らしくなtったというべきか^^。安倍首相はいやだけど、日本を愛する気持ちって自然に生まれるもんでもないんでしょうね。
関学、このあいだ京大のすごいピッチャーにやられましたよね。関学のニュース聞くと、寺本先生や君を思い浮かべます。
Commented by tiaokumura at 2014-04-13 14:10
トパーズ様、そうですか、お父上は僕の父に近い世代です。戦中戦後と苦労されて来られたのでしょうね。あなたのような娘さんを持って、お父上は幸せだと思います。自分は娘はいないのでよくわかりませんが、父と娘って、また特別なんでしょうね。花嫁の父って言いますもんね。
日本のような狭い土地では土葬は難しいと思いますが、そうでもないんでしょうか。僕、散骨に、ちょっと惹かれます。


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