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いざ、南三陸町へ

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(7月15日夜・記)
7月13日(土)午前6時、家から車で5分くらいのスポーツ公園に着く。この日、東北AID
「南三陸サポーターズ」バスツアー
に参加。

2011年は僕にとって2つのことで忘れがたい年。一つは、皆さんもそうでしょうが、東北地方太平洋沖地震(後に「東日本大震災」と称する。僕は「東北地方太平洋沖地震」のほうが名称としては適当だと思う)、もう一つは末期癌発覚。
震災後、「アジア子どもの夢」(川渕映子代表)がいち早く支援バスを仕立て被災地入りをしているというのを知り、2011年4月9日~11日(バス車中2泊)の第4便に同乗させてもらった。訪れたのは石巻市緑町、同黄金浜で、豚汁・焼きそばの炊き出しと救援物資配布。その時の様子は当ブログ「いざ石巻ヘ」「ぷちボラ@石巻」という記事にしてあります。
その後も被災地でボランティア活動をしようと思っていたが、体調不良・体重減少・食欲不振が続き、診察の結果、胃癌末期その他の癌が発覚し、入院生活を余儀なくされた。
川渕さんの活動はやがて「東北AID」と成長し、その時々に応じた(現地の状況を踏まえた)支援が継続されている。その一つが「南三陸サポーターズ」制度。経済復興支援になるでしょうか、年会費1万円で、宮城県南三陸の海産物が年2回配布される。物産の販売元は「魚竜館」などを運営していた高橋さん。先月6月22日に同地のほたてなど美味の数々が宅急便で送られてきました。
その「南三陸サポーターズ」(200人以上いるようだ)のために企画されたのが、上掲の「南三陸町バスツアー」。現地の状況をこの目で見、現地で交流会。さっそく申し込んだ。

今回のバスツアーは女性16名、男性6名。バスは中部観光で運転手お二人もたびたび現地入りし炊き出しなどに活躍されていた方。
車中での自己紹介。
富山国際学院という日本語学校で日本語教師をしている奥村と申します。2日間、よろしくお願いします。2011年4月に支援バス4便で石巻に入りました。そのあとも現地でのボランティア活動をしたいと思っていたのですが、6月に末期癌がめっかっちゃって・・・。抗癌剤を2年くらい続けていましたが、先日終了しました。2年生存率をクリアし、「いつ行くんですか?今でしょ」(←不謹慎^^かもしれないが「笑い」を取ろうと思った。例のTVCMです)って気持ちで今回参加しました。体力が十分じゃないので足手まといにならないようにしますが、何かあったらよろしくお願いします。

アップした写真、右が川渕映子さん(東北AID代表)。
実は自分、この後荷物をバスに積んでいるうちにギックリ腰に(泣)。もともと腰痛持ちな自分ですがここ数年腰痛はなかった。それが肝心な時に・・・。ツアー期間中、ずーっと腰をかばってました(恥)。

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by tiaokumura | 2013-07-13 08:18 | 東北地方太平洋沖地震 | Comments(0)


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