人気ブログランキング |

若松孝二監督『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』

f0030155_1321852.jpg
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』
2007年 日本 日本語 190分
監督:若松孝二(わかまつ・こうじ1936-2012)
脚本:若松孝二 掛川正幸 大友麻子
音楽:ジム・オルーク
キャスト:地曳豪(森恒夫) 並木愛枝(永田洋子) 坂井真紀(遠山美枝子) ARATA(現在は「井浦新」 坂口弘) 大西信満(坂東國男) 佐野史郎(さらぎ徳二) 他
ナレーション:原田芳雄
どうしても、あの時代を映画として残しておきたい。/映画には時効はない、僕が死んでも作品は死なない、何十年経っても残るものだから、あの時代とは何だったのか、彼らの生き様とは何だったのかを、きちんと残しておかなければ、死んでも死にきれない。/・・・志があれば、表現はできる。・・・(映画パンフレット「あとがきにかえて」より)

フォルツァ総曲輪では若松孝二監督の遺作『千年の愉楽』上映を機に、若松監督の旧作の上映を行っている。上映作品は
『ゆけゆけ二度目の処女』(1969年。出演:小桜ミミ 他)
『天使の恍惚』(1972年。出演:吉澤健 他)
『水のないプール』(1982年。出演:内田裕也 未唯 他)
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』(2008年。出演:坂井真紀 他)
『キャタピラー』(2010年。出演:寺島しのぶ 大西信満 他)
『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(2012年。出演:井浦新 満島真之介 他)
の6本。
前日の『千年の愉楽』に続き、6月9日(土)『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』を観る。冒頭、60年安保から始まり、最後はあさま山荘。3時間を超える長尺だが飽きることなく最後まで観た。重い映画である。総括・処刑シーンは吐きそうになる。あの時代、僕はノンポリかせいぜい心情左翼。「あさま山荘」の時は、池袋西口「ロサ会館」(今もある)でウエイターのアルバイトしていた。映画最後のほうで、加藤元久に「俺たちみんな、勇気がなかったんだよ!俺も、あんたも、あんたも、坂口さん!あんたも、勇気がなかったんだよ!」と叫ばせているが、何か違和感を感じた。若松なりの「総括」があのセリフに込められてるんでしょうか。
森恒夫(もり・つねお1944-1973。1973年元日、東京拘置所で自殺)・永田洋子(ながた・ようこ1945-2011。2011年2月5日、東京拘置所で脳萎縮・誤嚥性肺炎で獄死)は僕より2学年上、坂口弘(さかぐち・ひろし1946-)は同学年になる。
若松組の主要メンバーの井浦新(いうら・あらた1974-)は若松作品5作品に出演とのことで、僕はこれでその5作品全部観たことになる。
by tiaokumura | 2013-06-09 13:21 | 映画 | Comments(0)


<< 大角利雄さんにネパールの話を伺う 若松孝二監督『千年の愉楽』+井... >>