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山本起也監督『カミハテ商店』+トーク+ミニライブ

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(1月13日午前・記)
1月7日(月)、NPO法人F-site稲林忠雄理事長富山国際学院ご来校。F-siteは立ち上げの時にスタッフの花田恵さんがご来校されて以来のお付き合い。高校の陸上競技部の後輩・菅貞一彦君が理事になるというご縁も昨年できた。稲林さんは菅貞君の中学教師時代の教え子になるそうです。人生っておもしろいですよね、いろんなつながりができる。
稲林さんは映画『カミハテ商店』のことでいらっしゃった。この映画、富山出身で稲林さんの知人でもある水上竜士が出演。彼、若松孝二監督『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』にも出ていました。主演は高橋恵子、僕たちの青春時代のアイドル俳優・関根恵子(『幼な妻』など)。そして、これまた僕たちの青春時代を彩る『赤色エレジー』のあがた森魚も出演。監督は「北白川派」(京都造形芸術大学映画学科絡みの映画をこう総称するみたいです。第一弾は、木村威夫監督『黄金花 秘すれば花、死すれば蝶』2008年公開、主演:原田芳雄・松坂慶子)の山本起也。北白川派第3弾となる映画。第4弾は稲垣足穂原作、林海象監督『彌勒 MIROKU』で2013年初夏公開予定。
1月12日(土)フォルツァ総曲輪での映画及びトークライブに行ってきました。午前11時過ぎ家を出て、ポートラム・環状線と市電を乗り継いで、グランドプラザ前で下車。大和デパートのB1Fのドンクでプティバタール・胚芽食パンなど、6Fの花むら本店で1品料理3種(蟹クリームコロッケ・ヒレカツ・カキフライ。量はそんなに多くないのだけど、食べきれなかった)。1時前、フォルツア総曲輪の入っているビルに入る。1Fの地場もん屋で、梅干220円を買う。僕の夕食は専らおかゆで梅干をトッピングすること多いんですね。

『カミハテ商店』
死にたい人は・・・、死ねばいい・・・。/山陰の小さな港町、上終(カミハテ)。/自殺の名所になってしまった断崖絶壁の/近くに立つ一軒の古い商店で、/人目を避けるように/ひっそりと暮らす初老の女性、千代。/彼女が焼くパンを食べ牛乳を飲んで/自殺への道を歩む人たち。/彼女は死にゆく人を決して止めず、/ただ見送った人の靴を/崖から持ち帰っていた――。(リーフレットより)
監督:山本起也
プロデューサー:高橋伴明 林海象 有吉司 古河俊輔 福岡芳穂
企画・原案:日當遥 山口奈都美
脚本:山本起也 水上竜士
音楽:谷川賢作
キャスト:高橋恵子(森田千代) 寺島進(森田良雄) あがた森魚(路線バス運転手) 水上竜士(須藤昌幸) 深谷健人(奥田智) 平岡美保(さわ) 他
公式サイト:こちら
トーク
上映後、山本起也(やまもと・たつや1966-)・水上竜士(みずかみ・りゅうし1964-)・あがた森魚(あがた・もりお1948-)のトーク。インタビュアーはTV番組『落語でNPO』(富山国際学院の活動も紹介された)の牧内直哉。山本監督の発言から。「脚本の初稿はセリフも多かった。不必要なセリフを削ぎ落として最終稿になった。セリフもそうだが、全編に流れる光・風・音も感じてほしい」(正確な引用ではない。概ねこのような趣旨だったと思う)。「生と死」がテーマの映画なんでしょうが、正直よくわからない。余韻を残して映画は終るのだが、ではさて千代はこの後自殺志願者とどう向き合うのか、千代の弟の良雄は借金やホステスの子供の世話をどうしていくのか、ホステスのさわは自殺するのかしないのか、など考えるとよくわからなくなってくる。「自殺志願者を引き止めても必ずしもいい結果は得られない」といったあたりで結論づけられる映画じゃないことは確か。
ミニライブ
トークの後、あがた森魚が2曲。一曲目はステージを降りて客席で。僕のすぐ目の前で聴けた。二曲目はもちろん『赤色エレジー』、今から41年前、彼のデビュー曲。YouTubeにあったので以下にアップ。あがたはこの後金沢のもっきりやでライブ。


別の話ですが、情報3つ。
①「キネマ旬報」の2012年度ベストテンと個人賞が発表になった(讀賣新聞2013年1月12日付)。日本映画作品賞はヤン・ヨンヒ監督『かぞくのくに』、主演女優賞は安藤サクラ(『かぞくのくに』)、助演女優賞も安藤サクラ(『愛と誠』)。女優の主演・助演のダブル受賞は初めてだそうです。『かぞくのくに』については当ブログ、こちらご参照。
友部正人(ともべ・まさと1950-)のLIVEが2月11日に「総曲輪かふぇ 橙」で。
③「バッハアンサンブル富山」によるJ.S.バッハ『ヨハネ受難曲』が2月17日に富山県民会館大ホールで。
by tiaokumura | 2013-01-12 15:43 | 映画 | Comments(0)


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