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「卒業後も頑張って」(北日本新聞2011年4月3日付)

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前記事にちょっとご登場いただきましたが、青木由香さん(アレッセ高岡)の活動が昨日3日の地元紙北日本新聞に紹介されていました。以下、見出し・リード部分引用。
卒業後も頑張って 学習支援のアレッセ高岡 外国人中学生門出祝う
ボランティア団体「アレッセ高岡(高岡外国人子どものことばと学力を考える会)」が外国人の中学生を対象に開く学習支援教室の卒業記念パーティが2日、高岡市の高岡商工ビルで開かれ、関係者や家族らが、高校に進学した生徒たちを祝福した。


僕が青木由香さんと初めて会ったのは、3年前になるか米田哲雄先生(勉強お助け隊)の勉強会。彼女、ボクなんかと違って頭の回転が速いんでしょうね、理路整然とよどみなく話し、しかも話の内容が聞く者を引きつけ、理論と実践のバランスも絶妙。初対面の印象、「かわいいふりしてあの子/わりとやるもんだねと」(岡村孝子作詞『待つわ』)ってな感じでした^^。2回目に会ったのも米田先生の勉強会。その2次会で米田先生や中山美幸さん(YMCA)らと喫茶店に。偶然青木さんと席が近かったのであれこれ話す。話しているうちに、ボクには当時人事権なんてなかったんに(激爆)「富山国際学院で働いてみませんか」と誘ってしまった(汗)。僕はこれまでに200人くらいの日本語教師に会ってるでしょうが、青木さんは実に「華のある日本語教師」。日本語学習希望者10人の前に青木さんと僕が立って、「どっちの先生に日本語を習いたいですか?」って問えば、9人が青木さんを選ぶでしょうね。1人がオクムラってぇのはボクもプライドあるし^^、1人くらいは選んでくれると信じたいから(激爆)。そんな次第で当時の学院長の岸井みつよさんに青木さんのことを話し(事後承諾みたかったけんど^^)、後日履歴書→面談などで富山国際学院の非常勤講師に。一昨年度1年間、クラス授業と外部授業を担当していただいた。ただ、青木さんは志ある方でご自分の夢もあった。彼女の場合、日本語学校が最終目標ではない。昨年度ご自身のその活動を始めるためもあって平日月~金・9時~5時の定職に就かれ、残念ながら学院でのクラス授業は担当不可能になり土曜日の外部授業のみのご担当に。この一年間、青木さんとは別の複数のプロジェクトの会議で4回ほど会っているか。

ボクなんかと違って志高くその志の実現力もある青木さんが、自ら立ち上げられたのが「高岡外国人子どものことばと学力を考える会」。確かそのポルトガル語の略称が「アレッセ」。会の主目的は外国人子どもの高校進学支援。高岡は日系ブラジル人の集住地で、日系ブラジル人子女が対象メイン。僕は去る1月29日(土)、雪の中富山から高岡に行き、1日だけぷちボラ(みにボラ?)しました。中3の社会・数学で、その時教えた子、アップした記事の写真にいました。
青木さんとは親子以上の年齢差があるかなあ。僕は「われ以外みなわが師」がモットーなので、青木さんからもあれこれ学ばせていただいています。彼女のような方は日本語教育の希望の星です。志や夢は誰でも持とうと思えば簡単に持てる。でもそれを持続し、さらに実現まで持っていくのは誰にでもできることではない。青木由香さんは私の尊敬する日本語教師の一人です。
高岡と富山は近いようで遠く、青木さんのご活動にはなかなか参加できないが、健康にも留意され今後ますますのご活躍を希望したい。
外国人中学生の場合、高校受験も大変だが高校進学後もなかなか大変。サポート体制は残念ながら富山県にはまだない。退職高校教師や大学生・院生のボランティア、いるといいのですが。僕も中学5教科ならなんとかなるが、高校生となると高1の英数国がやっとでしょうね。
当ブログのご訪問者あるいはお知り合いの方で、外国籍の子どもの教科支援をできる方がおられたら、勉強お助け隊アレッセ高岡の活動にぜひご参加いただきたい。

今日届いた米田哲雄先生のMLに被災地の中国・韓国・ブラジル人児童生徒のデータが添付されていた。正確な統計はなく、米田先生の推計。それによると、岩手は113人(中国71・韓国31・ブラジル11。以下同じ)、宮城482人(242・232・8)、福島262人(140・101・21)。茨城は1321人(305・307・708)、青森は13人(5・8・0)です。この子どもたち(おそらく半数は「日本語が充分に分からない子どもたち」。そして5県には3か国以外もいる)は無事だったんだろうか。被災地で心細い思いをしているのではないだろうか。支援の手は届いているのだろうか。無力な自分、「災害最弱者」になりやすいこの子たちの無事をただただ祈るばかり。
by tiaokumura | 2011-04-04 21:17 | 富山 | Comments(0)


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