昨年11月に亡くなった98歳の谷田様(仮名)、
子供たちに握手してありがとうと言って亡くなった方です、
本日1周忌の法事がありました、
朝 1番にお供えをもって仏壇に御参りしました。
訪問看護は祭日でも関係なくあります、
訪問にまわりながら、
13時に土曜日に亡くなった90歳のT様の葬儀に出席、
いつものように遺影に感謝とお礼をいいお別れしてきました、
その後再び着替え訪問看護に。
ALSの患者様の訪問看護していると、
スタッフの一人がムームーに着替えて来ました。
彼女は本日 『オータム・フェステイバル』というイベントで
フラダンスを踊ってきました、
そのフラを人口呼吸器を付けた患者様に見せたくて来てくれました。
CDが鳴り柔らかい手が舞だすと、
患者様のご主人も一緒にフラダンスを~
患者様と私、ヘルパーさんは大笑いでした、
患者様が涙を出して笑ったのが私には嬉しかった!!
呼吸器を付けて退院して1カ月半、笑う事はなかった患者様、
患者様は口パクで
『上手、ありがとう。ありがとう。』 を連発でした。
スタッフに感謝感謝です。
なかなか観にいけない患者様に訪問フラダンスは最高の贈り物でした。
泣いたり、笑ったりの1日でした。
奥村謹白
私が余計なことを付け加える必要のない名記事です。これを読み、「フラダンス」のくだりに私は大いに笑い、そしてジーンと来ました。皆様にもご紹介したく転載しました。これをお読みになった皆様もきっと「生きるということ」「命」「『訪問看護』という聖職」「プロ意識」などに思いを馳せられるのではないでしょうか。
2つだけ補足を。
①本記事の出典は私がときどき訪問させていただいているブログ
「かくだ訪問看護日記」2010年11月3日付です。転載にあたって行間のみ改変させていただきました。あとは原文のママです。
②同ブログのリンク(右にリンクしましたが、どうもうまくいってないみたいです)・本記事の転載は、11月9日にブログ主宰者の
masumi3232様のご許可を得ています。
11月10日追記
右にリンクした
「かくだ訪問看護日記」、どうしてかわからないのですが右からはアクセスできないようです。以下をコピーペーストしてアクセスしてみてください。
http://ameblo.jp/kakuda-nurse/
大丈夫なはずです。