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「外国人の高校進学支援」(北日本新聞2010年7月22日付)

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(7月24日夜・記)
タイトル記事(左にアップした写真)のリード部分から冒頭の1文を引用。
 高岡市内の元学校教諭や元塾経営者ら5人が、外国人の中学生を対象とした高校進学教室を開設し、日本語で国語や数学などを週2回教えている。
同じく同記事中写真のキャプションから引用。
外国人の中学生に日本語で授業する青木さん(左)

僕が青木由香さんと初めて会ったのは3年ほど前になろうか。米田哲雄先生(勉強お助け隊)の勉強会で出会った。頭の回転が速く見識のあるお嬢さんだなあという印象だった。2年前の冬になるか、ある研修会の流れで米田先生・中山美幸さん(YMCA)・青木さんら10人くらいで喫茶店でお茶をした。青木さんとたまたま席が近くになり、その時大胆にも^^彼女を富山国際学院にスカウトした。彼女に学院のことを話し、ご興味があったら履歴書をお送りくださいと言って別れた。何日か経って青木さんから履歴書が送られてきて、その後岸井みつよさん(当時学院長)の面接、そして2009年4月から学院スタッフに。2009年度、学院クラス2コマ、外部授業1教室を担当していただいた。
僕になくて青木さんにあるものは、もちろん「若さ」がそうであるが、「ヴァイタリティ」「日本語教育に対する情熱」「信念の強さ」「理論と実践の合一度」などがあり、そして何よりも一番は「華」。僕はこれまで何百人と「日本語教師」を見てきたのだが、青木さんほど華のある日本語教師は稀。彼女の授業を観せてもらったことはないが、彼女が教室に入るや教室空間には彼女の華が満ちるのではないだろうか。
今年2月だったか、彼女から「教育委員会に常勤で採用されたので、次年度の富山国際学院での勤務は無理」という旨のお申し出があった。残念ながら、彼女の将来を思うと新しい道を歩んでもらうしかない。その時に彼女から「高岡で日系ブラジル人の子どもたちの高校進学の支援活動を立ち上げたい」とも話された。僕も「外国人の高校進学」に少し関わっているので、後で手持ちの資料など差し上げた。

記事に戻る。
「ブラジル人の進学率は高くない。生徒を支え、進学を簡単にあきらめないようにしたい」という青木さんの思いに賛同し、元学校教諭ら4人が講師として活動する。(記事より引用)
なお、記事中にはないが、青木さんたちの活動はとやま国際センターの助成金を得ることができた。大きな金額ではないのだろうが、そういう公的支援があることは喜ばしい。

高岡市は富山県第2の都市で、日系ブラジル人の集住地区でもある。
貧乏暇なしな自分(恥)だが、青木さんのご活動に少しでもボランティア参加したいと思う。
日系ブラジル人に限らず、日本在住の外国人子どもたちには「高校進学」「ダブルリミテッド」といった難問がある。青木さんにも多くの困難があるだろうが、どうかその思い(志)を実現していただきたい。
青木さんのような若き日本語教師を思うとき、決まって思い出されるのが西本恵美さん(鳥取の女性蔵人)の次の言葉である。「日本語教育」はまだ「何百年」もないのだが、青木さんたちへの励ましの言葉になるのではないだろうか。もちろん僕自身への励ましの言葉でもある。
自分の仕事は何百年も先人たちが続けてきたことのつなぎに過ぎない。悪い時代もあれば良い時代もある。そして良い時代が自分の時代でなくてもいい。
by tiaokumura | 2010-07-23 18:55 | 日本語教育 | Comments(3)
Commented by kaguragawa at 2010-07-25 23:14
西本さんのことばを、拙ブログでも紹介させていただき、トラックバックもさせていただきました。
毎日、暑いですがご自愛のほど。
Commented by tiaokumura at 2010-07-27 20:51
kaguragawaさま、西本さんは酒造会社のお嬢さんのようです。ネットで検索するとヒットします。kaguragawaさんのことですから既にお調べ済みかもしれませんが。
トラックバックってぇの、自分ようわかってません。やり方もわからんし(恥)。
毎日暑いですね、ご自愛を。
Commented by kaguragawa at 2010-07-28 22:35
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