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大学時代のサークル仲間たちと@萬屋天狗(神田)

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(5月17日夜・記)
5月15日(土)午前10時から午後5時まで、社団法人日本語教育学会・2010年度日本語教師研修「日本語教師が知っておきたい「介護の話」~介護に携わる外国人の状況と介護現場のコミュニケーション~」を受講。
アンケートを書いて午後5時過ぎ会場の「東京国際大学早稲田サテライト」を出る。
方向オンチ(汗)なので、途中通りかかった(たぶん)早大生に東西線早稲田駅を尋ねる。
早稲田→高田馬場。JR山手線に乗り換え高田馬場→新宿。中央線で新宿→お茶の水。お茶の水で中央線各駅停車を待つ。「ホームのしたにはかんだがわ~♪」でした^^。

JR神田駅午後6時頃着。神田駅北口を出たところでケータイに着信あり。今回の幹事役の亀井君からだった。アーケード街?を突っ切り、JR神田駅から1分弱で亀井君が手を振るお店の前に到着。
今夜の会場は亀井君がセッティングしてくれた「萬屋天狗本店」。
お店に入って一瞬ギョギョギョッ。ほぼジジイ^^が6人もいるではないか! 2秒ほどかかって彼らが僕の大学時代のサークル仲間だということに思い至った(激爆)。よう考えるまでもなく、ワシもジジイっすもんね(自爆)。
アップした写真、全員集合した時点で撮影。
左手前から亀井君(専攻は数学。以下同じ)・渡辺君(植物)・喜多村さん(倫理)・上田君(地理)・赤井君(地理)。
右手前から山田君(数学)・加藤君(数学)・新間君(倫理)・僕(国文)。
学年は喜多村さん・亀井君・僕が同学年で、あとは1~3コ後輩になります。年齢差は・・・み~んな還暦過ぎ^^なんで1~5?歳の差なんてもうどうでもいい年齢でしょうね(爆)。
僕以外はみ~んな卒業年次ストレートか1年遅れ・2年遅れでちゃんと卒業。ボクは除籍(照)。
仕事は教育業界5人(僕も含む)、出版業界3人、旅行業界1人。

僕は生まれた富山県の高校を卒業して東京教育大学(1949-78。前身は東京高等師範学校・東京文理科大学・東京農業教育専門学校・東京体育専門学校)に進学した。1965年4月のことです。サークル、最初に入ったのが文学系の「壁の会」。仏文・独文の人が多かったかなぁ。田舎出の身としては「ヌーヴォーロマン」とか「イッヒロマン」とかチンプンカンプン。J.P.サルトルとかA.カミュなどが人気があった頃、こないだノーベル文学賞をもらったル・クレジオが出てくる前の頃です。
国文の同級生の宮崎君の勧めだったかなぁ、サークル「学生文化会」(最近知ったことですが、『若い季節』『マリコ』『大地の子』『遥かなる絆』など数々の名作TVドラマを世に送り出されている岡崎栄さんは、僕たちのサークルの大先輩)に入った。教育系のサークルで「サマースクール」「スプリングスクール」を開き自分たちの理想の教育を追求するサークルだった。僕はあちこち回り道して今「教師」をやっているが、僕の教師としての原点になっているでしょうね、学生文化会は。教育畑に進まなかった人にも学生文化会は生きる原点になっていると思う。
今は亡き東京教育大学で僕は「良き師、良き友、良き環境」を得た。除籍だからエラソーなことは言えないけど、今の大学生に「良い先生に出会い、良い友達に巡り合い、良い環境に恵まれた」と言える学生がどのくらいいるでしょうかねぇ。

萬屋天狗本店で楽しく語らう。シニアの3大トピックって「年金・孫・健康法」だそうですが^^そういう話はほとんどなくってホッ。
僕には(きっと、みんなにも)みじめなこと・辛いことがいくつもあるけど、仲間ってぇのはいいもので、そういうことごとは互いにほとんど気にせず僕たちは語らい合えた。
語らいの中でビックリ仰天したことがある。僕は後輩の何人かに「伝説の」と枕詞を冠せられる先輩だったんですねぇ(激爆)。サークル誌に僕はときどき投稿してて(そういうのもすっかり忘れてた)、その中でも僕が書いた「ありばいのためのこらあじゅ」ってぇのが、後輩の強い印象に残ってたんですね。加藤君がその詩の一節「何もしなかったのがあなたの罪で/何も知らなかったのがあなたの愚かさであったとしても/別れる時には全てを葬れ」なんてのを暗誦したときには、ボク、驚天動地^^でした。書いた本人でさえ暗誦できませんもんね(激爆)。今こうしてその詩を書けるのは、4年ほど前、このブログのある記事を読んだ亀井君がその詩を僕に送ってきてくれて、その詩が今僕のPC内にあるからです。別の後輩だったか、「権現様の石畳/小ちゃな少女のおまじない」ってのも暗誦した。亀井君の送ってくれた詩の中に、確かにそんなフレーズありました。
せっかく後輩たちが僕の詩?を褒めてくれたんで(照)、明日にでも「ありばいのためのこらあじゅ」をこのブログにアップしようかしらん^^。「青春の思い出」ってやつでしょうね。
まぁ、あれやこれや大学時代の話で盛り上がり、約4時間、愉快に過ごしました。勢い余っての行為かも^^、当夜居合わせなかった宮崎君@米子・伊藤(建)さん@愛知にもケータイかけておしゃべりしちゃいました。

喜多村さん・亀井君・新間君・加藤君・赤井君・上田君・渡辺君・山田君。5月15日は実に楽しい一夜でした。ありがとう。
来年は富山県赤坂会館で会いましょう! 今回参加しなかった連中もたくさん集れるといいですネ。
by tiaokumura | 2010-05-15 18:43 | このブログのこと | Comments(7)
Commented by 哲ちゃん at 2010-05-17 21:44 x
お疲れ様でした。愉しかったねぇ! 学生時代そのままに,よく話したけれど,酒量はさすがに少なくなった。ぜひまたやりましょう。
貴兄の詩「ありばいのためのこらあじゅ」は,全文を載せておくといいと思う。賛成。(以前に「文集」から入力して送ったのは,抄録ではなくて全文だったっけ?)
Commented by のぶ at 2010-05-18 14:20 x
チャップリンの話で、「貴方の映画で一番面白いのは」と聞かれ、「勿論これから作る映画だ」と答えたそうです。ラジオ番組での日野原先生の対談の紹介からです。因に先生はあのお年で、「今の年寄りは」とおっしゃる位で、前向きの方です。聞いていると希望が湧いてきました。
Commented by のぶ at 2010-05-18 18:32 x
追伸 チャップリンの話は、亡くなる2年ほど前、彼が86歳のことです。私達にはまだまだ未来がありますね。
Commented by tiaokumura at 2010-05-18 21:34
哲ちゃん、本当によかった、よかった。戸隠がないままに過ごしてきて君に愚痴をこぼしてたけど、最高の一夜を提供してくれた君に今は大感謝!
にしても「伝説の」には参った^^。そんなの初めて知った。「ありばいー」、以前後半部分を当ブログに載せたような気がする。「猿もおだてりゃ・・・」で全部載せちゃうかも、いつか^^。
抄録ではなく全文です、送っていただいたのは。PCのデスクトップに置いてあります(照)。
「萬屋」さん、もっと記事中で紹介すべきだったと、ちと反省。
Commented by tiaokumura at 2010-05-18 21:46
のぶ様、コメント2つありがとう。日野原先生引用のチャップリン、何かで読んだ記憶があります。お二方にはとうてい及びもしない身ですが、爪の垢でも煎じて飲むくらいのつもりで、己が人生を少しでも充実させて生きたいものです。
7月10日は、来富されますか?
Commented by のぶ at 2010-05-18 22:00 x
人に言っておいてなんですが、前日の夜行バスで行きます。前回利用したビジネスホテルで宿泊し、翌日は高岡を前回に続き散策し、夕方の高速バスで帰る予定です。夫婦揃って行きます。
Commented by tiaokumura at 2010-05-20 20:54
のぶ様、7月10日お会いしましょう。あいにく僕はその日の午後はT大学授業見学、夜はT高校同期会があり(参加するかどうか迷っていますが)、午前のお参りだけになります。
夜行バス、ゆっくり眠れますように。


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