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禍福は糾える縄の如し

2月はいいことが続く。
今年度は「外国人(「外国籍」よりこちらの方がいいと思う。日本国籍の子もいますもんね)の子どもの高校進学」2人を引き受けているのですが、2人とも高校に合格しました。知らせを受け取ったときは、思わず目に水がにじみ出ました(照)。今年度これ以上はないってくらい嬉しかった。むろん僕(たち)がやっている「せめて何とか高校入学を!」ってぇのには批判もあることを承知している。「高校入ったあとの責任取れるの?」(高校中退率は確かにヒドい)・「日本語教師の仕事じゃないんじゃないの?」(でも、じゃぁ誰がやってくれるんだろう)・「入学のためにあなたがとってるストラテジーは間違っている」(だが何かに特化してやんなきゃ、受験突破は無理)・「母国に帰って高校出てから来日すればいいんじゃないの」(だが子を思う親の気持ちは愚かと言われようと強い)・「高いお金とってわずかの成果出たとして、それが何なの。いいボランティアに任せたら」(いいボランティアがいない)などがまぁまず上位に来る批判だろう。他にもあるだろう。そういう批判(非難)に真っ向から答える自信はボクには全くない。自分がやっていることが絶対正しいと声高に主張する気もない。これからも「外国人の子どもの高校進学」に取り組むとして、一番の悩みは「受験国語」。これ以外は何とかなる道筋がちょっぴり開けている。「受験国語」をどうやって突破するか-それが今一番の悩みで、他人の批判に耳を傾けているヒマはない。何かいいお知恵がある方にはぜひ耳を傾けようと思っています。
昨日2月15日、呉羽高校生F-site(稲林理事長・花田恵さんのNPO法人)のプロジェクトで3回目の取材のために富山国際学院を訪れてくれました。C組学生と教師では増山さん・徳橋さんと僕が応対。富山国際学院では教室を飛び出してのいろいろな課外活動に取り組んでいますが、こういうクラス訪問も嬉しい。こういうのができるのも(課外活動でもそうだが)、学院や僕にネットワークができているからである。花田さんとは前学院長の岸井みつよさんとのご縁がきっかけである。課外活動でも多くの方々にご協力いただいている。ネットがどれほど進化しようとも、生身の人間同士の触れ合いを大切にしていきたい。むろん失敗も必ず出てくる。大失敗もあるだろう。でも失敗を経験することも大事だと思う。教師の「上げ膳据え膳」はよくない。もしどうしようもない大失敗が発生したら、その時は学院長が頭を丸めて謝りにいけばいいのである。ビンボー日本語学校なんでお金で解決は無理っすが^^、そういう覚悟はあります。ま、ボクのスキンヘッドがどの程度効果があるかわかりませんが(激爆)。
それから、F-siteの取材が終わった頃にケータイメールが届いて、僕が2年間在籍した某大学の後輩「ハシゲン」が*都にあるK大学院合格の知らせ。K大学っちゅうてもKND女子大とかK女子大とかKTCBN女子大じゃあありませんよ。KG大でもKSa大でもKSe大でもKF大でもない。←じらしすぎ、っすね。彼(男っす)は皆さんが最もよくご存知の「月こそかかれ吉田山」の大学です(「こそ+已然形」=係り結びの法則っす^^)。彼には在学中2年間遊んでもろうとるんで、これで彼がワシのようなアホには手が届かん世界に行っちゃったんじゃろ~ねと思うと、ちょっぴり寂しさも。僕は40年くらいの時間差で2つの大学を経験している(珍しいかもしれないですね)。自ずと1番目の大学と2番目の大学を比較してしまうことがあるのですが、40年経って大学の質は落ちたんでしょうね。2番目の大学で習った20人くらいの教官中3人のダメ教官がいた。願わくば、超一流大学の京*大学大学院でハシゲン君が出会うであろう教官中に、そんなバカがいませんよ~に。ハシゲン君が4月の入学までに覚えれるよ~、「逍遥の歌 紅もゆる」を掲出したい。ハシゲン、おめっと~さんっす。下の歌詞、読めん漢字あったら、聞いておくれどすbyひげ奴(謎爆)。「紅」=べに、「早緑」=はやみどり、「嘯けば」=しゅくけば、じゃないっすよ(激爆)。
  紅もゆる岡の花/早緑匂ふ岸の色/都の花に嘯けば/月こそかかれ吉田山
それから、バレンタインチョコ-日曜日なんで今年はゼロかと思いきや、な・な~んとn(n≦10)個も。「そんなん買うんなら、ハイチにそのお金を寄付して」と喉元まででかかったんですが、やっぱ自分って欲深い男なんでしょうね(恥)、いただいちゃいました。ホワイトデー、1人1000円のお返しで済むんじゃろうか。「倍返し」「3倍返し」が相場なんじゃろか。チョコの金額に関わりなく(GODIVA以外、いくらかなんてワシわからんし^^)、何か本をあげようと思っています、ホワイトデーには。本、値段がわかっかちゃうけんど、ランジェリー贈ってセクハラじじいになるよりはよかバイ。
穂積雅子選手6位入賞」も福。ご本人は表彰台に上れなくって悔し涙を流されてたそうで、そういうところも「偉い!」と思う。菊池雄星君(花巻東)が選抜で優勝できなくって泣いてたってのを思い出した。穂積選手、同僚の増山さんのご主人の勤務先の所属です。その会社、オーナー社長だからできるって言われればそれまでですが、今回のオリンピックスケート2選手を支援している。大手企業がどんどんスポーツから手を引きつつある現在、富山の民間企業がこうしてスケートを応援しているのは富山県民として誇りです。

禍福は糾える縄の如し」という。以上を「福」とすれば「禍」も同じ数くらいある。「禍」なんて言い方は無責任っぽく響きますが、まぁ「学院長」を引き受けた以上は避けられない大問題が今日現在で少なくとも3つはある。3つの禍、何より自分が無能力なるがゆゑに、「禍」を乗り越えるべきハードルがボクには高すぎる。真夜中にふと目覚めて考え込むことも、出社拒否^^の誘惑に駆られることも、酒や遊びに逃避したくなることも。まぁあれこれ考えてたってしょうがないんですけどねぇ。実行あるのみ。解決って遅くなればなるほど難しくなりますよね。

別の「福」。先週・今週と初体験のクラス授業2回、なんとか無事終了。これで今年度下半期8クラス全制覇^^です。ふだんご担当の先生方の努力の賜物なんでしょうね、どちらもすばらしいクラスでした。「僕、初めてのクラスってすごく緊張するタイプで、今日もうまくできるかどうか心配です」(「語彙コントロール」、このくらいは大丈夫な両クラス)って言ったらみんな「うっそ~」って感じで笑ってました。アイスブレークだと思ったんでしょうね。でも「真実」。でもある意味、自分ってトクなんでしょうね。僕が登場してまさか足がガクガクしてるなんて、学生のだ~れも思わないんでしょうね。もしこれが20代前半の日本語教師A子さんだったら、悪賢い学生は「ちょっとおちょくってやろう」と思うかもしれない。60代前半ボクと20代前半A子とで、じゃぁボクが有利かといえばそんなことはない。学生の前に二人立って「みなさん!どっちの先生に習いたいですか」と学生に問いかけたら、7:3くらいでA子さんを選ぶでしょうね。つまり、日本語教師は自分の有利不利を自覚しておくことが大切だということが言いたい。例えばボクは顔が悪くジジイでありユーモアがなくネクラでファッションセンスださく字が下手で発音が悪い。そんな僕は欠点を少しでも克服すべく努力する一方で別の要素で勝負する。A子さんは、最初はよくっても、数回の授業を経てる内にボイコットされないようにしなければならない。他の例。やったら元気な先生は「授業中自分はしゃべくりしすぎとらんか?」と自問すべきだし、人気があってちょんちょんになっている先生は「では、自分ははたして学生全員に人気があり慕われているのだろうか?」と内省すべきだろう。教師の日々の授業にも「禍福は糾える縄の如し」がある。また、「自分は無知であり馬鹿である」と己を客観視できない先生に教わること以上に学生にとっての不幸はないのである。
もう一つ「福」。ネットマージャンで1000勝達成。「あんた、ようそんなゲームやっとるヒマありまんなぁ」と言われちゃいそうですが(大汗)、まぁ息抜きってことでご勘弁を。戦績、「経験値132万0500EXP、マネー72万8143円、役満3回、勲章12個」です。

禍福は糾える縄の如し-だから人生は生きがいがあるのでしょうね。
by tiaokumura | 2010-02-16 20:59 | 言の葉つれづれ | Comments(2)
Commented by ハシゲン at 2010-02-18 01:04 x
真っ先にお祝いの電話、ありがとうございます!うれしかったです。
大学2.3年の僕を知ってる人は信じられないだろうなーと思います、いや、今も大して変わっていないですね笑
吉田山の歌も知りませんでした。ググって調べますね笑
大学の質が・・・と言われましたが、生徒の質も・・・ですね、僕を筆頭に汗
受かってしまった大学に、恥じないような毎日を送りたいと思います。
それでは、温泉楽しみにしています☆
Commented by tiaokumura at 2010-02-18 21:35
ハシゲン後輩、まっことおめっとうさん! 三流大学から超一流大学って快挙かもしれん。出世してもワシんこつ忘れんとね。
チミのブログの古歌、まちごうとったっす(大汗)。認知症予備軍っす、ワシ。正しくは
あひみてののちのこころにくらぶればむかしはものをおもはざりけり
っす。
温泉、ゼッタイ行こうゼっ♪♪♪ こんでヒマになったようじゃったら、幹事+女性声かけ(嘘爆)、やってな。


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