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瀋陽(1)

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(11月10日夜・記)
11月7日、はるか23号、12:32関西空港着。
関西空港、この間のカトマンズ出張で利用したばかりです^^。JRと空港の中間地点にある喫煙所でタバコ(恥)。その後、搭乗券手配・3万円両替(円→元。2週間前より少し円高になったみたい。ラッキー?)。空港内の「そじ坊」で昼食。お金を入れ忘れた乏しいお財布なんで、機内食だけで我慢しようとも思ったのですが、空腹には勝てず(汗)、黒酢ごまだれそば定食。そば+火薬ごはんなど。

関西空港14:20発CZ632
機中、先日寺本益英先生(関西学院大学教授)からメール添付でいただいた資料を読む。寺本先生が中日新聞に連載中の「茶のみ話」の第1回「文化・精神性に魅力」(「私は茶の最大の魅力は、1200年の歴史の中で醸成されてきた文化性、精神性であると思う。・・・喫茶文化への理解を深め、心豊かな生活を送りたい」)、第2回「食育 『意識』へ関心を」(「喫茶に親しむことを通じ、日本文化全般への理解が深まり、心が豊かになる。茶業界は食育への一環として、こうした点をもっと強調してほしい。」)。寺本先生は「京都eラーニング塾」で「宇治茶の歩み~お茶は大陸からやってきた~」をご開講中です。皆様、どうぞアクセスなさってください。同講座のサンプルはこちらです(寺本益英先生の講義ビデオも見られます!)。
黒岩比佐子先生の10月23日・10月24日のご講演資料も寺本先生からいただいた(メール添付)。前者は「日露戦争とジャーナリズム-もうひとつの『坂の上の雲』」、後者は「村井弦斎の”食育小説”に学ぶ-明治のベストセラー『食道楽』」。前者、司馬遼太郎の「日比谷焼打ち事件」に対する歴史観、「メディアの報道を鵜呑みにせず、冷静に判断する能力が問われている」という黒岩先生の警鐘など。後者、村井が重視した「食育」、村井の英文小説のこと(岩波『図書』で先月取り上げられていた)など。

CZ632、11月7日(土)15:30(中国時間)頃瀋陽桃仙空港着。関空→瀋陽は約2時間、瀋陽→関空は約4時間です。偏西風の影響でしょうか、かかる時間がずいぶん異なります。でもボクの計算間違いかな。
ネットで事前に調べたら、瀋陽は土曜日が最高気温19℃最低気温-3℃、日曜日は同じく9℃・-2℃、月曜日同じく2℃・-7℃ってことで、本記事にアップした写真で見られるように僕はオーバー・マフラー・手袋です。
出迎えの延哲豪さん富山国際学院2期生)のお勧めで、VIP出入り口を利用しました(激爆)。アップした写真のボクの頭上に「VIP」って見えますよね。富山県遼寧省(瀋陽はその省都)は友好関係にあり、中沖前知事・石井現知事・森現富山市長といった方々もこの出入り口をご利用なさったことでしょうね。ミーハー奥村なもんで、ついこういうこと、やっちゃいます(照)。

瀋陽は、ご年配の方には「奉天」と言えばおわかりになるでしょうね。東北三省(遼寧省・吉林省・黒龍江省)の要でもある。人口800万人(瀋陽に戸籍がない?人が+100万人)の大都市。北京・上海・重慶・広州に次いで第5位か。
歴史で勉強しましたよね、清朝太祖ヌルハチ(瀋陽市東北に彼と皇后イエホナラの墓がある)。彼の皇宮は瀋陽故宮として現存しています(世界遺産になっている)。清は3代順治帝の時に北京に遷都しますが、歴代皇帝は瀋陽故宮を巡幸しています。歴史で習った康熙帝は4代、乾隆帝は6代になります。「四庫全書」は1782年に建てられた文溯閣に収められています。
清と言えば何といっても「ラスト・エンペラー」12代溥儀、そして「五族協和(日本人・漢人・朝鮮人・満洲人・蒙古人)の満州国」(現在の東北3省+内モンゴル自治区)でしょうね、日本人に馴染み深いのは。関東軍による1931年9月18日の満州事変(中国では九一八事変)は瀋陽(奉天)郊外の柳条湖で起きました。中国では今も9月18日の9:18になると車がいっせいにクラクションを3分間鳴らすそうです。彼我の歴史認識の違いが深刻ですが、日本は中国人のそのような行動を真摯に受け止めるべきでしょうね。
by tiaokumura | 2009-11-08 08:32 | 海外出張09余録 | Comments(0)


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