人気ブログランキング |

Steve Jobs Stanford Commencement Speech 2005(YouTube)


昔の人はうまいこと言ったもんです。
1月往ぬ、2月逃ぐ、3月去る
正確な言い回しは不明(古語だと上述なんかなぁ)なんですが、恥ずかしながら半年ほど前に初めてそういうのがあることを知りました。月名と動詞が頭韻踏んでるのもすばらしい。物識りの岸井学院長に尋ねたら、彼女、これご存知でした。富山はどうなのかなぁ。僕、子どもの頃に聞いた記憶がない。全国的にはポピュラーな知恵ある人生訓なのでしょうね、きっと。
1月も2月も終わり、3月もこの勢いで過ぎていきそうです。忙しすぎな人生(恥)。受験シーズンの終盤であり卒業シーズンでもある3月。富山県の場合、明日・明後日が公立高校試験日、合格発表が17日でその前日が中学卒業式、17日が小学校卒業式で、高校の卒業式は3月始めにほぼ終わっています。富山大学は3月23日とまだまだ遅い。昨年、富山大学卒業式に出ました。正確には学位記授与式とかで「学士号」をその時に僕はもらいました(2年間「富山大学生」してたんです、ボク^^)。学長式辞、実にくだらなかった。ギョーザ事件を取り上げたのも見識を疑うし、平成20年を昭和20年と間違えたのにも失笑した。たぶん学長はすばらしい式辞をなさったのでしょうが、彼が力説したかった内容は全く覚えていません。ごめんなさい、西頭学長さま。
実は僕、他人のことをエラソーに批判できる身分じゃない。昨年、理事長として富山国際学院の式辞を述べ(わずか十日間くらいの間に自分が式辞を述べ、かつ式辞を受ける立場になるなんて、おそらく余人にはなかなか経験できないことでしょうね^^)、来年以降は学院長としてその職にある限り式辞を述べなければならない。人前でのスピーチが大の苦手なので今から頭が痛い。仮病使うわけにもいかんし(激爆)。

さて、今回の動画はSteve JobsStanford Universityで行ったスピーチ。日本風に言うと「卒業式での来賓祝辞」にあたるでしょうか。これつとに有名なスピーチなんでしょうが、僕は能登さん@PCTool(このブログの立ち上げを勧めてくださった方)のブログで、昨秋だったかに初めて知りました。

このスピーチ、オバマ大統領とはまた違った意味での名演説です。オバマ大統領の場合は20代の優秀なスピーチライターがいる(別にそのこと自体はなんら非難に値することではない)のに対して、Steve Jobsの場合は(草稿過程はともかく)自分で練り上げ自分の言葉で誠実率直に訴えている。オバマ大統領が「これからどうする/したい/すべきなのか」を訴えているのに対して、Steve Jobsは自分の挫折体験をベースに君たち(スタンフォードの卒業生)はどうすべきかを訴え勇気づけている。

Steve Jobsは始めのあいさつの後、Today I want to tell you three stories from my lifeと語り始める。
最初のstoryはReed University中退の話。
彼の生みの母(biological mother)は生まれ来る子供を養子に出す決意をしていた。ところが縁組先は女を希望してたいたのに生まれ出た子供は男。その難問はなんとかクリアできたが、今度は生みの母が希望していた学歴が養子予定先の夫婦には欠如していた。そこで交渉があり、結局my parents promised that I would someday go to college.。やがて彼はReed Collegeに入学。彼が笑いながらI naively choose a college that was almost as expensive as Stanfordって言うと、会場でも笑いが弾けていました。こういうのを聴くと、アメリカ人ってほんとにスピーチうまいなぁと思う。大学に行った彼だが、両親が苦しい生活の中で彼のために工面してくれるお金に値するキャンパスライフではないと考え、中退する。そのことはit was one of the best decisions I’ve ever madeで、もちろん彼は後悔していない。そこからの彼、これは日本ではモグリ学生・ニセ学生ってことになるのでしょうか(あるいは科目履修生?)、生活を切り詰めながら自分にinterestingな科目を受講した。その一つがa calligraphy class。そのクラスで学んだことが後にMacintoshのフォントなどに生かされる。… since Windows just copied the Mac, its likely that no personal computer would have them.と述べると会場はこの日一番の爆笑&拍手でした(激爆)。
彼がこのstoryで言いたかったことは
You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something - your gut, destiny, life, karma, whatever.
ということになるでしょうか。

2番目・3番目のstory、そして彼がThe Whole Earth Catalog(僕たちの世代にとっても貴重な本だった。「全地球カタログ」)からの引用で最後に何度か繰り返すStay Hungry. Stay Foolish.のことは、稿を改めて近日中に投稿します。
なお彼のこのスピーチはweb上のSTANFORD NEWS SERVICEで読むことができます。ただし、それはスピーチ原稿なのでYouTubeの動画とは一致しない箇所も何箇所かあります。
by tiaokumura | 2009-03-09 19:37 | このブログのこと | Comments(0)


<< Steve Jobs Stan... 『泣きも笑いも自由自在 六代目... >>