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ハッピー食堂

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3月18日(月)ほとり座鈴木清順監督『陽炎座』を観た後、大和デパート(富山で唯一のデパート)内のドンクでバゲット。それから総曲輪通りを出て、中央通りに。
総曲輪通り中央通りは、どちらもアーケード街で、富山の繁華街と言えば、ここいらだったでしょうね。総曲輪通りのほうが中央通りより賑わっていたか。僕の富山高校生時代、今は違っているでしょうが、あの当時は、総曲輪通りに富山高校図書販売の瀬川書店と富山中部高校用の清明堂があった。今はどちらもない。そして中央通りには中田書店があり、同級生がそこのお嬢さんだった。同じく僕の高校生時代、中央通りにスーパー?だったかができ、そこに富山初のエスカレーターができたというので、そこにたぶん敬ちゃんたちと乗りに行った。
この日の昼食ハッピー食堂。中央通り(今はすっかりさびれている。シャッター商店も多い。)とクロスする中教院通りにある。中教院通りは夏に夜店があった。
ハッピー食堂、昭和23年開店だそうですが、僕が知ったのはつい最近、何年か前。僕は生まれてから高校生まで富山なんですが、その頃は知らなかった。ここ知ったのは、「孤独のグルメ シーズン10 第8話」で。五郎さん、この時、富山に。この日の彼、岩瀬で、舛田酒店、森家を通り、そして、アナザストーリーで打ち合わせ。その後、路面電車に乗り、西町駅辺りで下車。中央通りを抜ける。で、その途中にあったのが、ハッピー食堂。彼、入りませんでしたが。井之頭、その後、舞子に。
舞子。僕は行ったことない。知らなかった店。井之頭五郎、舞子で、まず烏龍茶。松重豊(まつしげ・ゆたか1963-)、実生活でも下戸なんでしょうかねぇ。信じられない。ここでもアルコール類はなし。で、この日は、バイ貝煮つけ(つき出し)、おでん(かに面、すすたけ、大根、里芋)、しろえびかき揚げ、刺身(鯛昆布締め、ふくらぎ)、ご飯。これだけでもすごいのに、更にしめで、海鮮とろろ丼・ハーフサイズ(白海老、イクラ、〆さば、かさご、ひらめ、サス、きじ海老&とろろ)。彼、ここ、「富山料理の寺子屋」ですって。食事後、「気の毒な」とも。それにしても彼、大食漢。僕の10倍くらい食べる。よくあれだけ食べられるもんです。この日、舞子のお金、6000円以上だったでしょうね。番組恒例、原作者の久住 昌之(くすみ・まさゆき1958-)、舞子に。彼、もちろんお酒。あと、みょうが田楽、地栗の唐揚、白子昆布焼き。
ハッピー食堂での昼食。あらかじめ決めてた「焼きそばセット」870円。アップした写真。このセット、焼きそば、ミニご飯、お新香、お味噌汁。他にお酒^^、ほうれん草(お酒のつき出しみたい)。こういうセット(定食)、初めて。焼きそば食べるなんて、何年ぶりだろう。で、ここの焼きそば、すっごい、ヴォリューム。あと、僕の知ってる焼そばと違って、甘く、なんか、柔らかくて、ぐにゃらぐにゃらな感じ。この日の昼食、3割くらいしか食べきれず、パックに詰めて持ち帰りました。今の僕、外食時はパック、必須でしょうね。

帰りに中央通りの竹林堂本舗。ここ、コロナ禍で休業してたのですが、今年2月に再開。ここ、朔日饅頭が有名。これ、売り出し時にはすごい行列ができる。僕はこの日は「甘酒まんじゅう」1個190円。お店に代表取締役の山崎ゆかりさん。ここの後、石谷もちや。ここはあいにく休みだった。残念。

# by tiaokumura | 2024-03-18 13:04 | 美味録2024 | Comments(0)

『陽炎座』

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『陽炎座』
1981年 139分 日本 日本語
スタッフ
監督:鈴木清順
製作:荒戸源次郎
原作:泉鏡花
脚本:田中洋三
撮影:永塚一栄
美術:池谷仙克
音楽:川内起
キャスト:
松田優作 大楠道代 中村嘉葎雄 原田芳雄 楠田枝里子 加賀まりこ 麿赤児 大友柳太朗 佐野浅夫 佐藤B作 内藤剛志 他

鈴木清順「浪漫三部作」の、前年の『ツィゴイネルワイゼン』に続く2作目。
原作・泉鏡花の妖しい世界の映像化ということになるでしょうか。自分、正直、鈴木ワールド、ようわからん(恥)。そんなに傑作とも思わないのだけど。
泉鏡花の原作、青空文庫に入ってます。長いのでまた改めてゆっくり読んでみたいが、芝居小屋の場面、原作にもあります。原作と映画、対比してみるのも、おもしろいんでしょうね。鈴木が原作のどこに魅かれたのか。
松田優作(まつだ・ゆうさく1949-89)が新派の劇作家・松崎春狐役で出演。鈴木、彼のどこにほれ込んで起用したんでしょうね。当時はアクション俳優だったでしょうからね。Wikipediaによると、鈴木はこの映画での松田の演技指導で
直径1mの円を描き「この中から出ないようにしてください」と指導し、彼の新境地を開かせた
そうです。松田、僕とそんなに年齢、変わらないんですね。知らなかった。なんか僕より10くらい下と思ってた。こないだBSで『探偵物語』、放映されてました。
大楠道代、原田芳雄、麿赤児は、三部作全てに出てます。鈴木好みの俳優だったんでしょうね。大楠道代は安田道代ですよね。僕には、彼女の演技、どうも・・・だけど、こういう女優が鈴木はよかったんでしょうね。
楠田枝里子、「なるほど!ザ・ワールド」。女優だったんですね。知らなかった。本作品ではドイツ人女性役で。Wikipediaによると、彼女、映画出演はこれだけです。どういう経緯で鈴木作品、出演になったんでしょうね。
大友柳太朗(おおとも・りゅうたろう1912-89)。子供の頃、快傑黒頭巾、好きでした。あの頃、中村錦之助、東千代之介とかも好きだった。東映時代劇。今、ANAホテルがあるあたりに、かつて、東映の上映館があったような。

# by tiaokumura | 2024-03-18 09:50 | 映画 | Comments(0)

ワンタンメン@末広軒

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3月16日(土)ほとり座鈴木清順監督『夢二』を観た後、末広軒。環状線・大手モール下車。
メニューに末広軒ストーリー。昭和6年創業。屋台、富山駅から不二越まで流す。支那そば10銭。「支那」、石原都知事(当時)の発言で問題になりましたが、これ、差別用語になるんでしょうか。内藤湖南の著書とか、どうなってるんでしょうね。フランス語では「la chine」(ラ・シーヌ)。言葉には歴史があるので、支那自体にはもともと差別の意味はないんでしょうが、日本の戦前の「中国」「中国人」差別のニュアンスがまとわりついてて、現代日本語では差別用語扱いになってるんでしょうね。で、末広軒ですが、その後、現在地に定着。柳の下。ある時、客から「ワンタンの中に中華そばの麺を少し入れてくれないか」とのリクエスト。末広軒のワンタンメンの誕生。中華そば+ワンタン、じゃなく、ワンタン+中華そば、なんですね。
ここ、初めて食べたのは15年程前かなあ。富山国際学院、今は芝園町にあるんだけど、学校ができたときは下新北町で、近くに末広軒支店、あった。立山鉱泉の近く。で、ある日昼食で行ったら、忌中の張り紙。その後、閉店。店主が亡くなられたんでしょうね。末広軒、大和デパートの6階?にも入ってる。ある日、食べに入ったら、富山国際学院の卒業生のM君が働いてた。
富山のラーメン店。子供の頃、柏木おじに連れて行ってもらった、大喜。「富山ブラック」って言いますが、あそこが元祖。「富山ブラック」って言い方は、だれが言い出したのか、かつてはそんな言い方、なかった(と思う)。昔、富山駅の2階に縮れ麺、あった。好きだった。富山では、8番ラーメンまるたかや(おでんもある)、あちこちにある。富山駅前に屋台でひげ、あった。富山国際学院で働いていた頃、昼食でよく利用してたのが、大観園(タンメンがうまい)、新三陽。富山駅前のCiCのB1F、麺屋いろは、ハラルラーメン、あります。
ラーメンは、カレーもそうですが、和食でしょうね。

# by tiaokumura | 2024-03-16 12:37 | 美味録2024 | Comments(0)

鈴木清順監督『夢二』

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『夢二』
1991年 日本 128分 日本語
スタッフ
監督:鈴木清順
製作:荒戸源次郎
音楽:河内紀 梅林茂
撮影:藤澤順一
編集:鈴木晄
写真:荒木経惟
出演者:
沢田研二 毬谷友子 宮崎萬純 広田玲央奈 長谷川和彦 原田芳雄 坂東玉三郎 大楠道代 麿赤兒 余貴美子 芹明香 他
挿入歌:淡谷のり子「宵待草」

3月16日(土)ほとり座で、鈴木清順監督「(大正)浪漫三部作」の一つ、『夢二』を観る。
鈴木美学なんでしょうね、ストーリー・撮影・背景・配役・演技・台詞・音楽など。
開始まもなくのクレジット、表方で出演者・役、裏方でスタッフ。大正時代の映画、こういう表示だったんでしょうかねえ。ここにも鈴木美学が。
出演者、すごい。沢田研二が竹久夢二役。彼、『カポネ大いに泣く』に続く鈴木作品だそうです。原田芳雄・脇屋、毬谷友子がその妻・巴代、宮崎萬純が彦乃、広田玲央奈・お葉、長谷川和彦・鬼松、坂東玉三郎・稲村御舟(男役)、大楠道代・女将、麿赤兒・刑事 など。
映画、どうもついていけなかった。三部作ではこの作品、イマイチな評価のようですが。本映画じゃないのですが、堀久作の「わからない映画ばかり作られては困る」って、言いたくなるかも^^。
Wikipediaの「鈴木清順」見ると、彼、ずいぶん多作なんですね。デビュー作『港の乾杯 勝利をわが手に』(1956年)から『オペレッタ狸御殿』(2005年)まで、50作品くらいある。

三部作の残り、『陽炎座』『ツィゴネルワイゼン』も観ます。心配してたんですが、幸い、入院時期と重ならなかった、2作品のほとり座での上映。

今、高岡市美術館で「生誕140年 竹久夢二のすべて 画家は詩人でデザイナー」、開催中。

# by tiaokumura | 2024-03-16 09:46 | 映画 | Comments(0)

本を借りた

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3月15日(金)ゆうちょ銀行ATMで引き出しに。家から車で10分くらいのところに郵便局があるのですが、この日は、歩いていくことに。ここんところ、自分、運動不足と言うより運動ゼロ。歩くことさえ少ない。病院、スーパー、ごみ出し以外は、ほとんど引きこもり状態
家から、途中休み休み(恥)、15分くらいでゆうちょに。暗証番号、2度も入れ直しに(恥)。隣のコンビニで買い物。帰り道、地区センターに。「入浴券」「お出かけ定期券」は3月25日(月)から入手できるという情報。地区センター1階の図書館に。富山市立図書館豊田分室。久しぶりに本を借りる。カード、なくしたので再発行してもらう。ナンバーカード使った。本を借りるのなんて数年ぶりかも。前は2週間8冊だったような気がするが、今は、2週間10冊まで借りられるそうです。っ係員(司書?)の方、利用ガイド、くださった。
帰り、保育園の横を通るのですが、女児に手を振られる。さらにちょっと歩いててたら、園庭で遊ぶ男児2人から「おじちゃん、バイバイ」という声がかかる。びっくり。なんかうれしかった^^。「おじいちゃん」じゃなく「おじちゃん」だったのは、僕が帽子でマスクしてたからでしょうね。素顔だったら、絶対「おじいちゃん」でしょうね^^。人付き合いも少ない今日この頃の自分、子どもからのこんな声かけも、楽しかった。大げさだが、生きてる、って実感が。

今回借りた本3冊
「文藝春秋」2023年8月特大号(令和5年8月1日発行 文芸春秋)
*「創刊100周年決定版現代の知性24人が選ぶ 代表的日本人100人」掲載。
オンサイト+技術評論社編集部「Windows11 2024年最新版」(2024年1月9日初版第1刷 技術評論社)
*自分、メカ音痴。本書であれこれ使えるようになれば。
阿古真理『おいしい食の流行史』(2023年9月6日初版 青幻舎)
*阿古真理(あこ・まり1968-)には『日本外食全史』(亜紀書房)も。

# by tiaokumura | 2024-03-15 11:28 | | Comments(0)