中高年のための「学部3年次編入」講座(その1)

儒教文化圏は「受験」が厳しいようで、韓国も中国も日本以上にすごい。日本は07年だったか大学全入時代を迎えるそうです。木曜日に「入学手続き」が来ました。いろいろ迷うところもあるのですが、4月から「富山大学人文学部人文学科言語学コース3年生」になろうと思っています。そんな僕の体験に基づいた「中高年の皆様!大学・大学院に行こう」シリーズ。ご訪問者500人突破記念で、不定期ながらこのシリーズ開始。まずは「編入学」から。もちろん、大学・大学院によっては「社会人枠」もあるし「聴講生」という手もあります。ここでは、一般入学の場合です。前途ある若者と競争してその将来を奪うのではないかといささか気がひけますが、知力・体力・経済力の壁を克服して、キャンパスライフを実現しましょう。学生は土曜日映画館1000円だし^^。なお、これからご案内するのは「国立大学法人富山大学」(以下「富大」)の場合で、大学によっては異なる部分もあると思われます。

出願資格 僕は「大学に2年以上在籍した者又は平成18年3月末で2年以上の在籍となる者で、62単位以上を修得した者又は修得見込みの者」(←長い!)に該当。合計5つの出願資格があり、そのどれかに該当すればOKです。
出願書類 学業成績証明書が用意できるかどうか心配でした。幸い筑波大学に前身の東京教育大学の成績が残っていました。学籍簿などは何年保存の義務があるのかわかりませんが、50代以上の方も大丈夫、用意できるでしょう。
入学検定料 富大の場合、30000円でした。高いような安いような・・・。
学費など 入学料282000円、授業料年額535800円。ん~高い。入学料は日本語学校での月収の約1.5倍。そもそも入学料ってなんのお金なんだろう?授業料も高すぎる。せめて年300000円くらいに^^。大学時代からの親友KT君によると、東京教育大学は学費が他大学と比べて格別に安くて月1000円!だっだらしい。確かに僕も育英会の奨学金(月8000円だったか)もらってて、学費はなんとか納められた。家庭教師などアルバイトもしてたし。高齢者や主婦の方などの場合、学費がネックになりそうですね。
入学後の履修 卒業に必要な124単位のうち教養科目など40単位は免除。残り84単位を専門科目で取る。入学学部で認められた場合は編入時に更に上限22単位を認定してもらえる。従って一番少ない場合は編入学後62単位取れば学士号取得。

このシリーズ、次回は試験科目・受験勉強^^などの情報を提供します。
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# by tiaokumura | 2006-02-11 20:13 | 僕は大学3年生 | Comments(2)

こんな授業・あんな授業(2)日本(語)の歌

日本語教師もいろいろですが、僕はを授業に使うタイプです。理由は単純、「楽しい」「授業にメリハリが出る」。文法や語彙などは意識せず、「いい歌」を選ぶ。その時々の「はやり歌」もたまに使いますが、70年代・80年代の曲(日本の「スタンダード」になってるのはこの頃の歌かも)が多い。
たとえば今年のB組、年度始めに考えたのは次のような選曲。ただし1月以降は実行せず。
4月さくら(詞・森山直太朗&御徒町凧 曲・森山直太朗 歌・森山直太朗)
 卒業シーズンの定番曲になってるみたいです。学院では新入生歓迎会を兼ねて4月上旬にお花見をします。
5月世界に一つだけの花(詞&曲・槙原敬之 歌・SMAP)
 歌詞がいいのでしょうね。大ヒットから時間がたちましたが、これからも歌い継がれていく歌。「下流社会」を肯定する歌だという批判を最近読んで、なるほど、と思ったりも。
6月最初から今まで(詞・RYU 曲・呉碩俊&柳海準 歌・リュウ)
 「冬ソナ」の主題歌。日本語歌詞があったので「日本語の歌」として使用。RYUは今NHK教育TV「ハングル講座」に出ています。
7月川の流れのように(詞・秋元康 曲・見岳章 歌・美空ひばり)
 美空ひばりはどっちかというと「苦手」なんですが、学生はこの歌、よく知っている。
8月少年時代(詞・井上陽水 曲・井上陽水&平井夏美 歌・井上陽水)
 映画の原作は柏原兵三「長い道」で戦中の富山が舞台。マンガは藤子不二雄Aで、藤子不二雄は二人とも富山県に関係あり。富山県から上京し手塚治虫に師事(名作マンガ「まんが道」あり)。この歌は富山県民が選ぶ歌#1かも^^。
9月涙そうそう(詞・森山良子 曲・BEGIN 歌・夏川りみ)
 聞いたことがある学生はもちろん初めて聞く学生もほとんどがお気に入り。自分のこれまでのこと・これからのことがオーヴァーラップするのかも。
10月秋桜(詞・さだまさし 曲・さだまさし 歌・山口百恵)
 いつだったかの年、コスモスがなかなか説明できなくて困った^^。最近は県内のコスモス畑の写真を用意している。母親のことを思い出してか、歌ううちに涙ぐむ女子学生も。
11月(詞・谷村新司 曲・・谷村新司 歌・谷村新司)
 何年か前の中国人学生はほとんど知ってた。その前は「北国の春」。最近の学生はあまり歌わなくなった感じ。でも、谷村新司、上海かどこかの音楽学校で教えてるような。
12月クリスマス・イブ(詞・山下達郎 曲・山下達郎 歌・山下達郎)
 英語ヴァージョン、中国語ヴァージョンもあるけど、もちろん日本語で。11月末くらいから、富山の街でもよく流れてる。
1月PRIDE(詞・布袋寅泰 曲・布袋寅泰 歌・今井美樹)
 日本で最初(で最後^^)の、日本語学校を舞台にしたドラマ「ドク」の主題歌。香取慎吾がヴェトナム出身就学生、菅野美穂が中国出身就学生だったか。安田成美が日本語教師。
2月いい日旅立ち(詞・谷村新司 曲・・谷村新司 歌・山口百恵)
 3月にしたほうがいい曲なんだろうけど、卒業に向けて学生へのプレゼントの意味も込めてこの月に。歌詞に出てくる情景や人間関係、今は・・・。
3月なごり雪(詞・伊勢正三 曲・伊勢正三 歌・イルカ)
 去年の学習発表会で当時のA組が歌った。これもスタンダード曲なんでしょうね。

授業の準備としては原詞+原詞のひらがな・分かち書き楽譜をB41枚にプリント。以前は楽譜探しに苦労したが、年末に出る音楽雑誌の特番があって、それが非常に役立つ。(でも「著作権」が心配) CDまたはカセットテープ。最初に歌の説明(背景など)、歌詞読み。そのあとは、以前はフレーズに区切って少しずつ歌ったこともあるが、すぐ歌に合わせて歌う。
学生から歌いたいとリクエストがある曲では、「雪の華」「好きな人」「時の流れに身をまかせ」「ハナミズキ」「TSUNAMI」「花」など。モーニング娘。や浜崎あゆみ、宇多田ヒカルは言ってこないのは、「授業で歌ってもノレない」からか、あるいは、おじさんとじゃキモイのかも(核爆)。
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# by tiaokumura | 2006-02-10 21:36 | 日本語教育 | Comments(2)

B組の学生の作品です。

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僕はB組は副担任(週5コマの授業の内2コマ担当)。
B組の学生7人が、昨日、担任のHHさんの引率の下、富山駅前にあるCiC(シック)の中にある「いきいきKAN」で「ガラス工芸」を体験してきました。
これは、そのときの作品の一部です。
卒業予定者は、各クラス、いろんな課外活動を体験中です。

今日B組では大学合格者2名あり。本人はもとより教師たちも嬉しいもんです、素直に。
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# by tiaokumura | 2006-02-10 10:52 | 日本語教育 | Comments(0)

A boy or a girl, that is a question.

ちょっとやんちゃで茶目っ気のあるは、大学の同窓生のキュートで心優しい女性と結婚し、女の子2人に恵まれた。一方、まじめでおっとりタイプののほうはなかなか結婚相手が見つからないまま年を重ねていたが、ある日、才色兼備のすばらしい女性に出会い、ぜひ結婚したいと思う。彼女のほうに躊躇があってしばらくブランクがあったが、彼女は外交官の夢を半ばあきらめ彼の許へ。周囲から大いなる祝福を受けての結婚式。数年間は子宝に恵まれなかったが、やがて生まれた待望の赤ちゃん、女の子だった。
どこにでもありそうなフツーの話で、まずはめでたしめでたし、となるところなんですが、兄夫婦には「男の子」が必須だった。「早く男児を!」という周囲のプレッシャーに兄嫁はノイローゼに。そんなところに弟嫁に子どもができたとのニュース。
日本国は今、「生まれる子は男か女か」と上を下への狂想曲。

どちらでもいいじゃないですかぁ、とノーテンキな自分^^。そんなおバカな私の2つの提案。
天皇制の存廃を議論する。今回はこれがまず欠落してるような。国民投票を行えばたぶん象徴天皇制維持が78%、廃止5%、どちらでもいい・わからないが17%かなぁ。
②存続に決定したら、次は「権威としての天皇家」と「権力(現行憲法では象徴)としての天皇(制)」を分けて考える。余談ですが、三島の「などてすめろぎはひととなりたまひしか」は権威と権力をごっちゃにした誤謬だと思う。歴史は専門じゃないんですが、明治の元勲が国家統一・近代国家のために「天皇の神格化」を図って大成功したんじゃないんでしょうか。権威と権力の合体という作為。西郷だったか、幼少の明治天皇がわがままを言うと「京都に帰すますぞ」と言ったとかですもんね。ま、それはまた別の投稿にするとして、僕の考えは、天皇家は長子相続天皇(制)は男でいったらどうか、です。もし「40年ぶりの男児」じゃなかったら、その時は何代か遡ってその血筋を引く男子をなんとしてでも見つけ出し養子(&#3)にする。非現実的ですかねぇ、この案。

今僕の関心は「生誕ニュース」の新聞の見出しの活字の大きさ。「男児」なら最大ポイントの活字、「女児」なら1~2ポイント小さい活字と予想。ページ数も差があるでしょうね、きっと。
「子どもは親を選んで生まれてくることはできない」のだから、どうなるにしても、今の3人の女の子+新しく生まれてくる子、みんな幸せな人生になるといいですね。
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# by tiaokumura | 2006-02-09 21:57 | Comments(2)

「ブンチョウ、中国語と英語を聞き分ける」の巻

昨日はブログ不具合で投稿できませんでした(泣)。9:30pm頃まで待ってみましたが、結局ログイン不能なまま。連続投稿は40日で途切れました。このブログを楽しみにしてくださっている方々(ん、そんな人はおらん^^)、そんな事情でした、昨日は。今日同僚のYTに聞いてみたら、彼女のブログは大丈夫だったとのこと。が原因なのかなぁ、うちんとこ、雷多いんです。

地方紙の片隅に載っていたのでご存じないかもしれませんが、北日本新聞2月4日付けにおもしろい記事発見。ブンチョウが中国語と英語を聞き分けられた、という内容。記事中の「渡辺茂教授(慶応大)」に見覚えあって、そうだったと、本棚を探して見つけた本が立花隆『脳をきわめる』(朝日新聞社、1996年)。一時期立花隆にハマってて今も20冊くらい持ってて、本棚では須賀敦子(約10冊)の隣に置いてあった。

以下、同書pp.177~188に拠る。
ハトを2グループに分け、それぞれのグループにピカソモネに反応させる。例のパブロフの条件反射の実験方法なんでしょうね。信じられない方もあるかもしれませんが、ピカソに反応するグループマネに反応するグループにきちんと分かれたんです。それどころか、ピカソグループはブラック・マチスに、マネグループはセザンヌ・ルノワールにきちんと分かれて反応できた! もっとおもしろいのは、それぞれの画家の絵をデフォルメしていくと、モネはある程度で反応しなくなるが、ピカソのほうはかなり崩した段階でも反応し続けたそうです。皆さんはどうか知りませんが、僕はこういう話、好きです。なんか愉快じゃないですか。
別のハトの実験ですが、バッハストラビンスキーの聞き分けもできたとか。
渡辺教授のご専門は心理学・比較認知科学。教授によると「ハトはヒトともサルとも異なるロジックでこの世界を認知しているらしい」そうです。へぇ~~、です。

前述の新聞記事では、ハトではなくブンチョウ。実験方法はハトのとほぼ同じ。実験に使った7羽のブンチョウすべてが実験開始36日以内に結果を出したそうです。音声言語を聞き分ける能力があることがわかったのは、哺乳類以外では初めてだそうです。

ブンチョウに負けそうだから、中国語や英語の勉強をやめようーそんなことを考えた方は「誤読」です、念のため(爆)。
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# by tiaokumura | 2006-02-08 22:19 | Comments(0)

ボランティア@にぎやか

今日はカールさん(オランダ・男)、アーラットさん(タイ・男)、僕で「にぎやか」(富山市綾田(あいでん)町)にお邪魔する日。9:30近くになってもあとの2人の学生が教室に来ないのでケータイにTELしたら、今日は休むとのこと。がっくり。阪井さんには9:30頃に伺うと言ってたのだけど、途中ちょっと道に迷って(僕はすっごい方向音痴^^)、着いたのは9:40頃か。
デイケアハウス・にぎやか」。オシャレな一軒家。車を前に停めて玄関を開ける。HPなどで見覚えのある阪井由佳子さん・おしげさんらがお迎え。「ゆかこに会うために今日は勝負トランクスを穿いてきたゼッ」と決め台詞を吐こうと思ったが、ここは桜木町(富山の歌舞伎町みたいなとこ)のピンサロじゃない(核爆)。でも、阪井さんはそんなノリの美女・快(怪?)女。HPのスタッフ紹介に曰く「やると決めたらまっしぐら。押しの強さと物忘れの激しさで、にぎやかを嵐の海へ向かわせる。『モテた』昔を懐かしむように、何かにつけてセーラー服を着たがる。」ですもんね^^。とりあえず阪井さんと軽くハグ(←オイオイ)。こたつのある部屋に案内され抹茶サービス(利用者の方が立ててくださった)など。ざっと見渡すと25人くらい。3人自己紹介。アーラットさんもカールさんも上手な日本語。阪井さんらから2人に質問など。「わたしのかわいい教え子たち」は上手に答えていた。←なんか「ごくせん」の「やんくみ」モードな自分(自爆)。そのあと利用者の方々やスタッフの方々の自己紹介(時には他己紹介)、ツッコミもあり。乳幼児もいれば、障害者、高齢者も。これが「富山型デイサービス」と実感。去年も当時の学生たちとボランティアをしたのだが、そこは「ラッコハウス」という身障者授産施設。あそこもよかったが、ここもアットホームな感じ。お互いに遠慮せず言える言われる・頼める頼まれる関係。もちろん、我々のようにふらっとわずかな時間を過ごす者たちにはわからない「しんどさ」もあるだろうが、皆さん、明るい・楽しい。ありのままの自分を受け入れてくれる居場所があるってことはなんと幸せなことか。カールさんもアーラットさんもそんな空気にすっかり溶け込んでいる。カールさんもアーラットさんもモテモテ。外国人も日本人もないなぁ。一緒に遊んだり話したり、家の中を案内してもらったり。11:20頃、カレーを作る当番にご指名。スタッフの稲葉さん、アーラットさん、僕。久しぶりに包丁を握る。たまねぎ・人参・ジャガイモ、そしてキャベツ。我ながら見事な包丁裁き^^。自分、昔「調理師」目指したことある、実技だけだったら合格してた、かも(自爆)。12:10頃にできあがり、みんなで昼食。味もまあまあか。そして、名残惜しいが帰る時間に。下の写真は帰り際の写真です。
阪井さん、皆さん。今日はとてもいい経験をさせていただき、ありがとうございました。
またぜひご訪問させてください。そしていつか利用者にもなれますように。


デイケアハウス・にぎやかhttp://www.nigiyaka.jp/
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# by tiaokumura | 2006-02-06 18:53 | 日本語教育 | Comments(0)

にぎやかにて

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今日9:30~12:45、「にぎやか」でボランティア。
っても、こっちが遊んでもらったような気がする(自爆)。
これは、辞去する際に撮った写真です。
写真に写ってない人が15人くらいいます。
名前の通り、本当に「にぎやか」でした。

阪井さん、皆さん、ありがとうございました
カールさん、アーラットさん、僕、とても楽しかったです。
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# by tiaokumura | 2006-02-06 14:38 | 日本語教育 | Comments(0)