<   2016年 01月 ( 16 )   > この月の画像一覧

春画展、あります、京都の細見美術館で!

「STAP細胞はあります!」の科学者、本を出しましたね。どのくらい売れるんでしょうか。彼女、どこまで真実を語っているのか、あるいはどこまで事実を把握しているのか。僕なんかは無縁な世界ですが、なんか・・・彼女がかわいそうな気がします。僕、酒鬼薔薇本も読みませんでした。自分、きわめて俗な人間ですが、なんだか、どちらの本も読んじゃいけない気がします。違うのかなあ。
「STAP細胞」はどうやらなかったようですが、「春画展」のほうはあります!こないだのブログ記事で「どこぞの美術館、やってくれないかなあ」ってぇなこと書きましたが、僕のそんな願いよりはるかな先に決まってたんですね、京都での春画展。細見美術館。ここ、僕は若冲で知りました。近くまで行ったことはありますが、まだ入っていない、たぶん(記憶力、どんどん落ちてるんです、自分^^)。今回はぜひ行きたいです、細見美術館。2~4月と仕事が忙しい日々になりそうなんですが、隙を狙って^^京都往復を。

世界が、先に驚いた
春画展
細見美術館

・・・このたび、東京の永青文庫で昨年、開催された日本初の「春画展」が京都に巡回するはこびとなりました。デンマークのコレクターをはじめ、日本の美術館・研究所や個人が秘蔵する鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、葛飾北斎といった浮世絵の大家による「春画の名品」が勢揃いします。
さらに、京都の西川祐信や大坂の月岡雪鼎の作品を通して、上方ならではの春画の魅力に迫り、狩野派や土佐派・住吉派と春画との関係もさぐります。大名から庶民にまで広く愛された肉筆と浮世絵が一堂に揃うまたとないこの機会に、ぜひ「春画の魅力」をご堪能ください。
展示構成:京都と春画 Ⅰ肉筆名品 Ⅱ版画の傑作 Ⅲ豆版の世界
18歳未満は入場禁止
前期:2月6日~3月6日
後期:3月8日~4月10日
開館時間:午前10時~午後6時(3月18日以降の金、土曜日は午後8時まで開館)
休館日:毎週月曜日(3月21日は開館)
料金:前売券1300円 当日券1500円
関連行事イベント:2月10日・女性のための春画サロン 2月20日・女性のための春画サロン 3月12日・講演会 3月27日・講演会
公式サイト:こちら

本展は細川のお殿様からの助言もあったんでしょうかねぇ。細見美術館館長の細見良行さんの「主催者挨拶」、以下に引用。
このたび良き御縁を得、細見美術館において「春画展」を開催するはこびとなりました。この展覧会は、日本初の春画展として、昨秋、東京の永青文庫で開催され、多くの反響を呼んだものです。
細見コレクションの礎を築いた祖父、細見古香庵は、自らの美意識と研究により、世に先駆けて多くの古美術作品を見出し、蒐集することに心血を注ぎました。その進取の精神にも倣い、文化首都、京都での会場として、世界に誇るべき芸術作品の数々をご紹介する次第です。
内外のコレクターや美術館などに秘蔵される優れた春画作品は、これまでまとまった形で公開されることがありませんでしたが、名品の数々が一堂に揃うこの機会に、多くの皆様が春画の魅力に出会ってくださいますことを念じてやみません。
結びに、貴重な作品をご出品いただきましたご所蔵者各位、企画・展示にあたってご指導を賜りました諸先生方、共催・特別後援・後援・協力の各社、各機関のご関係者、ならびにすべてにわたって多大なご尽力を賜りました春画展日本開催実行委員会の皆様に深甚の謝意を表します。
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by tiaokumura | 2016-01-31 09:18 | 美術 | Comments(2)

明日1月31日の「日本の至宝~京舞・能~」、楽しみです。

明日日曜日、眼福・耳福です。

日本の至宝~京舞・能~
多彩で華やかな京舞と観世流の名門 片山家による能の世界
富山県民会館ホール(富山市)
第1部 京舞
地唄 倭文 井上八千代
上方舞 梅の花 祇園甲部芸妓(豆千鶴ら)
地唄 長刀ハ島 井上安寿子
など
第2部
一調 勧進帳 観世銕之丞 吉阪一郎
能 舎利 片山九郎右衛門

YouTubeから以下4つ(多すぎ^^)貼っておきます。
一つ目は先代の井上八千代。こういう映像、残ってるんですね。その次はKANKURO。へぇ~ですよね、故人のTV番組のYouTube版。番組中で、当代の井上八千代が語っています。3つ目は当代・井上八千代(観世三千子かんぜ・みちこ1956-。祖母は四代目井上八千代、父は九世片山九郎右衛門。夫は九世観世銕之丞。娘に井上安寿子)の勲章受章の感想。最後は観世銕之丞の薪能。




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by tiaokumura | 2016-01-30 14:49 | 富山 | Comments(0)

三島由紀夫 展Ⅸ@隠し文学館 花ざかりの森

もうそろそろじゃないかなあと検索したら、僕の予想、当たってました。富山の春告鳥にもなる^^イベント、「三島由紀夫展」の案内。今年も開催されます。もうこれで9回目になるんですねぇ。

新資料でよみがえる
三島由紀夫 展Ⅸ

-「三島、決断の時-『盗賊』から『仮面の告白』へ-」-
三島由紀夫は作家活動に専念するため、わずか9ヶ月間ほどで大蔵省を辞めている。20代前半で、大きな転換期を乗り越えた「三島の決断」に、本人の著述、両親、編集者らの証言で迫る。
会場:隠し文学館 花ざかりの森(富山市向新庄町)
開催期間:2月27日(土)~3月21日(月・振替休日)
休館日:開催期間中の毎週月曜日
開館時間:午前10時~午後5時
観覧料:一般500円 など
会期中イベント:読み聞かせ 記念講話 文章講座
公式サイト:こちら

会期中イベントへの申し込み方法は公式サイトでご確認ください。僕、「記念講話」に申し込みました。ただ抽選なんで当たるかどうか。こないだの富山でのサイエンスカフェ、抽選に外れました。
隠し文学館の杉田欣次館長は、高校は異なりますが同学年です(杉田さんも僕もまもなく古稀です^^)。三島は最近では、又吉絡み?で『命売ります』がよく売れてる、ってぇのが話題になりましたよね。今回の記念講話(館長講話)、どんな切り口で三島に迫るんでしょうね、楽しみです。←抽選で当たって3月6日、急用なんかできなくて無事受講できればの話ですが(激爆)。僕が個人的に興味があるのは三島夫人・平岡瑶子(ひらおか・ようこ。旧姓・杉山1937-95。杉山寧の娘)の三島理解です。

全く話は変わりますが(照)、大坂なおみオニール八菜の活躍で思ったんですが、オコエ瑠偉八村塁サニブラウン・アブデル・ハキームら、いわゆる「ハーフ」(←差別用語、じゃないですよね)の名前、見聞きすること、多くなりましたよね。それぞれのご両親は(以下、父+母)、大坂がアメリカ+日本、オニールはニュージーランド+日本、オコエはナイジェリア+日本、八村はベナン+日本、サニブラウンはガーナ+日本、です。個人的には、八村塁が富山市立奥田中学出身で、僕は彼のお父さん・お姉さんが知り合いなんで、アメリカへ行って活躍するのを心待ちにしています。日本版姚明、です。
ご存知ない方もおられるかもしれませんね。上述の人物は、大坂はテニス、オニールはバレエ、オコエは野球、八村はバスケ、サニブラウンは陸上短距離です。
そうそう、室伏広治は日本+ルーマニアでしたよね。
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by tiaokumura | 2016-01-30 12:48 | 富山 | Comments(0)

今年の展覧会から

去年は東京で展覧会のはしごもしました^^。去年一番良かった美術展は、春画展@永青文庫。すごい混みようでした。細川のお殿様、今年も春画展、やってくれないでしょうかねぇ。あるいは、どこぞ別の美術館、開催に名乗りを上げるとか。
金曜日の夜、BS-TBSで等伯、やってましたね。きっと七尾も出てきてたことでしょうね。僕はあいにく仕事で見られなかった。
以下、新聞情報が主ですが、今年の展覧会あれこれ。去年は観たい展覧会、いくつもありましたが、今年は(今のところ)少ないかも。なお以下には狭義の美術展以外も入っています。

プラド美術館展
王たちの夢。巨匠たちの筆跡。
三菱一号館美術館(東京)
~1月31日
YOKO ONO:FROM MY WINDOW
オノ・ヨーコ|私の窓から

本展は、これまで主に戦後アメリカ美術のなかで語られてきたオノの活動を、出身地である東京という都市の文脈で再考するものです。
東京都現代美術館
~2月14日
ダ・ヴィンチ 天才の遺産 レオナルドと歩む未来展
のぞいてみませんか?天才の頭脳。
グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル イベントラボ
~2月14日
松本清張を魅惑した北陸-ミステリー文学でたどる-
本展では、北陸・富山を舞台にしたミステリー作品を取り上げ、物語の構成に活かされた風土とその魅力を探ります。
高志の国文学館(富山)
~3月7日
ボッティチェリ展
イタリア・ルネサンスを代表する画家、サンドロ・ボッティチェリの日本初の大規模回顧展
東京都美術館
~4月3日
はじまり、美の饗宴展
すばらしき大原美術館コレクション

・・・約1世紀にわたって時代とともに歩んできた大原美術館の活動を、珠玉の名品とともに紹介します。
国立新美術館(東京)
~4月4日
禅-心をかたちに-
本展は、禅宗にまつわる名品により、禅僧たちの足跡や、禅宗の教えが日本文化に果たしてきた役割を紹介し、禅の真髄に迫る。
京都国立博物館
4月12日~5月22日
(東京国立博物館に巡回。10月18日~11月27日)
生誕300年記念 若冲展
本展では、初期から晩年まで、代表作約80点でその稀有な作品世界を紹介します。
東京都美術館
4月22日~5月24日
京都非公開文化財特別公開
法界寺、上賀茂神社、石清水八幡宮、伏見稲荷大社など17社寺
4月29日~5月8日
ポンピドゥー・センター傑作展
シャガール、カンディンスキー、デュシャン、クリストのほか、日本ではあまり知られていない、個性あふれるアーティストも取り上げる。
東京都美術館
6月11日~9月22日
鬼才-河鍋暁斎(仮題)
江戸から明治という激動の時代を駆け抜けた絵師の生涯を代表作を通じてたどります。
県水墨美術館(富山)
6月25日~8月7日
始皇帝と大兵馬俑展
紀元前221年に中国大陸を初めて統一し、「最初の皇帝」を名乗った秦の始皇帝。その秦王朝にまつわる貴重な文物約120件を一堂に集めて紹介する。
国立国際美術館(大阪)
7月5日~10月2日
影絵作家 藤城清治展
美術館の特徴に合わせて水槽や鏡を配置し、アクリル板に仕掛けた照明装置などでさまざまな演出を施すなど、独得な世界を会場に作り出します。
県立近代美術館(富山)
9月16日~11月13日
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by tiaokumura | 2016-01-24 13:52 | 美術 | Comments(4)

言の葉つれづれ:2016年厳寒編(下)

ご当地もそうでしょうか、日本全国各地、。こちら富山も雪、雪、雪で、ごくごく稀に青空が見える。明日月曜日、富山国際学院、休校にすべきか否か、判断に迷うことになりそうです。月曜日の休校の是非、できれば今晩中に、もし難しかったら明日早朝7時までには判断下そうと思います。まずは午前クラス(9時~12時半)について。午後クラス(1時~4時半)は月曜出勤してからになるか。
昨日、F県N市の日本語学校に手入れ。同校在籍語学留学生の週28時間就労オーバー。今朝、I.C.NAGOYAの丸山茂樹先生にその件でメールしたら、先生は海外でした。帰国は26日とか。かの地は暖かいんでしょうね、たぶん。

前記事に続く記事「言の葉つれづれ」です。

山折哲雄
原始的な命をいとわない争いが新しい装いをまとって出てきた。
文明の二つの主軸は宗教と民族だ。その衝突が絡み合って、貧困、差別、紛争などを生み出している。
日本人の意識は・・・縄文的な世界観、農耕社会的な世界観、近代的な社会観と重層化されている。・・・戦争や災害などの危機には右の3層構造の価値観を随時引き出して柔軟に対応してきた。
人間を評価する基準は「知性」「含羞(がんしゅう)」「やくざ性」の三つがあると考えている。
藻谷浩介
人口増加で経済発展してきた「量の拡大」の時代から、人口減少しても衰退しない「質の向上」の時代へと、かじを切り替えなければならない。
福岡伸一
・・・音楽とは人間が自らの外部に作った生命のレファレンスなのだ。音楽は文字通り、生命のメトロノームなのである。
杉本彰子
痛みや悲しみを知る人ほど、優しい。そういう人がもっと弱い人に頼られて、必要とされる喜びを感じ強くなるんです。
池田香代子
あと3年で70歳です。年を取っていいところは、怖いものなしになる、どこにも所属していませんしね。小さいけれど、社会全体の中での役割があると思っています。
種田山頭火
このみちや いくたりゆきし われはけふゆく
デビッド・アトキンソン
国宝は原形をとどめているからこそ国宝です。元の姿をできるだけ守っているからこそ尊重され、非合理なところに意味があります。そこに合理性を持ち込むのは自己矛盾でしょう。(「歓喜院の日本産漆)のことから)
辺見庸
コンフォーミズム(大勢順応主義)の傾向はますます、きつくなってきている。だから場違いなことを試みるってことこそ大事なんじゃないかな。
ダニエル・デ・トーレス
うわさを確かめた経験や、偏見を改めた経験は、他者を拒否する方向に社会が一気に流れ始めた時に、立ち止まってみる力にはなると思うのです。
つまるところは、社会にどれだけ多様性をもたせることができるか、ということなのではないでしょうか。社会が多様であることに肯定的な個人が増えれば、多様性も裏打ちされていきます。異なる背景や価値観を持つ人たちと接するなかで、自分自身を豊かにしていく。これは、グローバリゼーションの時代に生きるすべての人たちにとっての新たな挑戦なのだと思います。

今朝の讀賣新聞、「日本語学校 不法就労助長」の記事。これ、昨日、TVニュースで知りました。実質的経営者・学院理事長・同副理事長が入管難民法違反容疑で逮捕。こないだの「爆買い」の中国人経営者の留学生・バイト時間オーバーに続く悪いニュース。上述のように、海外出張中の丸山茂樹先生にもメールでF県N市の「事件」、伝えておきました。
海外出張といえば、僕は癌になって以降、海外、行ってません。死ぬまでに、できれば西安・福州・瀋陽・カトマンズ・ハノイ・バンコク・上海・ペキンなど再訪したい。日本語教育学会世界大会で行った台北も。妻と二人、個人旅行で行ったパリにも・・・。
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by tiaokumura | 2016-01-24 12:36 | 言の葉つれづれ | Comments(0)

言の葉つれづれ:2016年厳寒編(上)

朝日新聞、かつて大岡信「折々の歌」、人気でした。今は鷲田清一「折々のことば」でしょうか。大岡の「詩歌」もそうでしたが、「ことば」の新聞連載なんて(しかもどちらも「一面」)世界中を見渡しても絶無でしょうね。この間、ポール・ニザンの「僕は20歳だった。それが人の一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい。」が引用されていました。
当ブログのカテゴリー「言の葉つれづれ」、手帳にずいぶんたまってて、2回に分けて載せます。

松浦静山
勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし
室井佑月
権力者たちは弱い者同士がたたき合う構図を作るのがうまい。たとえば、生活保護者をたたく低所得者みたいに。
奥田愛基
人間は皆ひとりで生きるしかなくて孤独だけど、ひとりじゃ生きられない。そんな自分やあなたが個人として認められ、一緒に生きることを支える仕組みが、民主主義じゃないですか。
西岡津世志
自分の決断が正しいと信じ続けているうちは、失敗じゃない。
井上ひさし
難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを愉快に、愉快なことをまじめに書くこと。
クレイトン・クリステンセン
イノベーションの敵はファイナンスである。 
久保田万太郎
湯豆腐やいのちのはてのうすあかり
パンにバタたっぷりつけて春惜しむ
宮武外骨
威武に屈せず、富貴に淫せず、ユスリもやらずハッタリもせず、天下独特の癇癪(かんしゃく)を経(たていと)とし色気を緯(よこいと)とす。過激にして愛嬌あり。
柳井正
企画経営では明確な目標が大事だ。目標は高くてもイメージを持てばクリアできる。自分は超楽観主義で超現実主義だ。理想主義ともいえるだろう。未来を明るくするには、綿密な計画と準備が必要だ。
日本の良さは公益を大事にすることだ。これは強みであり弱みでもある。自分は超楽観主義のために足をすくわれるかもしれないが、超楽観主義でなければ生き残れないのも事実だ。経営に関しては実践がすべてだ。勉強よりもまず実践が大切だ。
王岩(訳)
菜花金黄染大地 月上東天日沈西
菜の花や月は東に日は西に
宮間あや
女子サッカーをブームではなく、文化にしたい。
山田満知子
人生は間違うことが多いものです。でも大切なのは、振り返った時に悔いのない選択をいかにできるか。
村井純
多様性があるからこそ、イノベーションが起きる。
南場智子
日本が新しい可能性を手に入れるには、「答えは一つ」という教育と決別すべきなのです。
樹木希林宝島社広告「死ぬときぐらい/好きにさせてよ」)
人は必ず死ぬというのに/長生きを叶える技術ばかりが進化して/なんとまあ死ににくい時代になったことでしょう。/死を疎むことなく、死を焦ることもなく。/ひとつひとつの欲を手放して、/身じまいをしていきたいと思うのです。/人は死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく輝く塵になりたい。/それが、私の最後の欲なのです。
デービッド・アトキンソン
これからは満足度を高め、リピーター確保と単価向上をできるかの勝負だ。
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by tiaokumura | 2016-01-23 16:18 | 言の葉つれづれ | Comments(0)

癌日記:1月21日、今年初の予約診療

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(1月23日午後・記)
こないだ「10年生存率」、出ましたね。地元紙の北日本新聞には「がんの種類別10年生存率」の表も。僕は「胃癌・病期4」で5年生存率は7.5%(以下、数字は生存率%)。胃癌全体の5年は70.9、10年は69.0。癌は5年が一つの目安だってぇのが、数字上でも証明されたみたい。つまり、多くの癌が5年と10年がさほど変わらない。もちろん例外はあるが。「一般的にがんは5年間再発がなければ治癒したとみなされ、生存率には再発した人も含まれるものの、こうした見方をおおむね裏付ける。」(北日本新聞2016年1月20日付)。僕は大腸・肝臓もガン・サヴァイヴァーで大腸の10年は69.8、肝臓の10年は15.3です。肝臓はずいぶん低いんですね。
新聞の使命でもあるから、こういう記事、載せるのでしょうが、中には読んでショックを受けた方もあるでしょうね。あるいは家族がこの日の新聞を癌患者に読ませなかったケースもあるかも。

1月21日(木)、今年最初の癌・予約診療。勤務先の富山国際学院を中抜け。10時過ぎ、病院着。駐車場、やっと1台スペースあり。受付→外科→中央処置室。ビタミン注射。今回は採血・検尿はなし。中央処置室から外科に戻り、持参した本を読む。今回は2冊持参。
星野源『働く男』(文春文庫)
トドリス・アンドリオプロス原作 タナシス・グキオカス漫画 竹内薫/竹内さなみ 訳『数学ミステリー X教授を殺したのはだれだ! 容疑者はみんな数学者!?』(講談社ブルーバックス)
星野源」ってご存知ですか? 僕は見なかったのですが去年のNHK紅白に出演。去年の11月だったかなあ、星野源の名を通勤中の車の中でFM放送で知った。こういうのもセレンディピティなんかも。文庫本の『そして生活は続く』、読了。宮藤官九郎と似てるなあと思って読み進めてたら、星野は宮藤と同じ事務所とか。星野源はクドカンや松尾スズキと似て俳優・歌手・作家のマルチタレント。『働く男』はオナニーとかコンドームとかAVも出てくるので^^12歳未満は「禁書」かもしれないけど、たぶん、若い人に星野はずいぶん人気があるんでしょうね。TVでいいから実物見てみたい。
『X教授~』は殺人事件の犯人を捜すストーリー漫画。ヨーロッパのマンガですから左開き横書き。犯人探しは容疑者のメモに書かれた数学の問題を解くこと。ほぼ中学3年か数学Ⅰくらいのレベルの問題です。容疑者にはそれぞれ実在のモデルあり。

あまり待たされず名前を呼ばれる。血圧測定。128-85、脈拍数71。体重54.4kg。今年初の主治医Tドク。僕は1回目の手術から間もなく4年半。ドク、いささか感慨深げ。「先生のおかげです」と申し上げる。Tドク、「運がいい」とのつぶやき。胃癌+肝臓癌って、かなり危機的な併合みたい。2回目の手術で開腹した時、癌細胞があったけど死んでたそうです。抗癌剤シスプラチンの効果絶大とのこと。Tドクの体験では、僕のような例は珍しいそうな。1人の人間は1回しか死なないわけだから、本人は何とも言いようがないけど、確かに自分、運がいいとは思う。10年生存なんて夢物語じゃけんど(激爆)。
次回は3月31日(木)。ここんところ8週間に1回のペースだったんですが、10週間後です、次回は。ビタミン注射、採血あり。
会計510円。
アップした写真、病院内の食堂で。力うどん580円の食券を買って持って行ったら、おもちがないとかでキャンセル。天ぷらそば500円にした。あと「あかりハウス」という授産施設でしょうか、食堂内で売ってて豆ごはん250円。ゆっくりゆっくり食事してそばは完食できたが豆ごはんは7割くらい残り、持ち帰って夕食で食べた。
薬局。大建中湯、カモスタット、タフマックEなど6種類。4010円。

午後1時頃、富山国際学院に戻る。4時まで仕事。
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by tiaokumura | 2016-01-21 12:21 | 癌日記 | Comments(0)

新春国際交流のつどい@CiC

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(1月23日午後・記)
1月17日(日)、自分、ワーカホリックじゃないのですが^^、1月22日(金)にスタートする日本語研修の確認もあって富山国際学院に出勤。教員室を開けてビックリ。誰もおらんと思ってたら同僚のKさん(特に名を秘す^^)が執務中ではないか。一瞬、空き巣かと思うた(嘘爆)。この日の昼食を学院の近所のお蕎麦屋さんでせいろ食べてて(僕は初めての店)、お勘定の段になって財布がないのに気付いた。運よく学院にKさんがまだいたので、教員室に忘れてた財布をお店まで持ってきていただいた。自分、じじい化まっしぐら、なんでしょうね(大汗)。
1月17日(日)、午後2時より「新春国際交流のつどい2016」に参加。富山駅南口前・CiCビル5F多目的ホール。これ、もう20年くらい続いているのかも。僕はこれで3回目か4回目か。事前申し込みで当日1000円支払い(富山市民国際交流協会会員は1000円。外国人は500円。一般日本人は1200円)。飲み物・お菓子がもらえる。去年会ったミャンマー&日本の姉妹、会えるかと思ったけど、ご家族4人、見えてなかったみたい。この日のこのイベントでは、学院の元・学生や知人など15人くらいと会いました。
アップした写真、開会まもなくの詩舞「祝賀の詞」。その前に剣舞「日本刀」があった。
当日はアイスブレイクで、名札状のカードを交換しての自己紹介。僕は、パキスタン・アメリカ・中国・ロシアの方々と自己紹介。自分、日本語しかできんので、もちろん日本語オンリーで^^。
プログラム、続いて、日本文化体験(ウルトラクイズ、羽根つき、けん玉、こま、折り紙、輪投げ、竹馬、年賀状、消しゴムはんこ作り、抹茶)。僕は抹茶体験(先生に指導していただきながら抹茶を立てていただく)。次が世界体験(中国・羽根蹴り、韓国・投壺、ロシア・トランプ、スペイン・フェイスペインティング、エジプト・象形文字でネーム作り、中国/韓国・年賀状つくり)。僕は韓国年賀状作り体験。ハングルで「新しい年の幸福をたくさん受けてください」のスタンプ入り。この講師の方(日本人)に外国人と間違われた(激爆)。あと、これは見てただけですが、象形文字、ペインティングがおもしろかった。
ちょっと早かったけど、4時前に会場を後にした。会場では、じゃんけん大会→みんなで歌おう!『世界に一つだけの花』と続いたみたい。翌日の地元紙に小さく掲載記事がありました。富山市には約5000人の外国人。皆さん、幸せな生活を送っていらっしゃったらいいのですが・・・。

「新春国際交流のつどい2016」にはおもしろい後日譚があるのですが、それはまたいつかの機会にご紹介。
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by tiaokumura | 2016-01-17 14:11 | 富山 | Comments(2)

東北BOOK AID

f0030155_1222658.jpg(1月17日午前・記)
今朝(2016年1月17日)の朝日新聞、1.17記事。「21年 命は輝く」「笑って泣いて 明日へ」「あの日の街 私が伝える」。1995年1月17日早朝、TVのニュースで見る「阪神大震災」の惨状。当時は僕は非常勤講師として採用された富山国際学院の1年目が終わろうとしていた。A組かB組で午前授業。オール中国人20名のクラスだった。帰宅してTVを見る。21年なんですね、阪神大震災。
朝日新聞別刷の「GLOBE」は「被災地と復興庁の五年間」。僕は東北地方太平洋沖地震(後に「東日本大地震」に改称)がきっかけでで南三陸町歌津の高橋司さん・ます子さんご夫妻とご縁ができた。去年までの年賀状は仮設住宅からでしたが、今年は枡沢復興住宅からでした。今年のお正月は、お子さんやお孫さんもご一緒に新居で楽しく迎えられたことでしょうね。僕と同世代の高橋さんご夫妻、大変なご苦労の連続でしょうね。僕だったらとっくに挫折し狂ってた、きっと。朝日記事では仮設住宅入居者は2012年3月30日時点の48913戸・117301人から2015年12月1日現在で30293戸・62798人に。依然として多くの方々が仮設住まい。仮設を出られてもまた違った大変さが続く。記事によると、復興には10年間で計32兆円、「単純計算で被災者1人あたり約6800万円になる」。高橋さんたち被災者は全然そんな恩恵を受けてないし、ありがたいという実感、ないでしょうね。

昨日1月16日、「東北BOOK AID」でぷちボラ。3時間ほど会場にいました。BOOK AIDはこれで8回目。古本を定価の1割で買ってもらい、その「売り上げはすべて被災地への支援活動に使用します」(リーフレットより)。アップした写真、会場のパネル。会場には川渕映子さん(東北エイド・代表)も。実にパワフルな方で、僕が尊敬する女性のお一人です。
支援しようと思いつつなかなか活動に移れない、あるいは活動できない、どんな活動ができるかわからない方々。会場に来て古本を買うことも「支援」です。今日が二日目。富山市中心部にお出かけになって会場にいらっしゃってください。CDやゲーム、レコードなどもあります。一部、1割(9割引き)じゃないものもありますが、それでもめっちゃ安いです。

東北BOOKAID
不要になった古本が被災地の人々の笑顔の素になります。
会場:富山市民プラザ2階アトリウム
1月17日(日) ~17時
主催:東北エイド
同時開催:東北エイド活動の記録 東北エイド写真展

東北エイドはさまざまな支援活動を行っています。HP(こちら)であなたも参加できる活動を見つけてください。ブログはこちらです。
余談ですが、古本の保管場所は僕の高校時代の恩師・本木英子先生(旧姓・岡田)の持ち物だそうです。この間、東北エイドに古本を提供する際に初めて知りました。すばらしい先生ですね。去年、高校の同期会でお会いしました(記事はこちら)。その前に「エンジン01」でも。先生は本木克英・映画監督のお母様です。
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by tiaokumura | 2016-01-16 12:02 | 東北地方太平洋沖地震 | Comments(0)

石橋冠監督『人生の約束』

f0030155_1475174.jpg人生の約束
2016年 日本 日本語 120分
映画を撮りたいという強い衝動に駆られました。//かねてから、一本だけ 映画を撮りたいという/夢を持っていましたが、傲慢にもその場合は、/自分が発想した物語を、/自分が愛する風景の中で撮らなければならないと、/頑なに思い込んでいました。//いまやっと、自信を持って撮れる素材につきあたったのが、/この衝動になりました。//もとよりドラマは面白いことが第一です。/そして観客の心を大きな感動で満たさなければなりません。/それが私の信条です。//この物語は「絆」とか「再生」という言葉を声高に使いませんが、いまの日本に必要なメッセージを伝えることになると思います。///石橋冠
監督:石橋冠(1936-)
脚本:吉本昌弘
音楽:吉川清之
撮影:山下悟 水梨潤
美術:宮崎洋
原作:山川健一『人生の約束』
キャスト:
竹野内豊(1971-。中原祐馬) 江口洋介(1968-。渡辺鉄也) 高橋ひかる(2001-。渡辺瞳) 西田敏行(1947-。西村玄太郎) 柄本明 優香 小池栄子 松坂桃季 美保純 立川志の輔 室井滋 ビートたけし 他


映画冒頭、西村や鉄也の苦悩のうちに四十物町から西町に譲渡される曳山。一転して東京、自信満々で事業に取り組むIT関連企業CEO中原祐馬。物語はやがて東京の祐馬と新湊の鉄也が交差し、祐馬が発信したネット記事が基で意外な展開に。祐馬の親友(であり共に企業を立ち上げた)・塩谷航平(鉄也の義兄)の娘・瞳が重要な役回りを果たす。
富山が舞台の映画って、古くは熊井啓監督『黒部の太陽』(1968年。裕次郎、三船、出演)がありますが、近年は木村大作監督『剱岳 点の記』・蔵方政俊監督『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』・隆旗康男監督『あなたへ』などがある。本作は富山県新湊(しんみなと)が舞台。ここ、僕はほとんど行ったことがない土地なんですが、港町で曳山があり、最近は内山地区が観光スポットになっているとか。安倍首相や石破大臣が言わんでも^^活性化しとる町なんでしょうね。いつかゆっくり訪れたい。魚、うまいでしょうね。
映画ロケ地には放生津八幡宮、神楽橋、古新町公民館前、旧漁港、東橋、あずま、万葉線・越ノ潟駅、渡船、旧漁港の埠頭、城端の一本桜、など。←アップした写真北日本新聞「人生の約束」タブロイド版特集号より引用。
1月11日(月・祝)、公開3日目なので空いてると思って9時ころに大都会に行ったら、とんでもない。9時半上映、もう売り切れ。やっと買えた2回目の上映、僕が行った時(上映30分前)はもう開場してて8割り方埋まってた。富山県民って郷土愛に溢れているんでしょうね^^。大都会がこんなに混んでるのを見るのは初めてです。
石橋冠監督はTVドラマ畑の人で、「池中玄太80キロ」「昨日、悲別で」「ラブ・レター」「松本清張 点と線」など。本作が映画初監督。名カメラマン・木村大作の映画監督第1作を連想した。なお、石橋の奥さんは新湊出身です。
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by tiaokumura | 2016-01-11 15:13 | 映画 | Comments(0)