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観世寿夫 能楽講義02『朝長』後半(「花もよ」第19号)

f0030155_15113420.jpg53歳で早世しなかったら、文化勲章だったでしょうね、観世寿夫(かんぜ・ひさお1925-78)。彼の、今から40年以上前、1973年末の銕仙会舞台での観世寿夫師(48歳頃)と生徒の大谷(おおや)いづみとの貴重な音源が残っていて、それを「花もよ」編集室がCD化。僕はそのことを朝日新聞記事で読み、注文した。その「能楽講義01」は当ブログこちらの記事で紹介しています。今回アップした写真は、それに続く「花もよ」第19号表紙とCDです。
前回のCDは解釈や解説が多かった感じですが、今回は謡が多い感じ。トラック番号1(以下「Tr1」と表記)では、『朝長(ともなが)』後半は「悲劇的な語りから抽象的な広がった世界へ持って行く」と説明。手元に『朝長』謡本がないので残念ですが、CDを聴きながらメモ化しました。本記事、それに拠る。富山国際学院の移転後は通勤時間が往復1時間くらいで、このCDは63分27秒なので、1往復で1回聴けます。Tr2「悲しきかなや」Tr3「かくて夕陽」Tr4「御僧に申し候」Tr5「さても幽霊朝長の」と謡が続く。時々往来の車の音が入っているのは、かえって時空離れの幽玄を演出かも(激爆)。大谷への指導もわかりやすい。世阿弥の「一調・二機・三声」でしょうね。Tr4では「調子を低く、遠くへ呼びかける」ように謡えと。Tr7では懺法。「懺法(せんぼう」ってのは仏事でしょうね、朝長の霊が出てくる。ここでの太鼓・大鼓・小鼓、とりわけ太鼓の効果。出端(では)が難しいそうです、寿夫曰く。Tr7「あらありがたの懺法やな」Tr8大谷「あらありがたの懺法やな」の練習。「切るか続けるか、2通りの謡い方」。Tr9「不思議やな」、大谷「げにげに」。Tr10「あれはとも」。詞章に「あしたに紅顔・・・夕べには白骨となって・・・朽ちぬ」が出てきますが、蓮如「御文章」を連想する。これ、オリジナルはどこなんでしょうね。「白骨と」の「はっこ『つ』と」の促音、能ってマスク劇なんで、促音などの特殊伯、独特の発声なんでしょうね。長音・二重母音もそうかも。Tr11原始強吟、大谷「わらべ歌みたい」。Tr13「さる程に」、ここで悪源太・頼朝・義朝が出てくる。それぞれの登場が各フレーズになっていて、という寿夫の説明もわかりやすい。同様にTr14の「3字分、2字分、詰める」って教え方もわかりやすいでしょうね。Tr16では宝生「9拍」と観世の違いに触れる。Tr18「旗は白雲」。Tr19、強吟。他の個所でもそうですが「おもしろい」「おもしろくない」ってのも寿夫の謡の基準になっている。Tr20大谷、Tr21クセ。最後のTr22は雑談風ですが、興味深い発言多々。『朝長』『実盛』は「修羅物の王様」。『野宮』と『井筒』の比較。このころ寿夫はビクターレコ-ドで『野宮』の独吟を録音してた。体言止めについて、『野宮』と『融』の場合。『野宮』の作者の推理(現在は禅竹説が有力)。『朝長』は世阿弥が禅竹に贈った『三十五番目録』に載っているので世阿弥のレパートリーであったことは間違いないが、作者であったかどうかは不詳。

「花もよ」第19号に八世観世銕之丞と大谷いづみの対談(p22)。銕之丞「寿夫の亡くなった年をはるかに超えましたけれど、全然だめだなって感じはすごくありますね。」。僕は、寿夫は革命児、栄夫(ひでお1927-2007)は反逆児って印象である。銕之丞は静夫(しずお1931-2000)が襲名した。
ネットでは「松岡正剛の千夜千冊」の「1306夜 観世寿夫『世阿弥を読む』」がすごい。こちらです。
「朝長」で検索してヒットした「謡蹟めぐり 朝長 ともなが」、僕のようなド素人にはありがたい。こちらです。
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by tiaokumura | 2015-05-31 15:11 | 謡を習う | Comments(0)

王放さんと食事会@華

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(5月30日午前・記)
富山国際学院が、あの当時は「留学生ビザ」ではなく「就学生ビザ」だったのだが、1期生を受け入れたのは2013年4月のことだった。学院の「開校」はもっとその前になるのでしょうね、僕は2014年4月に非常勤講師として採用されたので、開校当時のことは経験していない。
アップした写真の左の人物、ちょっと見、××さんか^^心優しき海坊主(謎爆)に見えますが、富山国際学院1期生のお一人の王放さん。富山国際学院は2013年当時は、東北3省、とりわけ富山県と友好関係にあった遼寧省出身の就学生が圧倒的に多く、王放さんも遼寧省瀋陽(コン・リーも瀋陽出身)のご出身で、ご両親は教育畑の方だったようです。僕は彼の2年目に少し教えたかも。1クラス20名-それまで欧米系を教えた経験しかなかったので、中国人集団20名ってぇのはカルチャーショックだった(激爆)。教室は4F右で、王放さんは1列目の真ん中あたりが座席だったように記憶する。彼、特別目立つ存在ではなかった。王さんは富山国際学院を卒業後、富山大学経済学部に進学、その後院に進む。古希間近な私なんぞは普通なら今頃は年金生活で孫の世話で悠々自適なのだろうが、とほほ、人生の落伍者・失敗者であるが、王放さんは成功者・勝利者になるでしょうね、現在、多角的経営者として日本国富山県で名をなしている。
先日、王放さんが部下のKさんを伴って移転間もない富山国際学院をご訪問。彼、お金持ちなんでしょうね^^我々庶民には高根の花の高級メロン2つご持参。王さん・Kさん・僕の3人であれやこれや話した後、後日食事をしようと言うことで別れる。5月26日(火)、食事会。お店は僕がセッティングした「(はな)」。ここは富山国際学院のスタッフの徳橋さんに教えてもらった店で、僕はこれまでに3回くらい利用している。まったくの偶然なんですが、華のマスターの奥様は僕の教え子だった!! 人生、おもしろい。
食事会当日(王さん・Kさん、僕・粕谷さんの4人)、僕は生ビール3杯飲んだ。飲み過ぎかも(大汗)。王さんがアルコール、ダメってのは、意外だった。食べる方は、砂肝・黒豚・軟骨・エビときゅうり・青梗菜など注文。華ではもっと他に食べるべきものがあったような気がするが、この夜は注文、ちとマズったかも。
富山国際学院ではこれまでに1000人くらい日本語を学んでいるのでしょうね。学習者全員のちゃんとした名簿も、卒業生修了生同窓会組織もない。でもこうして王放さんのように富山国際学院を支援してやろうって卒業生も何人もいることでしょうね。ありがたいことです。「歴史と伝統」って、無縁と思ってましたが、僕が思っている以上に「富山国際学院」は価値ある日本語学校なんかも。
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by tiaokumura | 2015-05-26 18:52 | 美味録2015 | Comments(0)

チャン・イーモウ監督『妻への家路』

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妻への家路』(原題:帰来)
2014年 中国 中国語 約110分
私の記憶をなくした妻は、
今日も隣で私を待ち続ける-。
この世で最も切ない夫婦の愛の物語。
チャン・イーモウ監督
原作:ゲリン・ヤン
脚本:ヅォウ・ジンジー
製作:チャン・チャオ
音楽:チェン・チーガン
キャスト:
チェン・ダオミン(陸焉識) コン・リー(馮婉玉) チャン・ホエウェン(丹丹) ほか
公式サイト:こちら

朝日新聞・富山版で、フォルツァ総曲輪のスタッフが定期的に上映映画を紹介している(「フォルツァ!!」)。先日の『妻への家路』。チャン・イーモウ(张艺谋1951-)監督、コン・リー(巩俐1965-)出演、そして文化大革命が背景とあらば観るっきゃないではないか^^。5月24日午前、観てきた。高倉健の逝去時、『単騎、千里を走る。』も話題になりましたが、これ、イーモウ監督作品です。彼は北京オリンピックの演出も担当。コン・リーは瀋陽生まれ(イーモウは西安生まれ)。イーモウ監督の『紅いコーリャン』(1987)でデビュー。陳凱歌監督『さらば、わが愛/覇王別姫』(1993)など。現在はシンガポール国籍。
映画を観ながら、「岸壁の母」をつい連想した。あれはアジア太平洋戦争での母、こちらは文化大革命での妻と、置かれた状況は異なるが。ラストシーン、賛否両論でしょうね。バレエで主役を射止めるために父を密告した娘、夫だけの記憶が抜け落ちたままの妻、妻の記憶障害回復の希望が閉ざされたままの夫。家族愛・夫婦愛・親子愛はハッピーエンドを迎えることがないまま映画は終わる。余計な情報ですが^^、この映画、「スピルバーグが泣いた!! ”傑作だ”」だそうです。
今朝の日経で道浦母都子がロープシン『蒼ざめた馬』(川崎淶・訳)を採り上げていた。僕も彼女と同じころに同書を読んでいる。あの時代、文化大革命も重なる。否定の先に希望の時代が来ると、中国の紅衛兵も日本の若者も、信じていたのでしょうね。
12時過ぎ、終映。末弘軒本店でワンタンメン+生ビール(小)。極めて暑い午後であった。初夏。
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by tiaokumura | 2015-05-24 09:46 | 映画 | Comments(0)

粕谷謙治さんと昼食@あらさん

f0030155_12321719.jpg民主党の××どもが、政権取って舞い上がったのか、あるいはかねて狙ってたのか、政策×××を実行した。××って名前の女性政治家の迷言も話題になりましたよね。で、民主党はある程度の期間、政権与党持続のつもりだったんでしょうね、数々のシステムを破壊した。自民党憎しもあったんでしょうか。でもその後政権に復帰することはなく、めちゃくちゃにした後遺症を国民は甘受せざるを得ない状態。日本語教育振興協会(以下「日振協」)も民主党の毒牙にかかった。民主党、僕の知る限りでも、難民申請の法律改悪、日本語教育システムの破壊、を実行した。他にも断罪、あるでしょうね。
勤務先の富山国際学院、移転に伴う名古屋入国管理局の書類審査(3枚だった)と現地視察をクリアーして、その後に写真も送って、たぶん「告示校」になれたはず。でももう一つ、3年ごとの審査と移転で、日振協に膨大な書類作りが必要。大きい日本語学校だったら、募集・会計・教務・申請など職掌分担できてるのでしょうが、ウチみたいなビンボー日本語学校、教師がそれぞれに分担して対処するしかない。学院長の僕、募集・申請なども分担してる。で、なんとか日振協関係の書類作り、7割くらい終わって、いよいよ6月4日の同協会の現地視察日程確保までこぎつけた。でも同協会からの指示で、各部屋の面積等、自分でメジャーで測れとのお達し。なんか、日振協が「民主党」に思われてきた(激爆)。
5月23日(土)、休日出勤し、同僚の粕谷謙治さんにも付き合っていただいて、現在使用の5部屋の測定など。メジャー持って女子トイレにも入った。平安の昔、平貞文って貴族、高貴な女性のおまるの匂いに悶絶って「平中物語」、大学生時代に読んだ記憶がある。スカトロジストならぬわし^^、まさかこの年で女子トイレの寸法、測らんならんって、前世の祟りかも^^。この後、各部屋について、図面に起こさなければならない、とほほ、っす^^。
11時半頃終わって、昼食。富山駅前CiC・B1Fの「あらさん」に粕谷さんを誘う。ここ、こないだTVでやってた。「スギ」とかってタレントがここに来てた。同番組では「ブラックスワン」も出てた。いつか彼女に会ってみたい。
アップした写真、左がマスターの荒川数夫さん。粕谷さんに撮ってもらい、ブログ掲載の許可、荒川さんに得てます。川田有紀子先生「観世流華川会」、中学ミニ同期会の2回、「あら川」(かつてあった観音湯の近くにある)を利用したことがある。「あらさん」は同店のご主人の出しているお店。彼、こういうお店やってみたかったのでしょうね。
日本酒って飲みなれていないので、マスターに伺いながら選んでもらい、粕谷さんと二人で味わう。スペイン人やイタリア人なら昼酒OKでしょうが、日本人は昼間っから酒って顰蹙を買うかも(激爆)。でもいいのです、自分のお金で飲むのだし。メニューに日本酒の分類チャートあり。横軸に飲み心地、縦軸に香りで座標化。第1象限が「熟酒」、第2象限「薫酒」、第3象限「爽酒」、第4が「醇酒」です。僕たちは順に「曙(第2象限、以下同じ)」「千代鶴(3)」「太刀山(4?)」「三笑楽(1?)」をいただき、最後は「満寿泉」。こんな風に富山の地酒が飲めるなんて幸せでしょうね。この日の肴は「ホタルイカ天ぷら」「白エビとズッキーニのアヒージョ」「あんこう唐揚げ」「ゲンゲ天ぷら」。〆は冷たい氷見うどん。とろろこんぶのおにぎり、おいしかった。
また来たいお店です。カウンター(8席くらい?)とテーブル席2つ。マスターは、今井美樹のダンナ(略奪婚?)をちょっとソフトにした感じの方です。僕のアホな質問にも丁寧に答えてくださった。

あらさん
新富町CiCビルB1F
営業時間 昼11:30~14:00
       夜16:00~23:00
定休日 火曜日
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by tiaokumura | 2015-05-23 12:32 | 美味録2015 | Comments(0)

癌日記:CT(コンピューター断層撮影)検査

8週間に1回のペースの癌・診療予約。5月21日(木)だった。
8時半、富山国際学院に出勤。9:20、中抜け。学院が移転してから初めてになる「診療予約」。学院-病院は車で30分くらいでしょうか。途中、郵便局に立ち寄る。10時頃、病院総合受付。→外科で受付。→10番・中央処置室。皮下注射。次いで15番・放射線科。待つことしばし、名前を呼ばれ19番・CT室に入る。胸部・腹部のCT検査。CTとは「コンピューター断層撮影」のことで「X線を用いた検査で、体の輪切り、縦切り、横切りなど鮮明な断層写真が、診断に役立ちます」とのこと。僕は発癌後、これで何回になるかなあ、CTをけっこうな回数経験している。CT検査の日は朝食抜き(水はOK)。
10:25から外科で待つ。今回持参した本は
『女性作家が選ぶ太宰治』(講談社学芸文庫)
江國香織は「女生徒」、川上弘美は「母」、山田詠美は「懶惰の歌留多」を選んでいます。高校生の頃かなあ、ご他聞に漏れず太宰を読む年齢で、で、皆と違って僕は「女生徒」が太宰のNo1だとひそかに思っていた。今回読み直して、太宰ってサービス精神旺盛な文体作家(ストーリーテラー)だと思った。本文庫、7作品収録ですが、それらが全て同一作家の手になるとは思えない。なお『男性作家が選ぶ太宰治』も同時刊行です。そっちは興味がありませんが^^。川上弘美(自分、好きです)の「母」の短評-「・・・きわめつきは、最後のひとこと。しびれます。」(p78)。
11時、血圧・体重測定。血圧128-79、脈拍数63拍/分。僕は低血圧な頃もあったが、ここんところ血圧はだいたいこのあたり。体重54.5kg。夕食で茶碗1杯のコメを食べるようになって約1か月(それまではほとんどお米を食べていなかった)、きっと体重が増加してると思っていたのだが、残念、ほとんど増えていない。この日は朝食抜きだったことを考慮に入れても、ちょっとガッカリ。次回は56kgくらいには行きたい。
11:10、主治医のTドクによる診察。皮下注射の説明。僕は胃を全摘。するとビタミンB12が吸収されなくなるそうな。稀に腸内細菌で産出する例もあるそうです。さきほどの皮下注射はビタミンB12のためのもの。ビタミンB12(CPBA)の基準値は233~914pg/mLで、僕は去年11月時点で163だった。次に、PC上の「CT検査報告書」の説明。本来、これは患者に渡さないそうですが、おねだりして^^プリントアウトしてもらった。それによると、検査部位「胸部~腹部 単純CT」、検査目的「胃がん術後進行胃癌 腹膜播種疑いで手術 PST 腹部、肺転移に関して」。診断として「明らかな再発・転移は認められません。」の文字。喜ぶべきなんでしょうね。
次回予約診療はTドクのご都合で7週間後の7月9日(木)に。当日は、採血、注射あり。今年9月頃に大腸ファイバースコープを予定。あと僕はお腹にCPポートってのが入っているのですが、それの除去も今後検討。
11:40会計。「画像診断」が1470点で今回は4920円。
病院の食堂で、鮭+鰈+おにぎり、580円。おにぎりは食べられず持ち帰りに。
薬局、2980円。大建中湯、ウルソデオキシコール、タフマック、ケンエー、カモスタットメシルの5種類。
帰り、本屋に寄って、1時過ぎ富山国際学院に着く。4時まで仕事。
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by tiaokumura | 2015-05-23 09:21 | 癌日記 | Comments(4)

Hanako:金沢、富山、長野。(マガジンハウス)

f0030155_8392558.jpgキモいっ」(←死語?)って言われるかもしれませんが^^、自分、「クロワッサン」「anan」「Hanako」のメールマガジン、取ってます。たぶん無料、ただし要登録。今はあまり買わなくなりましたが、自分、雑誌好き人間。それに日本語教師やってるといろんなことを知ってたほうがいいので、雑誌ってそんな雑情報(まさに雑+誌)の宝庫で(たぶん今はネットが代替してる時代かも)、そんなこともあって、3誌のメルマガ、取ってるのかもしれない。←理屈っぽい(大汗)
先日のHanakoのメルマガで近刊の案内あり。曰く、
“きれい”とは何か思い出させてくれる金沢、富山、長野。
北陸新幹線の開業からしばらくたった今こそ訪ねるべきです。
ふらっと出かけて、おいしいお茶と和菓子でほっとしたい!
自然と調和した懐かしい街並みを歩いて、きれいなもの、
かわいいものに触れたい! おいしいものも味わいたい!
そんな願いが本当に叶う、週末旅にでかけましょう。

通勤途中にある本屋さんで購う。アップした写真、その表紙です。
Hanako
No1087 2015年5月28日号

ほんとに近くなりました。だから、週末ふらっと、
金沢、富山、長野。
マガジンハウス
570円(税込)

富山では「松月」「桂樹舎」「スターバックスコーヒー富山環水公園店」「喫茶チェリオ」「月世界」「糸庄」などが出てます。
富山市は、「立山連峰に富山湾。山と海に囲まれ、大自然の恵みをいっぱいに受ける富山は、風光明媚な景勝地や新鮮な食材の宝庫。港町・岩瀬や手すき和紙で知られる八尾など、富山市内でも各地に伝統的な文化や生活が息づいている。」と紹介されている。そう、確かにかつての「婦負郡(ねいぐん)八尾(やつお)」は市町村合併により今や「富山市八尾」なんですね。現在の富山市、周辺の町や村を合併吸収して、同誌によると人口41万8979人。30万人台と思ってました、自分。面積は1241.77㎢ってんですから、富山県の半分くらいじゃないのかしらん。
お取り寄せ」もはやりなんでしょうね。富山は「細工かまぼこ」「ます寿司」「ほたるいか沖漬け」「宇奈月ビール」「スモークド氷見牛」「しろえび姿干し」など。

本誌タイトル「金沢、富山、長野」。3つの組み合わせって6通りあるわけで、その中からこの順序。東京からの距離からいけば「長野、富山、金沢」、知名度(人気度)からいけば「金沢、長野、富山」でしょうか。「富山」が2番目に配列って、編集部の意図、那辺にあるんでしょうね。ただ実感としては、北陸新幹線開業は金沢の圧勝でしょうね。GWに金沢通いして、金沢の観光客のすごさに圧倒された。富山は、実に寂しい状態。もうさびれている印象すらする。本誌も3都市のページ数、金沢が富山+長野より多そう。「木村佳乃さんと金沢のきれいをめぐる旅へ。」の折り込み特集12パージも。彼女、「鈴木大拙館」「金沢21世紀美術館」「兼六園」「茶房 一笑」などを訪れています。
昔、「アンノン族」が雑誌片手に神戸・横浜、清里や軽井沢や白馬に出没。今世紀の今、この雑誌を片手にHanako族、富山を訪れてくれるのかしらん。
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by tiaokumura | 2015-05-19 08:39 | 富山 | Comments(0)

健康マージャン第2回定例会

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3月・4月は何日か休日出勤をしたが、5月は今のところ土・日・休日は無勤日。とはいえ、組織トップとしては、休み中といえども、富山国際学院生に何かあれば(事故・事件・トラブルなど)出動^^すべくスタンバっておかなければならないのですが、まあ今のところ5月は無風です。薫風と言うべきか^^。
5月17日(日)、午前9時前、歩いて家を出る。途中コンビニに寄り、讀賣・日経を購う。ポートラムで富山駅北口。そこから地下通路を通り(通行量調査をやってた)、富山駅南口。ちょっと道に迷ったが、この日のお目当てのビルに入る。この日、先日申し込んでおいた、
富山県健康マージャン・第2回定例会
に参加。4F受付で2000円払う。このマージャン、僕は2回目の参加です。前回も当ブログに記事があるはず。
前回は女性が10人ほどいらっしゃって、「へ~、マージャン、女性にも人気があるんだ」と感心したものですが、この日は女性は5人くらい。全部で44人参加。11卓。ルールは、東南風で、喰いタン・後付け・裏ドラなど、なんでもありなマージャンです。イマドキはそうなんでしょうね。各回戦・時間は50分で、それを超えると新しい局に入らない。
10時開始。この日の僕の成績は
1回戦 +11200(2位)
2回戦 -8200(2位)
3回戦 -12700(3位)
4回戦 +19000(1位)
でした。前回よりは成績アップかも。トータルで+9300、44人中19位。まずまずでしょうか。20位だとキリ番で何かもらえたみたい。残念^^。この日の1位は+83400で女性の方でした。
マージャン大会、昼前に終わると思ってて、昼食はCiCのB1Fに最近できた「あらさん」でと思ってた。だが結局終了は3時過ぎ。昼食は部屋にあったサンドイッチとホットコーヒーを100円+100円で購入して室内で食べた。
アップした写真、スタッフの方に4回戦終了後、成績発表の前に撮ってもらった。

この定例会、毎月やっているみたいですが、6月は僕は仕事が忙しそうなので不参加。7月12日(日)に参加しようかと思っている。「富山県健康マージャン愛好会」のHPはこちらです。
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by tiaokumura | 2015-05-17 14:16 | 富山 | Comments(0)

惣万佳代子さん、フローレンス・ナイチンゲール記章、受賞

当ブログは、ごく稀に自分の意見や主張を披歴することもあるが、まあ、それはほとんどなく、僕が出会った人(有名・無名を問わず)・もの(食や本など)・コト(イベント・できごとなど)のご紹介ブログである。
当ブログに登場する「人」は女性のほうが多そうな気がする。川渕映子さん・阪井由佳子さん・青木由香さん・原和子さん・堀江節子さん・村川いづみさんなど。惣万佳代子さんもそんなお一人、私が尊敬する女性のお一人である。当ブログで「惣万佳代子」で検索すると30件以上ヒットする。当ブログ「惣万佳代子」初出(たぶん)の記事から、以下、一部引用。

惣万佳代子さんのお名前を知ったのは、93年頃だったろうか。富山赤十字病院の看護婦だった惣万さんたちが「日赤ちゃいい病院ながやけど、病院で看護しとってもあかんちゃ、限界があるが。わしらが今立ち上げんならんが」(←これは僕の「創造」も入ってますが、惣万さんは富山弁のネイティブ^^)と考え、作られたのが「このゆびとーまれ」(前は「このゆびと~まれ」だったような気がする)。そこでは、赤ちゃんもお年よりも、障害があってもなくても,みんなが一緒に過ごす。今でこそ「富山型デイサービス」として全国区になっているが、フロンティアは惣万さん。大変なご苦労があったことだろう。そのうち社会の追い風。いや、時代が惣万さんにようやく追いついたと言うべきか、行政が動き出した。いや、これも、惣万さんが行政を動かしたと言うべきであろう。
00年だったか、ひょんなきっかけで「サンフォルテフェスティバル」(「男女共同参画社会」関連のイベント)のボランティア(実行委員)をやった。委員でシンポジウムを企画することになってその人選。今にして思うとずいぶん図々しいことだったと思うが、僕は自分好みの人選をやった。その当時自分が一番関心のある人を呼ぼうとしたのだ。僕(たち)が考えたメンバーは、惣万さんの他に、浅生幸子さん(現在・富山市議)、竹嶋身和子さん(韓国雑貨「チング」店主)、そして男性は地元の人気アナ相本さん。交渉成功。イチロー・松井・松坂・金本の揃い踏みのような豪華キャスティング! ただ時代に早すぎた人選だったかもしれない。駅前でチラシ配りもしたが、期待した数の聴衆には達しなかった(ごめんなさい、4人の方々!)。でも、4人が一室に集まっているのを見たときの感激、白熱したシンポジウムは、自分の人生で貴重な体験として残っている。4人の方々は今、当時以上に活発にご活躍されている。

以上、2006年2月2日「富山型デイサービス」より一部引用。
惣万佳代子さん(NPO法人「このゆびとーまれ」理事長)が第45回フローレンス・ナイチンゲール記章を受賞。正式には後日、美智子皇后から授与されるようです。
WikipediaによるとFlorence Nightingale Medalは、「赤十字国際委員会が看護に功労のあった看護師及び応急手当てにおいて著しい貢献をした篤志看護補助師など」が対象だそうで、日本人は1920年の萩原タケから2013年の久常節子・金愛子まで107人が受賞。

富山県女性で既に「全国区」な惣万さんですが、今回の受賞でworld-wideかも^^。彼女、KNBTVの番組でおっしゃっているように「(富山型デイサービス)って、例えば東南アジアとかアジアの文化なんですよ、だからもしかしたらこの方式が外国に行く可能性もある」。「TOYAMA」が「地域密着、小規模、多機能」施設を表す国際語になる日が来るかも。
なお、「このゆびとーまれ」は富山県のNPO法人第1号です。第2号は確か「にぎやか」(阪井由佳子理事長)です。うち(富山国際学院)は80番目くらいかなあ。富山県内のNPO法人は現在400くらいでしょうか。「富山型デイサービス」が多い。
「このゆびとーまれ」では、何年か前に、富山国際学院の当時僕が担任をしていたクラスの学生数名のボランティアをさせていただいたこともある。
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by tiaokumura | 2015-05-16 11:49 | 富山 | Comments(0)

言の葉つれづれ@2015年5月

蓮如
我やさき人やさき、けふともしらずあすともしらず、おくれさきだつ人は、もとのしづく、すゑの露よりもしげきといへり。されば、朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。
デービッド・クリスチャン
19世紀の偉大な哲学者たちは普遍的な思想を持っていた。研究を深めるために専門化が必要だったが、横につなげる努力がなかった。例えば環境問題を考える。化学や気象学のほかに経済や国際政治の知識も必要だ。ビッグ・ヒストリーで、知識の断片をつなげて大きな地図にするヒントが得られる。
高村薫
・・・いま世界で起きているのもたんなるテロではなく、イスラム教の信心と西欧の市民社会の衝突である。新聞社襲撃のあと、フランスに広がった絶望の深さに言葉を失う。私たち日本人は、イスラム世界の信心や価値観が西欧社会を揺るがし始めたことの意味を、正しく理解することが出来ているだろうか。
オリバー・サックス
・・・人は誰もが、かけがえのない個人であり、自らの道を見つけ、自らの人生を生き、自らの最期を遂げる定めにある・・・
アルベルト・アインシュタイン
学校で学んだことを一切忘れてしまった時に、なお残っているもの、それこそ教育だ。
有馬純子
ぽっちゃりは気になるだろうでっぷりになってしまえばそれだけのことよ
イチロー
小さなことを積み重ねることが、とんでもないところにいく、ただ一つの道だと感じている。
黒田博樹
常に100%の状態でマウンドに上がれることはない。
松浦弥太郎
成功の反対は、失敗ではなく何もしないこと。
細川ガラシャ夫人
散りぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ
見城徹
結果が出ない努力は意味がない。
どんなヒットも、一番最初は「これを世に出したい」という僕自身の、たった一人の熱狂しかない。
住岡夜晃
念願は人格を決定す 継続は力なり/真の強さは正しい念願を貫くにあり
遠藤周作
本当の大人というのは、自分のすること、なすこと、必ずしも正しくないということを身にしみて知っている存在である。
寺田寅彦
好きなもの苺(いちご)珈琲(コーヒー)花美人 ふところ手して宇宙見物
客観のコーヒー主観の新酒哉(かな)
遠雷(朝日新聞「経済気象台」)
学校もまた「経営品質」が問われる時代になったのだ。特に教育の「能力」と「中身」が問われている。・・・学校とは何か、特に実学か教養かは、永遠のテーマである。学ぶというのは、その両方の側面を持っているからだ。・・・学生が集まらない学校には、国は補助金を出す必要もなかろう。
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by tiaokumura | 2015-05-10 10:48 | 言の葉つれづれ | Comments(0)

ラ・フォル・ジュルネ金沢2015@5月5日

f0030155_9264544.jpg(5月9日午後・記)
5連休の真ん中3日間、僕は「ラ・フォル・ジュルネ金沢2015」(以下「LFJ」)で金沢に通う。今回のLFJブログ記事3つにアップした写真は「鼓門」です。金沢は能楽(観世ではなく宝生流)が盛んな土地柄。前田藩ですもんね。鼓門の設置はそんな関係からでしょうね、金沢文化の象徴でもある。これができた当初は、強烈で評判悪いところもあったでしょうが、今や金沢を代表する風景で人気スポット。観光客、よくカメラに収めています。

5月5日、LFJ最終日。
セルゲイ・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
コンチェルト・ブタペスト
アンドラーシュ・ケラー(指揮、ヴァイオリン)
J.S.バッハ:
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ短調 BWV1060
ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV1041
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
*あのフランク・ペーター・ツィンマーマンの息子です、セルゲイは。「へ~」ですよね。1991年生まれ。2011年にN響と共演。皆さんもそうでしょうが、「ヴァイオリン協奏曲 第1番」、僕、好きです(照)。

チョン・ミョンフン(指揮、ピアノ)
東京フィルハーモニー交響楽団

モーツァルト ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488
ほか
*今回のLFJの目玉の一つでしょうね。チケット入手難しいかと思ったのですが2500円でゲット。でも席は2階でステージ向かって左袖(L1列11番)。高所恐怖症な自分、着席時ちと怖かった^^。プログラムの「ほか」ってなるほど。開演直後、ミョンフンが一人で登場、ピアノ演奏。曲目はあの^^「きらきら星」です。観客、大喜び。メインの「ピアノ協奏曲」の後にもアンコールでピアノ演奏のサービス。LFJってアンコールしないのが普通と思ってたのですが、これ、特別なんでしょうね。ずいぶんサービス精神が旺盛な方です、彼は。ミョンフンは富山のオーバードホールのポスターで公演案内をときどき見ている。料金が僕が手が出ないレベル。で、いつか聴きたいと思ってて、今回念願が叶った。2500円、安いと言うべきでしょうね。

アビゲイル・ヤング(ヴァイオリン)
オーケストラ・アンサンブル金沢

ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲「四季」
*「オーケストラ・アンサンブル金沢」(OEK。初代監督は岩城宏之。当代2代目は井上道義。彼、「北朝鮮」で問題になりましたよね^^)はもちろんLFJ常連なんでしょうが、僕は意外と聴いていないかも。ヤングはOEKの第1コンサートマスターです。僕、今年のLFJの最後にこのプログラムを選んだ。なんてたって^^「四季」ですもんね。全曲(3曲×4季=12曲)を一度に聴くのも、これも意外かもしれないけど、僕、初めてかも。

今回の金沢旅、次の2冊を携帯。
近藤彰『どーもの休日』(風媒社)
野田宇太郎『新東京文学散歩』(講談社学芸文庫)
『どーもの休日』は確か讀賣の橋本五郎の記事で知った。近藤は僕と同じ癌患者。彼は膵臓(スティーブ・ジョブズもそうだった)、僕は胃・大腸・肝と、癌の部位は違いますが、ステージなど共通も。抗癌剤TS-1、近藤も服用。今回の金沢往復で『どーも』読了。バス・電車って、「馬上」(後の二つは、枕上、厠上でしたっけ?)でしょうね、読書には最適な環境。
野田本は20代で読んで以来かも。書名、「新・東京文学散歩」ではなくって「新東京・文学散歩」です。戦後の東京が「新東京」。21世紀の東京とはかなり異なる。
5月5日の昼食は「竹の子ごはん」(石川県立音楽堂内で購入)+「プレモル500ml」(金沢駅構内コンビニで購入)。金沢駅コンコース内で飲食。ステージではジャズ演奏。通奏低音とコード進行など、バロックとジャズって、何百年&ヨーロッパ・USA空間と時空隔ててますが、親和性あるんかも。竹の子ごはんとバロックだって、ひょっとして共通点あるかも。150年間のバロック、こうして金沢の文化にしっくりと溶け込んでいるのでしょうねぇ。
小腹がすいて(照)、金沢駅構内に入っているドンクでコーンパンとクロワッサンを買って食しました。
この日、コンサートの合間、暇を持て余したところもあって後悔も。「金沢ふるさと偉人館」で「反骨のジャーナリスト 桐生悠々」やってたのですね。行けばよかった。こないだ「島田清次郎」展が金沢であったのですが、結局行かず仕舞いだった。桐生悠々展、8月30日まで。できたら行ってみたい。悠々は、大学に進学時に長野高校出身者から聞いたか、あるいは臼井吉見(うすい・よしみ1905-87)からか、あるいは白馬時代に信濃毎日新聞(信毎)からか、どうやって知ったか覚えていない。
5月5日、僕のLFJが終わり、金沢駅バスターミナル2番で高速バス待ち。5:20発の高速バス、すごい行列。最後の一人に滑り込みセーフ。ラッキー。富山駅6時半過ぎ着。富山、ずいぶんひっそり。日本海側でNo1が金沢なんで比べてもしょうがないんでしょうが、駅及び周辺の飲食も土産も貧弱。金沢の百分の一かも。「北陸新幹線」、せっかく開業しても、これじゃ、その経済効果、生かせてないでしょうね。コスパ、どうなってんけ、かも(激爆)。

GW期間中、富山国際学院の学生に事故・事件などあったら、僕のケータイに連絡があるようにスタンバってた。仕事関係、何件か、TEL・メールありましたが、学院生の事故事件通報はなかった。GW明けに顔を見るまで安心できませんが、まあとりあえずは一安心だった。来年のGW、取りようによっては10連休も可かも。どんな年になるんでしょうね。ちなみに今年はシルバーウィークもあります。
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by tiaokumura | 2015-05-05 09:26 | 音楽 | Comments(0)